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真夏の果実

2023/9/4

ヤマボウシの実は真夏の果実。

畑のブルーベリーが終わって少し間が空いて赤く熟し始め、毎朝のようにハシブトガラスとヒヨドリが争奪戦を繰り広げているのだが、寝室の前なのでこれがなかなかに煩い。

ヒヨもカラスも子育ては終わっているので、親も子もなく入り乱れる感じだ。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

赤いと言えばホウノキの実も。写真は半月くらい前なのでまだ薄い色合いだが、今の時期はこっちももう熟し始めているだろう。

恫喝するIT

2021/6/12

今度新設されるらしいデジタル庁。その準備中のWebサイトには「人に優しいデジタル化」と書かれている。

ところがその担当ワニ大臣は、五輪がらみのアプリ開発事業で「グチグチ言ったら干す」とか「NECには死んでも発注しない」とか、NEC会長名指しで「脅しておけ」と言い放って、これの一体どこ探したら「優しい」などという謳い文句があるのやら。

もはやヤクザと同じ所業と物言いでしかないな。

だいたいだ、iPadを使っているぐらいの理由で「ITに長けた政治家」と持ち上げられて徴用されるなど片腹痛いわ。笑わせんなって話だぞ。

そのワニ野郎も電通出身らしいので、もう昨今の業界事情の分かり味が深すぎてアホらしくなってくる。もうつくづく台湾のIT大臣が羨ましい。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

久しぶりにサンコウチョウの声を聞く。一瞬、森の奥をヒラヒラと長い尾羽が見え隠れしたが、林床がちょっと藪過ぎて足を踏み入れるのに二の足を踏んだ。

見上げると手が届きそうな高さにホウノキが花を開いていたが、基本的に高木なのでなかなかこの距離感でお目にかかることはないかな。

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NTTで思い出す

2020/9/29

NTTがTOBでNTTドコモを完全子会社化するという話だ。買収額は4兆円を超えるとのことで、国内では過去最大のTOBということらしい。

もともとは電電公社の民営化時に移動体通信事業が分離..市場競争原理を求める国策だった..され、本体の分社化後にそのままNTTドコモとして現在に至っていたはず。

当時はNTTグループ内でも際立って優秀な人材が集まっていたと記憶していて、仕事の関係でNTT系の子会社には結構出入りしていたことがあったが、ついぞドコモだけはお呼びが掛からなかったな。

それがいわば元サヤに収まるという話で、分離された当時とはかなり事情が異なってきたということなのだろう。通信事業はインフラの問題もあるし、まあどう考えても完全子会社化するほうが良いに決まっている。

ご多分に漏れずかく言う拙者も数年前に格安スマホに変えたので、ドコモはすでに直接関係ないのだが、思えば結構な無駄金を20年近く払ってきたなと、思い出すと少々ムカつくなw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / 手持ちハイレゾショット / ホウノキ

80年代後半のNTTの民営化時、株価の初値は軽く100万超えで始まり、見る間に300万近くまで高騰したのをよく覚えている。世はまさにバブル景気の始まりだった。

それが今日現在(16時頃)では2230円ということで、まあ何とも隔世の感ありだな。

当時の知り合いに親戚の関係とかでNTT株を数株?持っていたヤツがいて、一株100万で買ったは良いが、その後に売り出すタイミンを見誤ってそのまま泣き寝入りしていたと記憶している。

バブル時代を生きてきたので株絡みでの悲喜こもごもはいくつも見てきたが、やはりある種の嗅覚を持ち合わせていないと、あの世界で生き残るのは難しそうだな。

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いかにも怪しげな企業だと世論も気がついた「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」。

空前絶後ののろまさで世界をアッと言わせたケチな持続化給付金事業の請負先であるが、どうやらその設立そのものに経産省が一枚噛んでいることがわかってきた。

事業実態がないのに20億もの金を中抜きしていることが露見しているが、◯通やパ◯ナなどアレのお友達企業に仕事が流れる仕組みを所管官庁自らが率先している可能性を指摘されていて、政治だけでなく官僚までも国民の裏をかく行為に手を染めているのかと巷では悪評三昧である。

