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望遠マクロ

2023/8/26

近所の避暑トンボたちが赤くなって少しづつ赤トンボらしくなっている。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H2 / XF18mmF1.4 R LM WR / PROVIA

1枚目は望遠ズームの望遠端、2枚目は広角レンズで近接して撮影。広角マクロでは絞り込んでパンフォーカスも可能だが、それだとスマホで撮っても同じなので敢えて少しぼかしている。

目的によりけりなのでどっちが良い的なものではないが、個人的には生息地の景観を写し込めるので広角接写のほうが好みかな。

昆虫も近づくことを許容する種とそうでない種がいて、許容する種でも時と場合で近づけないこともあるので、望遠レンズによる望遠マクロはできたほうが良い。

そういう意味でフジのXF70-300mmは優れもの。300mm..35mm版換算だと450mm..側で約80cmまで寄れ、最大撮影倍率が約0.66倍というのは望遠マクロとして使い勝手が良い。

先週末から昨日にかけても北部県境付近で降っていたので、矢木沢ダムの貯水率が若干上積みされた。と言っても昨日の時点で約37%と危機的であることに変わりはないが。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 玉ボケ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / マツヨイグサ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 朝露玉ボケ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO / ヤマボウシ

8月の避暑トンボグラフィティ

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この季節はただでさえ日差しが強く、今夏は特に猛暑で暑さカンカンなので、車のリアハッチの下で直射日光を避けるようにしている。

気がつけば色々な虫たちが暑さを逃れて?訪問してくるので飽きさせない。日差しを避ける種もいれば、人が触る場所にやってきて汗を舐めて塩分補給する種もいる。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / エルタテハ
iPhone 13 mini / アキアカネ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ヤマキマダラヒカゲ
iPhone 13 mini / キマワリ

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / アサマイチモンジ
iPhone 13 mini / サカハチチョウ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / キベリタテハ

写真は撮れなかったが、カラスアゲハやルリボシカミキリも姿を見せた。

先週は仕事で隣県の雪国へ。例年なら野外仕事は5月くらいで足を洗っているのだが、人手不足らしく今年はいつになくお呼びがかかる。

周辺は山間の棚田地形の谷間だが標高はさほど高くなく、折しも全県下で熱中症警戒アラートが出るほどの猛暑で、久しぶりの真夏の現場に頭がクラクラした。

寒いのはある程度耐性があるほうだが、もう若くはないので暑いのはダメだね。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / アキアカネ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / トノサマガエル

トノサマガエルなんて何年振りに観たかっていうくらい久しぶり。山間の田んぼの畔に立ったら足元から飛び出した。

尚、トノサマガエルはかの雪国ではレッドデータの指定とのことだ。

先日、中部日本の標高600mほどの山間を訪れたが、すでにアキアカネが羽化していて結構な数が飛び交っていた。

目的の対象種を探すために双眼鏡覗くまでトンボにはまったく気が付かなかったが、それほどに高空を飛んでいた。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

と、何気に足元見たら地表にもいてこっち見てたw

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日差しを避けて日陰で休むアキアカネ。名前に秋が付いているけど発生は夏。山の上で姿を見かけるようになると暑い夏がそこまでやって来ているのを感じる。

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高原に住んでいてツバメと並んで季節の移ろいを感じる生きものと言えば、下界から避暑にやって来るアキアカネなど赤とんぼだ。

夏の間の短い期間ではあるが、セミと並んで盛夏を感じさせる生きものである。

昆虫なので気温が下がればあっという間に姿を消すのだが、山道の石の上や木道で下界に戻ること無く命尽き果てている個体を見掛けることもある。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

電柵に留まるアキアカネはいつもの夏の風景。赤城高原ではまだもう少し彼らの姿は見られそう。

この後下界に降りれば体色が赤く変化して、黄金の稲穂の上を産卵のために飛び交うことだろう。

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巷ではオニヤンマをイメージした虫除けグッズが売られており、実際に山ガールとかがザックに下げているのを見たことがある。

