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噂のソニーの次なる一手は、初のグローバルシャッター搭載機という話もチラホラ。

ソニーのサイトを見る限りセンサー自体はすでにAPS-Cとm4/3用がラインナップしているので、まずはAPS-Cのα6000系がそれに置き換わるのかもね。

来春予定されているらしいオリンパスの新型も、フルサイズでなくm4/3で行くことを明言しているので、もしかしたらこのm4/3用のグローバルシャッター搭載センサーを使うのかもしれない。

ソニーはα9に搭載したアンチディストーションシャッターで、ローリングシャッター歪みをかなり問題ない程度まで抑え込むことに成功していて、この性能には未だどのメーカーも追いついていない。

先日発表された富士フイルムのX-T3がローリングシャッター歪みを低減しているという話であるが、恐らく程度の問題であって、α9並になっているとは考えづらいので、まだしばらくはα9が優位性を保つのではないかな。

そんなα9のアンチディストーションシャッターでもベースはローリングシャッターなので、根本から歪みのない世界になるには、グローバルシャッターの普及を待つほかはない。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

朝夕の影を見ていると、すでに結構陽が傾いてきているのが判る。

夏至を過ぎた時点ですでに南中高度は低くなりはじめ、それに伴い昼夜の長さの逆転が始まっているが、夏場は日差しの強さがそれを感じさせないのだろう。

涼しくなってくると途端にこういったことに敏感になる。

ところで、パナのフルサイズ機の話で気になるのはマウントがどうなるのかであろう。

パナはマイクロフォーサーズからレンズ交換式カメラの分野に入ってきたので、独自のマウント文化を持っていない。それ故、今のところ何を言っても想像でしかないのだが、噂では協業しているライカのSLマウントではないかと囁かれている。

マイクロフォーサーズでライカのブランドを冠したレンズをラインアップしたり、ライカ社自体にコンパクトカメラをOEMしたり、昔からビデオカメラの分野でもその関係は深いので、SLマウントという線はあるかもしれない。ただ、ライカSLマウントレンズは一般人においそれと手を出せる価格帯ではないので、言葉は悪いが家電屋のカメラにはちと不釣り合いの印象はある。

また、パナはレンズを自社で生産する工場を持っているので、マイクロフォーサーズと上位互換の新たな独自マウントという線も当然ありうる。その際、N・C・Sの他のフルサイズ機メーカーと異なり一眼レフ用のレンズを持っていないので、当初のレンズラインナップが寂しい..専用を出せても例のごと3本とかそんなもんだろうからね..ことになるので、既存のマイクロフォーサーズ用レンズをクロップで使用できるようにする荒技は必要だろう。

そしてここにオリンパスが絡んでくると更に面白くなる。現状でもマイクロフォーサーズで共闘しているし、オリにも来年E-M1の上位機を出す噂があるので、これはあながち考えられない話ではない。

さらにこれは余談だが、ちょっと前にVARICAM LTという業務用のシネマカメラを製品化..この時のセンサーはスーパー35だ..した際、標準でEFマウントを採用しているので、もしかしてRFマウントという可能性もあるかも?などと個人的には夢想したりしている。まあこの線の可能性は著しく低いけどねw

パナの強みは動画なので、ベクトルとしてその方向に向いたカメラ..8Kを実現するためのフルサイズ参入と考えるのが自然だ..になるのは間違いない。その際の直接の競合はソニーということになるので、一部に噂のあるEマウントということはまずないだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

赤城高原では昼前から東風が強く吹き出したが、ここ20年でこれだけ強風なのは記憶にない。まさに今世紀最強の呼び声高い大型台風だ。

この記事を書いている時点ではまだ風だけで雨はほとんど降っていないが、これから夜半まで雨も強く振りそうだ。

自分で書いておいてアレだけど、今日はパナの進む道より台風21号の進む道が心配であるw

9月に入るやいなや、夜も明けぬうちにまたまたカメラ業界が賑やかになってきた。先月のナイコンZの狂想曲も覚めやらぬうちに、今度はキヤノンとパナが渦中の人となっている。

CのフルサイズミラーレスはEOS R?

