冷え込めば山焼け
先週の大寒波ですっかり大気が冷え込んでしまったようで、連日日の出前は氷点下10℃が続いている。
こうなると晴れさえすれば周囲の山々でモルゲンロートの大安売りとなる。
それでもぐるり上信越国境すべての山々が山焼けするのは一冬にそう何回もない。
先週の大寒波ですっかり大気が冷え込んでしまったようで、連日日の出前は氷点下10℃が続いている。
こうなると晴れさえすれば周囲の山々でモルゲンロートの大安売りとなる。
それでもぐるり上信越国境すべての山々が山焼けするのは一冬にそう何回もない。
この年末年始寒波の影響もあって県北は何処も雪が深いので、初天狗は積雪が少ないフィールドへ。
元旦とは打って変わってこの日は快晴無風の絶好の山日和だったので、南の関東平野も北の上越国境も眺望はすこぶる良好、まさに関東の冬晴れであった。
そしてなすびこそなかったが、一富士二鷲をまずは達成w
雪が少ないエリアと言っても北側の斜面は解けずに残っているので、そこではさすがにチェーンスパイクを着用する。
積雪のあるフラットな林道歩きならスノーシューを使うが、斜度がきついとかえって歩きづらいし、外した時に荷物になるのでそこはシチュエーションは選ぶな。
園芸種のソメイヨシノは同じ場所同じ時期に植えられたものはほぼ同時に花を咲かせる。これは意図的にそのように設計されているので、公園などでは一斉に満開を迎える。
その点で山野に自生しているヤマザクラは環境によって木ごとに咲くタイミングが異なるので、ソメイヨシノに比べてその地域内における花期が長い。
日当たりの良い斜面では芽吹きに先駆けて花を付ける木もあれば、新緑の時期に入ってから花を付ける木もあったりして、4月中旬からGW明けぐらいまでは桜を楽しめる。
上越国境の残雪とヤマザクラもこの時期ならでは。
世帯単位で現金10万円支給って何さ。例えば親と同居する子供二人を持つ夫婦..2+2+2=6人だ..と一人暮らしの独身者が同じ額ってそれ納得行くか?
しかも自己申告ってことは諸般の事情で申告できなかった人..全国民対象でないのでこの制度を一律に知らせるすべがない..は貰いっぱぐれってこと?
大体さ、申告と受給の手続きで役場に長蛇の列ができたら、それってクラスター感染を誘発することにならないのか?
そんな最初にふるいに掛けるような手間ひまかけたら、現場の人的コストがばかにならなくないか?
とにかくスピード..スピード「感」は要らないぞ、必要なのは実質的なスピードだ..が要求される事態なのだから、まずはフィルターかけることなく国民全員に一律に支給してしまって、来年の徴税の時に高額所得者から同額を返納させるのでよくね?
そもそもこの話は1回限りの支給ってことだろうな、間違いなく。諸外国のように一定期間続けてってことはないな。
現金支給も大事だが、早々に公共料金や納税、光熱費、賃料、家のローン返済など一定期間猶予することも絶対に必要だ。申請などどいう無駄の手続きを踏ませる時点で、支給が実行されるのはどうせ何ヶ月も先だろうし。
最後に、いいかよく聞け能無し政府と木っ端役人共よ。今存在する仕組みを流用すれば何も新たに構築する必要がないので、それが最も低コスト且つ短期間で実行できるんだぞ。それだけで何人が救えるかよく考えろよ!
今朝も霧が出て河岸段丘沿いは雲海の下で夜が明けた。それに昨日から意外に気温が上がらず、今日もまだ一面銀世界であった。
どうやら久しぶりに積雪がある状態で4月を迎えることになるな。
朝、日の出前にちょっと裏山に出掛けようとしたが、車のフロントガラスはビッシリと霜に覆われていた。
暖機でエンジンかけてデフをオンにしつつ、備え付けの外気温計を除くとちょうど0℃。そんな季節だよなぁと寒さにブルッと身震い。
一旦家に戻ろうとすると、玄関前の郵便受けの上にジョウビタキの雄が留まり、ヒッヒッと鳴きながらお辞儀していたので、新聞を出すのは止めておいた。
すでに何回か冠雪している上越国境だが、すぐに解けてしまったり雲の中だったりでなかなか撮らせてくれなかったが、今朝はようやく白く化粧された姿をすっきり拝むことができた。
それでも根雪になるにはまだまだ寒さが足らないので、荘厳なモルゲンロートが見られるようになるのはもう少し先だろう。
先日、ぐんま県境稜線トレイルの全線が赤城高原すべて見渡せると書いたところ、「いやいや、TMさん見えないでしょ」と訂正ツッコミが入ったw
そう、うっかりしていたが、草津白根山から西のルートのことをすっかり失念していた。該当の万座・鹿沢エリアは、子持山の陰で赤城高原からは見えてなかった。Sさんご指摘サンクスw
ということで、赤城高原から見えている範囲は上のパノラマの通り、みなかみの白毛門・朝日岳から草津の本白根山までの総延長の四分の三である。
ちなみに赤字がトレイル上の指標物で、青字がその周辺である。おっと、本白根山と湯釜は青字にすべきだったか..
