一昨日・昨日と2日続けて放射冷却で氷点下8℃まで下がったが、そろそろ冷え込みもラストスパート。
とは言えここまで下がると赤城高原から見渡す峰々は山焼けとなり、ビーナスベルトとモルゲンロートのダブルで空も山も赤く染まることになる。
ただこの日は日の出前からシジュウカラとホオジロがさえずっており、寒い中でも春の近さを感じさせる季節のたよりであった。
一昨日・昨日と2日続けて放射冷却で氷点下8℃まで下がったが、そろそろ冷え込みもラストスパート。
とは言えここまで下がると赤城高原から見渡す峰々は山焼けとなり、ビーナスベルトとモルゲンロートのダブルで空も山も赤く染まることになる。
ただこの日は日の出前からシジュウカラとホオジロがさえずっており、寒い中でも春の近さを感じさせる季節のたよりであった。
同性婚の否定を無能検討使が言っているが、仮に認めてもそれで金が掛かるわけでもない。
むしろ当人たちが社会的に認知されれば、モチベーションが上がって仕事にもやりがいも出よう。さすれば税収も増えるとかそういうふうに物事を考えられんのかね。
確かに生物学上は子供はできないが、養子という考え方もある。それに中年で縁あって結婚しても子供は作らないのだから同じだぞ。
難しいことはよくわからないが、LGBTQを否定してもそれでその人たちの考え方が変わるわけでもなく、逆に人々の分断を図るだけで社会的にメリットがない。
人は社会性の高い生きものなのだから、置かれた社会の中でモチベーションを上げるような仕組みづくりをしないと、国の有り様というか社会コミュニティの未来は危うい。
薄明の刻を刻む赤城高原。
日中はまだアブラゼミやミンミンゼミが鳴いているが、それでも朝晩はめっきり涼しくなって秋の虫が主役である。
ススキも穂が出ているので開花するのも時間の問題ではあるが、標本木としていた株をつい最近自主的な道路清掃..畑の畦なんでその時々の借り主が草刈りする..で刈られてしまったので、目ぼしい株が少ない。
ススキなんて生えている時は気にもしないが、いざ探すと時期によっては田舎の農村と言えど意外に見つからないものである。
それにしても相変わらず大気がもやもやして湿気っぽく、天気が安定しない。雨が降るのか降らないか天気予報も当てにならず、結果的に今日も雨だったな的な日々である。
もう盆も明けて秋雨前線の前に半月くらいは安定した秋の気候が来るはずだが、列島に停滞する前線はすでにその秋雨前線がごとき振る舞いである。
ボチボチ秋の渡りの時期なので山の稜線に上がりたいのだが、こう天気が安定しないと予定もままならずである。
先頃、学研が行った高校生がなりたい職業アンケートで、第一位が「エンジニア・プログラマ」だったと発表があった。
さすがに高校生ともなると、ユーチューバー的なおよそそれ職業じゃねぇだろうって感じのヤツは上位に見られず、堅実に公務員とか会社員とかが上位を占めている。
自分らが高校時代にプログラマなんて職業は一般的には存在しなかったので、まさに隔世の感があるが、先輩としてアドバイスするとすれば、安易に起業などと考えずにまずはそれを生業とする企業に一旦は就職し、業界の見識を広げてから外の世界に出たほうが良い。
子供の頃からプログラミングの技術に長けていたとしても、世の中で必要とされるニーズに気がつけるかは人生から得られる経験則に他ならないので、こればかりはソーシャルな感覚を肌で感じて身に着ける必要がある。
ただし、ゲーム系のプログラマを目指すのであればこれには当てはまらないので、即マーケットに打って出ることも可能だが、ゲーム業界はプロスポーツと同じである程度の年齢で頭打ちになる可能性も孕んでいることは知っておいたほうが良いだろう。
ちなみに、昔はプログラマ30歳定年説がというのがあって、それを過ぎたら営業とか管理になることを求められる時代があったが、何事にも人には適性というのがあって、50・60過ぎてもなんの抵抗もなくコードをゴリゴリ書くことができる人はいるから大丈夫。
と言うことで、それを自ら実践するおっさんプログラマは、今日も元気に自前アプリの開発に勤しむのであるw
とは言うものの、実はプログラミング自体は将来真っ先にAIに置き換わるとも言われており、そうなればもはや職業としては成立しなくなるので、これからこの業界に入ってくる若者こそ、早晩そっちの世界に移行したほうが良いだろうね。
ま、田舎のおっさんプログラマにはもう関係ない話ではあるが..