ネットの情報サイトよれば、キヤノンはかねてからの噂..と言いつつすでに本物っぽい画像出回っているぞw..通り、近々フルサイズミラーレスを発表するようだ。

詳細は追々だが、新ボディの名称は「EOS R」で、デュアルピクセルCMOS AFの3030万画素センサー搭載、4K動画..フレームレートは不明だがまあ30Pが順当だろう..に-6EV(!)という低照度対応のAF、バッテリーはLP-E6互換とのことだ。

サイズ感はEOS M系より一回り大きいが、重量が約580gというのはかなり軽量ではないだろうか。

画素数からしてナイコンZ6やソニーα7IIIの競合機のようだ..5D4のセンサーを流用した上位機がでるかもね..が、気になるのはボディ内手ぶれ補正の有無と、ナイコンZが叩かれまくっているメディアのスロット数だろう。

そして最も関心の高いマウントであるが、RFマウントという新マウントでリリースされるようだ。内径54mmということで、これは想像通りEFマウントと同じと思われるが、当然のようにフランジバックはミラーレス仕様で20mmと短い..EF-Mと非互換みたい..ため、物理的にEFレンズの装着はできないだろう。

既存のEFレンズは他社同様に専用のマウントアダプタを介して装着できるが、このアダプタ類が複数用意されており、未確認ながらなかなか面白そうなギミックを搭載しているようだ。目を引くのは、何らかの機能を設定できそうなリング状のコントローラを装備したものや、ドロップインフィルタを挿入できるようなアダプタもある感じ。後者などは動画撮影時のNDフィルタ問題を解決してくれそうな予感ありだね。

当初予定されている専用のRFレンズは、ナイコン同様に数は少ないのだが、ナイコンと違うのはユーザーの思いをよく分かっている点だろう。標準ズームは将来出るであろう24-70mm F2.8と被らないよう24-105mm F4であるし、テーブルフォト系で活躍しそうな35mm F1.8という大口径の広角マクロレンズを用意しているのはさすがだ。

さて、これ以外に何か隠し玉があるのかは不明だが、もしボディ内手ぶれ補正とメディアのダブルスロットが未搭載なら、先日書いた通り「出し惜しみ番長」と揶揄されるのは必定。逆にその期待を裏切るようなスペックであれば、先日書いたことは撤回しなければなるまいぞ。

Pがとうとうフルサイズ参入?

そしてパナに関しては、事の真偽はまだ不明だが、パナもとうとうフルサイズに手を出すという話が出回っている。

パナはGH4に4Kを搭載した際、東京五輪の頃までに8Kを目指しているような話をしていたが、個人的にマイクロフォーサーズのセンサーに8Kを詰め込むのは相当厳しいと見ていたので、フルサイズ市場への参入..当時はスーパー35かなと思っていた..はそれほど意外ではない。むしろ、高級機路線ならライカブランドのレンズをさらに活かせるはずなので、戦略としては間違ってないと思われる。

ただ、今すぐにではないにしても、ここまで市場を作り上げてきたマイクロフォーサーズから手を引くのかどうかが気掛かりだ。製品ラインナップを整理するような話も聞いているが、システムとして小型軽量であることはフルサイズに対する優位点なので、オリンパスともどもその動向は注視せねばなるまい。

そのオリンパスも来年上位機を、みたいな噂も出ているし、この秋以降来春まで、カメラ業界は話題に事欠かないようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

天気がすっきりしない。さすがに真夏のような暑さはもうないが、とにかく湿気ぽっくていかん。早く秋の清々しい空気感になってほしいね。

オリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980。海野先生の小諸日記を読んでいて、そう言えばうちにもそんなレンズ..いやボディキャップかw..あったなと思い出して、久しぶりに使ってみた。