先日、県の防災ヘリ「はるな」の墜落という痛ましい事故が起きた。残念なことだが、乗員9人は全員死亡とのことである。
しかも今日は山の日のイベントとして、県境稜線トレイルの全線開通に合わせたセレモニーが開催される予定であったが、それも事故を受けて中止となったようだ。山の日の前日にその山で事故が発生するとは、何とも皮肉な事態である。
県内のヘリ事故といえば、昨秋に上野村で起きた事故がまだ記憶に新しいが、今回の防災ヘリを委託されて運行していた民間会社は、上野村の事故を起こした会社と同一というから、機体に何か問題でもあったのではないかという線を疑う声も耳にするが、その辺りの真相は事故調査委員会の方で何れ明らかになるであろう。
ちなみに県境稜線トレイルのセレモニー中止に関しては、開催地がみなかみ町ということもあって、昨今ニュースを賑わせていたセクハラ問題に端を発する何とも恥ずかしいゴタゴタもあって、そもそも事故以前に開催できるのかが危ぶまれていた。
事の重大さに天と地の差あれど、色々トラブルは続く時は続くものだ..
上信越国境に連なる県境稜線トレイルは、赤城高原の我が家からすべて見渡せる。写真はその中間付近に当たる平標山と仙ノ倉山で、今日は滝雲に西日が当たってなかなか良い感じであった。
県境稜線トレイルについては、天狗様の件で関係者から意見を聞かれアドバイスを出しておいた。まあそれはさておき、くれぐれも山行そのもので事故がないようにして欲しいものだ。
今日の県内の最高気温は、関東の天気予報ではお馴染みの前橋や館林をさしおいて、何と北毛の沼田だった..翌日のニュースを見たら最終的には伊勢崎が最高気温とのこと..らしい。
沼田市内のどこで計っているのか知らないが、仮に市役所近辺だとすると標高で約410mあるので、もはやそんなことは関係ないほど日本の上空の空気全体が暖められているということなのだろう。
こうなるとどこぞで雷雲の一つも発生して夕立ちが来てもいいようなものだが、今日もお湿りなくムシムシしたまま夜を迎えている状況だ。
こういう湿気の多い日は日没直後によく焼ける。フィルムシミュレーションをVelviaに設定すると、上越国境の仙ノ倉山のスカイラインが夏の残照に浮かび上がった。
G9 PROに搭載された目玉機能の一つに、連続して撮影した写真を合成して1枚の高解像度の写真に仕上げるハイレゾモードがある。
ハイレゾモードはIBIS(ボディ内手ブレ補正)の機能を利用してセンサーを1/2ずつシフトさせて8枚の写真を撮影しこれを合成するというギミックで、2000万画素が都合4倍となって実質的に8000万画素(4:3の場合)という高解像度な出力が得られることになる。パナは本機が初だが、ペンタやオリの一部の機種にはすでに同様な機能が備わっている。
ただ、8枚は同時でなく連続して撮影..と言っても処理としては1シーケンスなので連写するわけではない..するので、動体など被写体に動きがあるとそれなりにブレた状態で合成されてしまう。三脚必須なのは言うまでもなく、さらに屋外では使う場面を選ぶことになるが、意図して流動感を出すなどするのでなければ、風などの影響を受ける点ではどのみち1枚でも条件は一緒だろう。
無風の状態から上越国境の仙ノ倉山を撮影。無風と書いたが仕事場の中なので当たり前だが、撮影対象は遥か彼方なので、ハイレゾモードの検証として正しいかはやや疑問w
そしてハイレゾモードの7000万画素(3:2の場合)からほぼ同じところを切り出したものがこちら。Web上の話なので解像度は正確ではないが、比較する限り差は歴然だ。
フルサイズの1/4しかないマイクロフォーサーズのセンサーに、3000万画素とか5000万画素などという高解像度は現在の技術では望むべくもない。そういう意味では高解像度が必要な向きにはフルサイズしか選択肢はないのだが、常に絶対的な高解像度が必要でないケースへの答えが、パナの場合はこのハイレゾモードということになる。
IBISと電子シャッターによる高速連写無くしてハイレゾモードは実用的に成立しないのだが、最初にこの技術に目を付けた技術者は賞賛に値すると言っていい。一つのブレークスルーがさらに二次的な作用を生むという、まさに好循環の結果の産物である。