朝から調査の手伝いで山へ入り、それも昼前には終わったのでそのまま足を延ばして尾根筋へ上がる。
北側の展望が開けて上越国境がすべて見通せる眺めに、暑い中わざわざ汗をかいた甲斐があったというもの。
視界の中を巣立ったばかりと思われるイワツバメと、避暑トンボであるアキアカネが涼しげに乱舞していた。
尚、熱中症対策で近年はハイドレーションを背負っているが、梅雨明け間もないこの日は半日で1.5L近くを消費してしまってちょっと焦った。
盛夏を前に上越国境の残雪も無くなり、いよいよブルーマウンテン化してきた。
パッと見は100%と言っても過言ではないが、オジカ沢ノ頭に近い阿弥陀沢の上流部にまだ頑張っている雪渓があるのが判る程度。
谷川岳周辺の積雪量は半端ないが、それでも通年を通して残雪が根雪として残ることはないので、件の雪渓が消えるのもこの暑さでは時間の問題だ。
ちなみに遠くの山が青く見えるのは空が青いのと同じ理由。ヘイズのような微粒子に光が反射し、可視光線の中で最も波長が短い青が広く拡散されるため。
大気が暖められて上昇気流が発生するのは季節を問わずだが、湿気が多い夏季が最もヘイズの影響を受けやすいため、春から晩夏までが山がより青く見える。
やるかやらないか、やるとしても無観客の線でというような議論だったと思ったが、いつの間にやら5千人か1万人かという入場者数の問題に置き換わってしまっているのが、何ともなし崩し的でいかにも日本っぽいな。
ただこの人数問題も政府お得意の詭弁に踊らされてはいけない。1万人という数字ですらあくまで1会場辺りの上限に過ぎず、実際は1日に複数会場で競技は並行して行われるので、合計すれば最大で20万の人が東京近郊で動き回ることになる。
本来危惧されている人流拡大という意味では、1万人すら事態を矮小化しようとする意図が見えか隠れしているぞ。
今夏のデルタ株による感染拡大が危惧されているさなか、2週間の大会期間中に300万人近い人流が起きることを考えると、遅々として進まないワクチン接種の現状を憂う人も多いだろう。
五輪の開催に関しては個人的にはどっちでもよく、バカソーリが壊れたテープレコーダーのように繰り返す「安心安全」がその通りに担保されるならやれば良いと思うが、一部報道にあるような「賭けに出た」というようなイチかバチかみたいな非科学的な判断だったとするなら、その賭けが裏目に出た時の責任は相当に重いということは肝に銘じとけって話だ。
梅雨前線が日本列島付近に停滞し始め、いよいよというかようやくというか、入梅時の季節感の様相になってきている。
ここ数日はまだら状の雷雲によるゲリラ的な雷雨が続き、外仕事では頻繁に雨雲レーダーを眺めることになる。
5月は英語でMay。その1日は世界共通の労働者の祭典の日であるメーデー。古くは欧州の五月祭のことで、労使騒動を一時休戦的な日としてお祭りにしたのが由来だ。
よくハリウッド映画のワンシーンで緊急事態に「メーデー、メーデー、メーデー」とコールするシーンがあるが、あれも文字にするとMay Dayではあるが、これは単に語感を合わせただけのことで、本来はフランス語の「m’aider 私を助けて」が語源である。
20世紀初頭、航空機による往来が最初に行われたのがドーバー海峡を超える英仏間だったので、その際に緊急事態を知らせるために考えられたということだ。
電波状況が芳しくない無線でも聞き間違いが起きないよう語呂の良い言葉に置き換え、3回繰り返すルールは現代に置いてもそのまま有効である。
日本では無能無策の後手後手のバカ政府のせいで、今年のGWも1年前と同じ新コロナ禍の真っ只中にあるという悪夢のような事態に置かれているが、こんな状況下でも五輪を強行しようとする国に国民の思いはまさに「メーデー、メーデー、メーデー」であろう。
赤城高原で新緑と桜、それに上越国境の残雪を1枚に収められるのは今の時期、ちょうどGWの頃である。