つい先月には、法務省自ら賭け麻雀は賭博ではないと認めてしまっているが、今度は経産省が委託業務丸投げとトンネル会社の中抜きという予算の無駄を良しとしている辺り、この国はどんだけ適当なんだと呆れるばかりだ。

そこまでいい加減で国が回るのであれば、税金なんか納めなくても良いとか何とか財務省が認めてみろよ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

最近はフィルムシミュレーションに新たに追加されたクラシックネガを使うことが多い。

名称にある通りネガフィルム(SUPERIA)をシミュレートして再現しているのが特徴で、彩度を抑えつつコントラスト高く表現される。

特にPROVIAとは緑の再現では対極な雰囲気となり、カスレ感のあるトーンがどこか懐かしいネガフィルムっぽい雰囲気を感じさせる。

フィルムシミュレーションではCLASSIC CHROMEをよく使っているが、しばらくはクラシックネガにもハマりそうだ。

とうとうその日がやって来た、と言うほど大げさの話ではないのだが、近年県内の生息域を北へ北へと広げているガビチョウが、我が家の庭にもやって来たのだ。

ここ10年くらいで近所にはすっかり定着してしまって、そのせいか餌が競合するクロツグミが減ったように思えるのは気のせいではない。まったく厄介な侵入者である。

そんな厄介者が、仕事場脇のシラカバの中で例の盛大な鳴き声を響かせてくれてちょっとビックリ。ちょうど電話中だったので、電話の向こうでも「何の騒ぎですか?」と訝しむ声がw

積雪のある地方では少ないと言われているが、この冬には隣の川場でも声を聞いているので、もうそういう状況はお構いなしなのだろう。

電話を切ってもまだ鳴いていたので、撮影しようとゆっくりブラインドを上げたが、一瞬目があってから速攻で逃げられた..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

悪魔の実、いやホウノキの実が赤く熟し始めている。大きさ的にはガビチョウくらいかねぇw

そのまま即凶器に転用できそうな形状だが、これはホウノキの実である。夏うちは緑色だが、秋になって熟すと赤くなる。どことなくドリアンに似ていて食べられそうだが、食用ではない。

ただ、以前にカラスが突いているのを見たことがあるので、人以外には食べることができるのだろう。昔は下剤など薬の代わりに用いたという話も聞くが、実のところは定かではない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

今年は庭のブナが豊作。夏になって連日のように村内でクマの目撃情報があり、うちの地区でも何回か出没騒ぎになっているので、是非ともクマを誘致したいぞw

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朴葉

2018/6/12

ホウノキは樹高が高く成長することで知られており、高いものでは優に30mを超える高木も見られる。その上さらに葉も大きく、トチノキと並んで日本産では最大だ。

大抵は単独で生えていることが多く、森の中でもよく目立つが、樹高が高いこともさることながら、周囲に他の木々が生えていないことがその理由だろう。これはホウノキが出す他感作用の影響で、他の植物の成長が阻害されることに起因する。

いわゆるアレロパシーというやつで、ハリエンジュ(ニセアカシア)やアカマツなども同様に他感作用を示す。それ故にいずれも単独種で林を形成するが、面白いことにホウノキの場合は他感作用が自分自身にも影響するのか、ホウノキ林というのは見たことがない。

他の植物を寄せ付けないというのは、生き残りを掛ける意味では当然の戦略だが、この場合何となく策士策に溺れる的なものを感じでしまうのは拙者だけだろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. / 開く前の花

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 開いた花
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / 葉は日本産では最大

高木故になかなか花を近くに見る機会がないのだが、このホウノキはまだ樹高も5m足らずと低いので、花を近くで撮ることが出来た。

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