どこに仕舞ったかしばらく思い出せなかったが、結局パナのGM1に文字通りレンズキャップ代わりに装着され、本棚の途中に放置されていたのを発見した。

iPhone 6

BCL-0980は製品名通りボディキャップ並みの薄さで、パナのG9 PROに装着するとグリップのほうが突出して目立つことになる。m4/3規格で尚且電気的な信号のやり取りもないので、パナ機でも何の問題なく使用可能だ。

スペックとしては9mm F8 Fisheyeということで、いわゆる魚眼レンズに分類される。ただ、m4/3では18mm相当になって、普通に遠景を撮ると歪みの目立つ安っぽい超広角レンズという写りになるので、使い方としては近接域で広角マクロとして使うのが正しい。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

最短20cm付近まで寄って撮影。この時の撮影倍率は35mm換算でも0.1倍にも満たないので、いわゆる接写を目的としたマクロレンズ的に使うのは厳しい。

BCL-0980はMF専用レンズだが、当然のようにヘリコイドの類はついてなく、レバー操作で無限遠と20cm近接で固定して使用する。なので無限遠の場合はピント合わせはパンフォーカスに期待することになる。

最短付近ではさすがに背景がボケるので、カメラ自体を前後させてピントを探ることになるが、GH5やG9 PROではMF時にピントの合った場所を強調するピーキング表示ができるので、EVFでも背面モニターでもピント合わせは容易である。この辺りはミラーレス機の恩恵と言えよう。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

庭のアサガオに同じく最短20cmで近接。花の直径は8〜9cm程度。背景を選べば特有の歪みもさほど気にならないだろう。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

前述した通り普通に構えて遠景を撮ると水平が歪んでしまうので、一般的な撮影としては魚眼の特性を活かしたこんなアングルからの使い方が良い。小売価格8千円程度のレンズで、ここまで写れば必要十分と言える。

ここ一年ほど、昔撮った過去の作品を引っ張り出して順次整理しているのだが、まあ何というかゴミの写り込みが結構目立つ。

時代が古いので致し方ないが、某C社の1D系を筆頭に特にフルサイズの5Dは顕著で、その後の5D2・5D3にはセンサークリーニング機構が付いていたものの、どうにもオマケ程度の気休めでしかない。

レンズ交換式のデジタルカメラのセンサーゴミは、当時こそ宿命のごとくそんなものかと受け入れ、チマチマとゴミ取りレタッチがデフォルト作業だったが、ここ5・6年..フジ・パナのミラーレス機がメインになって以降..のカットではその必要性はあまり感じられない。

パナのGHシリーズはマイクロフォーサーズということもある..回折の影響を避ける意味であまり絞り込むことがないため..が、センサーユニット全体をパッケージ化した概念を持っているので、そもそもセンサーに直接ゴミが付きづらいということと、ゴミ取り機能がかなり強力なので、余程のことがない限り撮影後にゴミ取りレタッチをする機会はない。

ゴミ取り機能の自動化は同じマイクロフォーサーズ陣営のオリンパスがパイオニアだが、動画撮影におけるゴミの写り込みは致命傷になりかねないので、パナ機もその点はよく作り込まれていると言えよう。

フジのX-T1・2それにX-H1のゴミ取り機能もよく働く。空を撮影する際、EOSの時代は1カット試し撮りして背面モニターで拡大チェックしてから本番撮影していたが、フジになってからはセンサークリーニングを実行してから撮影すれば、まず目立つゴミが写り込むことはない。これはパナも同様だ。

ただ、そうは言っても昔からの習慣で、野外でのレンズ交換には気を使う。まずボディからレンズを外す際は必ずマウント側を下に向けるのと、絶対に風上を向いてレンズを外さないようにしている。

さらに言えば砂塵や目に見えて埃っぽい空間、それに強風下でのレンズ交換は極力避けるようにしている。この程度に気を使うだけでも結構ゴミの付着は防げるものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