近所の農家のお大臣様の庭先で、競うように立派な鯉のぼりが泳ぐのも五月の節句の頃。孫の代に跡取りとなる男の子がいる証でもあるな。
あらかたの冬鳥がすでに渡去し、続々と夏鳥がやって来ているにもかかわらず、未だに農地をうろつくツグミ。秋に渡ってくるのが遅い分、帰るのもまた遅いということのようだ。
世界一握りにくいカメラを量産するメーカーが富士フイルムであること、これはもはや疑いようがない。独ライカも同じ傾向だが、ライカはちゃんとグリップを装備したSLシリーズを用意している。
フジはミラーレスカメラで市場に最後発で参入、当初は性急な市場シェア拡大を求めず?、他社との差別化のためにレンジファインダー型を主流に据える戦略を取ってきた。
X-H1というそれまでの同社思想からは異端と言われても仕方ない例外はあるものの、そのトラディショナルな意匠にこだわるあまり、ユーザーフレンドリーを無視するカメラを連発してきている。
そう、見た目のデザインやユーザーのライフスタイルに訴求するX-Pro系はともかくも、正統派一眼スタイルのX-T系は誰がなんと言おうが絶対的に握りづらい、これは紛れもない事実だぞw
APS-Cを活かした小型軽量な単焦点レンズならボディの保持しづらさは言うほどは気にならないが、他社の35mm版ほどではないにせよ、ズームレンズは大きく且つ重くなってきている。
そうなると必然的にボディ剛性を高めると同時に保持しやすいグリップの装備は必定なのだが、プロニーズに応える過酷な耐候性を備えるX-T4ですら申し訳程度に出っ張りが大きくなっただけである。
そんな、X-H1を出したきりその後はだんまりだったフジの答えが、先日発表されたX-S10ということになるようだ。
相変わらず上位機へのヒエラルキー文化を持たないフジなので、X-T4並の基本性能..画質はまったく同じだ..に握りやすそうなグリップと新しいインターフェイスを装備、さらにその性能から見たら破格にバーゲンプライスな価格設定からして、いわゆる「普通のカメラユーザー」をターゲットにして、市場を取りに来ているのがよく分かるプロダクツである。
オリンパスはシェア拡大に躍起になった挙げ句、八方美人的なカメラを連発しすぎて身売りする事態を招いているが、果たしてフジの市場拡大戦略が成功するのか、オリンパス同様に裏目に出るか、X-S10のようなカメラが市場に受け入れられるかに掛かっているかな。
それにしてもだ。他社では何も言わなくても普通に装備されているグリップ、ただそれを付けただけで騒がれるカメラも今どき珍しいw
各地の脊梁山脈の峰々は初冠雪になっているようで、同様に上越国境にも降雪の便りが届いた。
赤城高原では朝から冷たい雨が降っているが、気温は朝の時点で昨日と同じ5℃で、思ったほどは下がらなかったな。
取り敢えず回復傾向にあるので明日は晴れそうではあるが、この時期の積雪はすぐに解けてしまうので、初冠雪を目視できることを期待したい。
ようやく時間が取れたので、スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けの字幕版を観に行ってきた。
封切りしてから一ヶ月が経過し、年末年始を挟んでいたのでもうさすがに観る人もまばらだろうと思っていたが、意外に人が多くて驚いた。今作で一旦物語が完結となるので、うちのように吹替版と字幕版の両方を観る人も多いのかもね。
取り敢えず、終盤でレイに歴代のジェダイの騎士が声をかけるシーン..実際の各役者の声は字幕版ならでは..と、キャリー・フィッシャーの実の娘(ビリー・ロード)の登場シーン、それに最後にタトゥーインでレイが持っていた新しいライトセーバーが、それまで自身が持っていた棒状の武器?の柄であるのが確認できて良かった。
写真はスカイウォーカーならぬ赤城高原の夜明け。