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天空のお花畑

2024/6/15

一昨日の午後に久しぶりにゲリラ豪雨に見舞われた。言葉としてすでに定着した感があるゲリラ豪雨だが、意外に当地では数えるぐらいしか起きてなかった。

当日は朝からうだるような暑さで、午後には雷雨があるという予報だったので、昼前に草刈りを終えて昼飯食って昼寝をしていたところ、南西の空に怪しい雲が迫ってきているという家人に起こされた。

FUJIFILM X-H2 / XF8mmF3.5 R WR / Provia / パノラマ

写真を撮りに庭に出たが、雷雲はみるみる近づいてあっという間に土砂降りに。しかも小粒ながら雹まで降ってきて、家の屋根をガタガタ鳴らし始めたのには少々焦った。

が、豪雨は15分も続かずにあっという間に通り過ぎて行ってしまった。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

夕立ちの後に夕焼けが広がるのはお決まりで、久しぶりにオキトマのスカイラインが夕景に映えた。

赤城高原の夕立ちは言葉とは違って夜半に来ることが多いので、午後遅くの雷雨は珍しい。ただ、この後は大気が急速に冷やされて素晴らしく過ごしやすい気温になったのは有り難い。これこそ夕立ちの恩恵である。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

で、昨日はその豪雨の名残で朝から湿気マシマシで湿度高く、沼田市街地は雲海の向こうとなった。

先日、ぐんま県境稜線トレイルの全線が赤城高原すべて見渡せると書いたところ、「いやいや、TMさん見えないでしょ」と訂正ツッコミが入ったw

そう、うっかりしていたが、草津白根山から西のルートのことをすっかり失念していた。該当の万座・鹿沢エリアは、子持山の陰で赤城高原からは見えてなかった。Sさんご指摘サンクスw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / パノラマモード

ということで、赤城高原から見えている範囲は上のパノラマの通り、みなかみの白毛門・朝日岳から草津の本白根山までの総延長の四分の三である。

ちなみに赤字がトレイル上の指標物で、青字がその周辺である。おっと、本白根山と湯釜は青字にすべきだったか..

先日、県の防災ヘリ「はるな」の墜落という痛ましい事故が起きた。残念なことだが、乗員9人は全員死亡とのことである。

しかも今日は山の日のイベントとして、県境稜線トレイルの全線開通に合わせたセレモニーが開催される予定であったが、それも事故を受けて中止となったようだ。山の日の前日にその山で事故が発生するとは、何とも皮肉な事態である。

県内のヘリ事故といえば、昨秋に上野村で起きた事故がまだ記憶に新しいが、今回の防災ヘリを委託されて運行していた民間会社は、上野村の事故を起こした会社と同一というから、機体に何か問題でもあったのではないかという線を疑う声も耳にするが、その辺りの真相は事故調査委員会の方で何れ明らかになるであろう。

ちなみに県境稜線トレイルのセレモニー中止に関しては、開催地がみなかみ町ということもあって、昨今ニュースを賑わせていたセクハラ問題に端を発する何とも恥ずかしいゴタゴタもあって、そもそも事故以前に開催できるのかが危ぶまれていた。

事の重大さに天と地の差あれど、色々トラブルは続く時は続くものだ..

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x1.4 / Velvia

上信越国境に連なる県境稜線トレイルは、赤城高原の我が家からすべて見渡せる。写真はその中間付近に当たる平標山と仙ノ倉山で、今日は滝雲に西日が当たってなかなか良い感じであった。

県境稜線トレイルについては、天狗様の件で関係者から意見を聞かれアドバイスを出しておいた。まあそれはさておき、くれぐれも山行そのもので事故がないようにして欲しいものだ。

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