こんなに連日夕焼けになる年も珍しい。暑いイコール好天続きというのが要因だ。

昔、稀に「オ」を「ウ」と間違えてホウジロと表記してしまうことがあった。今でもSNS等で流れてくるテキストを読んでいると、時々詳しくない人が間違って投稿し、識者に校正されているのを見かける時がある。

表音では確かに「ホウ」なのだが、ホオジロは頬が白いからその名があり、頬は「ホオ」であって「ホウ」ではかな変換でも変換されないことから、やはりカタカナを耳にしたときの印象が強く残っているのだろうね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

風で枝が少し揺れていて、時々ホオジロにスポットライトが当たる時があったが、この時期の木漏れ日はコントラストが強すぎるため、薄暗い林内であったが、あえて光が当たらないタイミングでシャッターを切った。

ISO3200でも十分イケるが、高感度は得意ではないマイクロフォーサーズなので、闇雲に高いISOは避けたい。なのでここはISO1600に押さえ、G9 PROとパナライカ100-400のDual I.S.に任せた。

ピント位置を少しずつづらしながら一度に撮影してくれるフォーカスブラケットは便利である。

露出に関してはRAWであれば後から調整が効くものの、ピント位置だけはどうにもならない。あらかじめ複数のピント位置を抑えておけば、後から自由にカットを選べるわけで、被写界深度の浅い一眼デジカメではあるとないとでは手間が違うのだ。

フォーカスブラケットがない時代でも、複数のカットをコンポジットするのはブツ撮りの世界ではスタンダードな撮り方である。三脚に載せてカメラを固定し、商品の手前から奥までピントをずらして撮影、Photoshopにレイヤーで取り込んで合成するという流れだ。

さらにフィルム時代なら、専用のシフト・ティルトレンズを使って、光学的に結像範囲をコントロールすることで同等のことを実現していた。バイテンやシノゴなど大判カメラに蛇腹の機構が付いているが、あれも原理的に同じことをするものである。

もちろんデジタル全盛の現在においても、シフト・ティルトレンズはその道のプロ御用達で需要があるのだが、特機的な機材でもあるため高価である。昔はキヤノンのTS-Eの90mmを使っていたが、うちのような零細田舎フリーランスには新型は減価償却的に手に余るので、今は端から問題外だ。

そしてようやく本題の話。実はフォーカスブラケットだけだと、ピント位置をずらした写真が複数カット連続して撮れるだけである。もちろんそれでも便利なことに変わりはないのだが、オリとパナの場合、前述の合成作業..Photoshop云々と書いている部分..まで撮影時にやってくれる機能も実装されているのである。

それが深度合成だ。オリの場合はそのまま深度合成で、パナの場合は6K/4Kフォトの機能の一つとして実現している。後でも合成作業はできるとは言っても、手間を考えると時間があればその場で済ませたいのが人情というものだろう。

LUMIX G9 PRO / LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.

上の写真は2mの距離から280mm相当で撮影..スタジオの物撮りでこんなシチュエーションは想定外だが..したもの。レンズ先端にピントを合わせるとボディのネームはボケてしまう(写真左上)。逆にボディにピントを合わせればレンズ先端はボケる(写真右上)。これをフォーカスブラケット後に深度合成することで、手前から奥までピントの合った画像が得られる(写真下)。

絞り込んで被写界深度を深く取ればある程度は結像範囲を広げられるが、マイクロフォーサーズやAPS-Cでは回折現象の影響があるので現実的ではない。絞りを開けて被写界深度を浅くしつつ深度合成することで、対象を強調しながら背景をぼかすといったことも可能になる。

ただ、オリの場合は深度合成を選択して撮影後に即合成となるが、パナは6K/4Kフォトの延長の機能なので、あれやこれや指示した後に動画から画像を切り出す作業が入るせいで処理中はカメラがダンマリ..30秒近く操作を受け付けなくなる..になるのがイマイチ。せめてG9 PROにはオリ同様にJPEGで即合成する機能が欲しい。

210mmのF1.4

2018/5/30

近年非常に元気の良いシグマから、F1.4シリーズのDGレンズとして105mmが発売される。件のレンズ、EFマウント版であればアダプター経由でマイクロフォーサーズにもフジにも使えるので、ちょっと気になっている。

