いくらシカが増えたと言っても、夜間ならいざしらず、この季節の昼の日中にシカを見ることは稀だ。出産したての子連れなら尚更で、昼間は森の奥でじっとしているはずである。

シカの子供を襲う天敵、つまり肉食獣が存在しないので、基本的には身に危険が及ぶ可能性は低いのだが、常に食料として付け狙われてきたその立場では、本能的に身を隠すという性からは逃れられないようである。

森にはクマがいて、実際シカの子供を捕食する可能性もあるが、シカの子供は生まれてすぐに立って走ることができるので、不意を襲われない限りクマが餌にありつくのは難しい。

明治以前なら日本にもオオカミが居て、群れでシカを狩りてていたことは想像に難くないが、ニホンオオカミはすでに絶滅している。同族として場所によっては野犬の群れがシカを襲うこともあるようだが、それは今のところ限定的だ。

米イエローストーンでの成功例を元に、日本でもオオカミを導入してシカ対策を宣う連中もいるが、国土の狭い日本でオオカミの群れがシカ以外の生きものを襲わない保証などどこにもないので、どう考えてもそんな都合のいい話に落ち着くわけがない。

件のイエローストーンでは家畜を襲う個体が増えたので駆除対象にしてるしね。

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR x1.4

森の中を歩いていて不意に視線を感じる。

ゆるゆると周囲を探すと、反対側の林縁にシカのシルエットが浮かんだ。尻の白い毛を開いて完全に警戒モードで、こちらがカメラを構えると途端にキョン鳴いて走って逃げていった。

千年の単位で手厚く保護されてきた奈良公園のシカとは大違いだ。

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前線が下がったもんで梅雨に逆戻りのようなムシムシしとしと天気に閉口。ま、今週から恒例の月末戦線に突入なので、どのみちフィールドには出掛けられないけどね。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

隣のSさんちの耳割れ。今日は呼ばなくても向こうから振り向いた。まだ冬子の仕込みには早いように思うが、ここ数日は朝早くから近所でニャーニャーうるさいぞ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

突然林床からキジが鳴きながら飛び立ったと思ったら、すぐ近くのヒノキの横枝に留まった。

鳥屋からは十数年前に足を洗ってはいるが、それでも商売柄、野外で鳥を見る機会は多い。が、キジが木の枝に留まるのはを見たのは初めてである。正確には死角になって見えてはいない..故に写真もない..のだが、その枝が揺れているので間違いない。

近縁のヤマドリが木の枝に留まる写真をどこかで見た記憶があるので、まあそんなこともあるのだろうが、何となく勝手に留まらないと思いこんでいたから、自分でも驚いたのだろう。思い込みって怖いねぇ..

家人にその話をしたところ、「鳥なんだから当たり前でしょ」と一蹴されてしまった。思い込みのない人たちって良いよねぇ..

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

ねっとりとした湿気っぽい空気が漂い、晴れてはいないもののジッとしていても汗が滲んでくる。日本列島を南海の湿った空気が覆っているからで、さながら台風前夜のようである。

カテゴリ:季節感, |タグ:

例年なら7月頭に姿を見せる高原避暑トンボだが、今年は遅れに遅れて今朝ようやく初認である。ここまで遅いのは記録的だが、やはり5月までの低温が影響しているのだろうか。

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR x1.4

例のごとく畑の電柵に留まるアキアカネ。まだ数は圧倒的に少なく、避暑トンボ軍団と化すにはもう1日2日掛かるだろう。

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ノスリ一休み

2017/7/21

近所で繁殖中のノスリだが、今年は3羽が巣立ったようだ。例年は2羽なので、今年は成績が良い。駄犬の散歩で演習林に入るとピーピーと大騒ぎだが、じきにこの森からも飛び出していくだろう。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ノスリはハイタカ族と違って見た目で雌雄の判断がつきづらい。ペアで飛べば大きさの違いで判るけどね。

アカマツの営巣木は森の中ほどだが、林縁部に立つこのモミによく留まって休んでいる。こちらを見留ても逃げるでもなく、どこか一休みといった風情だ。

カテゴリ:猛禽|タグ:

スズメが今年は庭の巣箱を使ってないなぁと思っていたら、隣家との間にある電柱の変圧器?を載せている支柱の穴を使っていた。

庭の巣箱はブナの幹と横枝に挟んであるのだが、いつぞやの風で揺れたせいか出入り口が母屋の方を向いてしまっているので、人の出入りもあって避けたのかもしれない。

何もそんなところでと思うが、スズメにはスズメの事情があるのだろう。それに昨年までの個体が入れ替わった可能性もあるしね。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

電柱の下を通り掛かると、頭上からシャワシャワと雛の声が降ってくる。庭にはすでに先月巣立った幼鳥たちがたむろしているので、今は2回目だろう。

カテゴリ:|タグ:

梅雨明け

2017/7/19

平年より2日早く関東で梅雨明けした。一部地域では水不足が続いているようだが、関東の水瓶たる利根川水系のダムは軒並み満水で、最源流部の矢木沢ダムでさえ98%というから今夏の水の心配はあるまい。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この季節には珍しい黄色い花をつけるのは月見草ことマツヨイグサ。ちょうど梅雨明けの今頃にポツポツと咲き始める。

竜巻警報

2017/7/18

村の防災無線がクマ出没中のお知らせに続いて、竜巻警報を鳴らしていた。窓の外に目をやると、上州武尊山方向の空が不気味にどす黒くなっているのが判る。

傍らのiPadで雨雲レーダーを表示して雲の動きを確認すると、赤城高原には流れて来ないのが判ったが、一応庭先に転がっている風で飛びそうなものを物置に仕舞い込んだ。まあ念には念を入れよである。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

平野部では雹が降ったとか騒いでいたが、赤城高原は何事もなく今日も無事に日が暮れた。

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水滴キャベツ

2017/7/17

今日は午後まで、この時期にしては珍しく過ごしやすい一日であった。ここ数日、ジッとしていても汗ばむような陽気続きであったが、高原を吹き抜ける風が文字通り爽やかで心地よい。

屋根の上をヒリリ、ヒリリとサンショウクイが行き交い、近くの雑木林からはヒーフーヒーという素っ頓狂なイカルの声が聞こえてくる。

それでもさすがに午後も中盤に差し掛かると、西風がやや熱気をはらんで気温が上昇、今シーズン初のエゾゼミが鳴き出した。

LUMIX GH5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

我が家にはエアコンの類はないが、夜は寝る前に窓を閉めている。明け方はまだ涼しいので、うっかりすると鼻風邪をひいてしまうのだ。

そろそろ関東も梅雨明けとなりそうだが、そうなると高原の我が家でも窓を閉め切って、というのはなくなる。少なくてもお盆の頃まではね。

カテゴリ:季節感|タグ:

山間の橋でふと視線を感じる。サルとの出会いは意外に橋の上が多かったりするから不思議。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR
カテゴリ:ほ乳類|タグ:
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