トンボは肉食なのでハエやアブ、ブヨなどにとっては捕食者に当たる天敵である。中でもヤンマの仲間は最強であり、この季節に山でまとわり付いて厄介なウシアブやアカウシアブであっても容赦なく捕食する。

同じ肉食のカマキリの動体視力が半端ないことはよく知られているが、カマキリはあくまで静止している獲物をヒッソリと襲うハンターなのに対し、トンボは高速飛翔しながら不意に襲いかかるというアクロバティックなハンティングをするので、狙われたほうはたまったものではない。

で件のグッズであるが、子供の頃から水辺でオニヤンマが現れると途端に虫がいなくなるというのは経験しているので、実際にどの程度の効果があるのか一度試してみたいものである。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

赤トンボクラスでも大型のアブを襲うのかは不明だは、アキアカネがやってくると汗につられて寄ってきたハエやブヨがいなくなというのは実際によくある。

逆に言うと山の稜線とかに定点構えて突っ立ていると、周辺にアキアカネが集まってくることもあったりするから面白い。

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この日は予報では日中は雨は振りそうになく、下から見ている限り稜線部もクリアだったので、山上定点に軽量装備で登ったところ、尾根の向こう側は雲海だった件..

よくあることと言えばよくあることではあるが、なにせその雲海の谷筋が観察方向なんでこれはさすがにちょっとねぇってことで、早めの昼飯だけ食って下山という惨敗山行。

それに大汗かいて登ったのは良いが、稜線部で飯食っている相手にすっかり冷えてしまってまあ寒のなんの。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今の時期の山の上は避暑トンボたちがいっぱいだ。定点の周りの枝先はアキアカネだらけで、三脚に載せたフィールドスコープにも数匹が我先にと留まる。

それにちょっとでも空バックで写真を撮ろうものなら、センサーゴミかというくらい写り込むw

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予報では朝から晴れるような話だったが、出掛けるタイミングでよもやの雨模様。それもちょっと降りましたって感じではなく、ドバドバと土砂降りっぽい振り方だった。

まあ結果的に通り雨的なもので20分も降らずに上がって、その後は何食わぬ顔で快晴となった。

つくづく近年は天気が読みづらくなったと思うが、今夏は特に予報も個人的な予想もまったく当てにならずである。

すべての元凶は未だに本州付近に居座る前線なのだが、もういい加減北上して欲しいものである。まさか秋にまた南下して秋雨降らせるのは勘弁だな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算50mm相当

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算16mm相当

このED8-25mmは素晴らしく良いレンズだ。寄って良し離れて良しで、超広角なのに常用できるっていうのは今までにないジャンルのレンズである。

上の2枚は何れも最短撮影距離付近だが、日中ならすぐに飛んでしまうアキアカネも、朝早い時間帯だとまだ暖機運転中なので、ギリギリレンズ近づけても大丈夫。

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下界はいざ知らずだが、赤城高原の8月はそろそろ盛夏から晩夏というのが適当な季節感である。特に秋の虫が鳴き始める朝夕の涼しさは高原特有のもので、関東平野の一翼を担う平野部とは一線を画す。

暑さが厳しいことで知られる群馬の平野部も今年はまだ本気を出しておらず、日本で一二を競うお馴染みの猛暑感は(まだ)ない。それでもとてもスポーツに最適なシーズンだとは言えないけどねw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

標高の高い山の上では群れをなしている避暑トンボだが、ちょっと前から赤城高原にも姿を見せ始めている。

アキアカネが姿を見せ始める頃、山の上ではエゾハルゼミからエゾゼミにバトンタッチし、低地ではアブラゼミにツクツクボウシの鳴き声が混ざり始め、午後遅く鳴き出したヒグラシに夕暮れとともにスズムシが続く。

季節の境目はパレットの色が徐々に混じり合うように微妙な移ろいだが、夏と秋の境は虫たちのリレーで繋がれていく。

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