今年のCP+を見てきた友人にも聞いていたが、見た目もさることながら重さも1.6kg超えというから中望遠としては尋常ではないサイズ感だが、特にマイクロフォーサーズで利用すると換算で210mm F1.4となって、ISO感度の低さを補う明るさを得られるのは興味深い。

その昔、キヤノンのFDとEFの双方にF1.8の200mmがあったが、まさにそれの再来感がある。あまり寄れないようだが、マイクロフォーサーズなら最大撮影倍率も倍になって、暗い森の中の生きものを狙うにはちょうど良いのではないだろうか。何よりキヤノンのやつより価格が安いしね。

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

最初にムシカリで教えてもらったので今でも名前はムシカリと出てくるが、オオカメノキのほうが正式のようだ。漢字では「大亀の木」と書き、葉が亀の甲羅に似ているのでこの名前がある。

ではムシカリはとは言えば、こちらは「虫狩」と書くらしく、上の写真でも判る通りハムシの類が好んで葉を食べ、虫食い状態になることからそう呼ばれているらしい。

虫が植物の葉を食べるのはこの木に限ったわけではないのに、なぜにムシカリなのかは謎である。

日本の季節の進みが早いからと言って、東南アジア方面から渡ってくる夏鳥がその分早いか言えばそんなこともなく、そこはまあ平年並みだ。

ただ、今年はキビタキが多い気がするが、全国的にはどうなんだろうか。SNS上でも特筆するほどそんな話も聞かないので、上州の県北に限った状況なのかもしれない。

うちの近所の森でもキビタキの姿はよく目に付き、未だ縄張り争いに決着がついてない個体もいて、連休中は賑やかだった。以下の3枚は何れもうちの近所だが、撮った日時も場所も別である。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

林縁にヤエザクラが咲く森に渡ってくる個体がいて、何とか花と一緒に写し込みたいと毎年狙っていたが、今年は背景に一緒に収めることができた。

本当はもう一段絞り込みたかった..花がちょっとボケ過ぎなので..が、そもそも暗い上に縄張り争い中の刹那だったので、これ以上は望むべくもなしだった。まだまだ精進が必要だね。

G9 PROは高感度の処理が良くなったようで、GH5と比べてもISOを一段高く設定できる。所詮はマイクロフォーサーズなので好んでISOを上げたいとは思はないが、ISO6400までなら何とかイケるかという感じである。

ちなみにGH5sなら高感度も余裕だろうという声もあろうが、結局GH5sの導入は見送り決定である。業務的に暗所での動画の需要があるわけでもなく、写真が1000万画素しか撮れない時点でどう考えても足が出そうな機材なのでね。

それより残りのGH5を映像撮影チームに払い下げて、予備機含め2台共G9 PROにしてしまおうか画策中。別に映画を撮るわけではないので、G9 PROの動画性能でもまったく問題なく必要十分であるし、そもそも写真撮影に関してはG9 PROに慣れてしまって、もうGH5に戻れない体になってしまったw

月の出

2018/3/3

近所の日帰り温泉に行った帰り、谷間から見上げた尾根上に月がぽっかり浮いていた。そう言えば満月だったなと、車に積みっぱなしになっているマイクロフォーサーズセットからG9とパナライカ100-400を引っ張り出して手持ちで撮影。

湯冷めしてはアレなんで手早くちゃっちゃと撮影を済ませたが、こういうチャンスに強いところが手ブレに強く小型軽量なマイクロフォーサーズの強みだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

正確な月齢だとちょっと進んでいるが、手前に尾根の木立を被せて前景とすることでそこはノープロブレム。

天頂付近となると雲ぐらいしか一緒に写し込めないが、月の出または月の入り..ここでは周囲の中での見掛け上の話ね..直後であれば、地上の景色や構造物をシルエットで入れられるので、普段から月齢は知っておいたほうが何かと便利だ。