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R5の動画熱問題でワールドワイドで騒がれているキヤノンだが、今度は自社で運営するクラウドプラットホームであるimage.canon上で、一部のユーザーのデータを消してしまうという失態をやらかしたらしい。

同サービスは最大30日間保存しておく短期ストレージと、期限無しで保存しておける長期ストレージの2種類用意されているが、短期保存用の処理を長期保存用で走らせてしまい、一部のユーザーのデータが期限超過で消失してしまったとのこと。

長期保存と言っても10GB程度の容量しか無いので、プライム会員なら無制限に保存できるAmazon Photosなどに比べてどの程度のユーザーに利用されているのか不明だが、預かったデータが消えるとか許可なく消すなど絶対にあってはならないことだ。しかもデータの復元もできないというから、いくら何でもそりゃ拙いっしょ。

外部からの不正アクセスの類ではなく、あくまでシステムメンテナンス上での人為的なトラブルっぽいが、本来なら安全安心が担保されるべきクラウドサービスでやらかしてしまったのは何とも手痛い失態である。

さらに良くないことは続くもので、同社の米法人のWebサイトがランサムウェアの攻撃にさらされてアクセスできないという事態も起きており、今期は業績も芳しくないキヤノンにとってはまさに泣きっ面に蜂だな。

データをクラウド上の外部ストレージに預けるというのはまさに時代の流れではあるが、正直なところ、その行為に全幅の信頼を寄せられる感覚というのも今風なのかとやや驚きではある。

職業柄IT業界の隅っこで飯を食っている立場だが、仕事内容のイメージとは裏腹に保守的な性分なので、こういった技術にすべてを任せられるほど、業界の中を全面的に信用していないというのはここだけの話だw

FUJIFILM X-T4 / XF16mm F1.4 R WR / PROVIA

日中はそこそこの暑さなれど、猛暑が続いたのは二日間だけで、昨日あたりから夜は窓を開けていては寝られない涼しさに落ち着いてきた。

その暑さのせいでアキアカネもしばらく見かけなかったが、今朝はまたいつもの電線トンボで暖気中。

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廃プラ問題

2020/7/2

昨日からスーパーやコンビニでのレジ袋が有料化となった。

レジ袋は道端に落ちているのをよく見かけて辟易するが、それら打ち捨てられる廃プラは以前から環境問題やゴミ問題としてやり玉に挙がっていて、それが今回まずはレジ袋がターゲットにされた形だ。

有料化と言ってもせいぜい3円程度の負担なので、廃プラに起因する環境問題など意識の片隅にもない人にとってはほとんど関係ない話だろう。初日なので6割程度はマイバッグ持参という感じだったようだが、時間が立てばせいぜい良くて半分じゃないかな。

マスクしていないことを文句つけるマスク警察のように、マイバッグを携行せずにコンビニ入ったら文句を言うマイバッグ警察とか出てくれば良いのだが、なぜか環境問題絡みになると知ったことか的な態度に落ち着いてしまうのは気に入らんのう。

実はこの廃プラの問題、今回はレジ袋が人身御供にされた形だが、これは目に見えて分かりやすいという理由でターゲットにされていることはセクシー担当大臣の環境省も認めている話だ。

国内の廃プラは年間約900万トン排出されるらしいが、このうち半分の約400万トンが様々な包装資材向けであり、レジ袋はさらにそのうちの20万程度に過ぎないため、やらないよりはやったほうが良いが、決定的な廃プラの減量につながるものではないのである。

それよりスーパーの生鮮品のトレーや包装、コンビニ弁当の容器、ストロー、菓子類など小分けに使われる包等々、論えばきりがないほど世にあふれる過剰包装とも言うべき包装資材をどうにかするほうが、廃プラにまつわる環境問題には効果が高いのは間違いない。

ただ、店頭で販売するもので特に人が口にする食品については、新コロナの影響もあって今となっては逆に過剰包装であるほうが効果的であることは否めず、何ともタイミングの悪い話であるのもまた事実だ。

まだまだコストは掛かるが、近頃では畑のマルチにも使われだした生分解性プラスチックの利用促進など、国がもっと本腰を入れて対策していかないと、社会全体で廃プラの減量につなげるのは一朝一夕とはいかないだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

朝から晴れ渡った赤城高原にアキアカネの第一陣がやって来た。昨年は7月3日だったので、まあ平年並みと言ったところである。

来たばかりで警戒心マックスなので、望遠レンズで少しづつ距離を詰めながら狙ってみた。

さて、下界から避暑トンボがやって来たということは、今年の梅雨明けは昨年みたいにちょっと早いのかも。

まだトンボ

2019/11/23

県南の丘陵地帯で沢沿いの作業道を歩いていたら、不意に足元をトンボが横切った。うちの近所ならこの時期に活発に動き回る虫の姿を見掛けることなどないので、どこへ留まるかと目で追う。

ガサガサと落ち葉を踏みながら歩いているので、トンボもすぐに飛んで少し先に降りるという行動を繰り返す。とにかくすぐに飛んでしまうので種の同定が難しいが、おそらくはアキアカネかな。

一匹しかいないので産卵行動ではないのと、水場ではなく日当たりの良い場所に執着していたので、単純に日光浴をしたいだけのようだ。

晩秋とは言え天気の良い午後の時間帯で、こちらは熱くもなく寒くもない陽気と感じていたが、昆虫が活動するにはやはり気温が低いのだろう。3カット目を撮ろうとした刹那に再び飛んで、今度は沢のほうに降りていってしまった。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

35mm換算で1200mm相当を手持ちで撮影。森の中だが沢側が開けた明るい空間だったので、シャッター速度はISO400で1/60で切れた。

しかも至近からローアングルに近い中腰という、軽量なマイクロフォーサーズ機だとしてもなかなかオッサンには辛いラフな姿勢だったのに、微塵もブレがない。

それにしても1200mmの超望遠を「ふつうに」手持ち撮影できるとはすごい時代になったものだ。35mmフルサイズでロクヨンに2倍テレコンとか使っていた時代には想像もできないことである。

画質についても逆光で若干のコントラストの低下は見られるがまったく実用上問題ない..言わなければ分からないだろうね..と言って良い。つくづくオリのED300/4 PROとMC-20の優秀さには舌を巻く。

よくカメラ雑誌やWebの記事で「このカメラだから撮れた」的ないかにもなヨイショ?が見られるが、今まで撮れなかったものが撮れるようになったという意味で、それはまさにオリンパスの手ブレ補正技術とレンズシステムにこそ相応しい表現だろう。

気になっていたシグマfpのお値段が出回りだしたが、20万超えという強気の値付けにやや驚き。

個人的な勝手な予想は15万前後で、同じLマウント機であるパナS1Rのサブ機に良さそうだと思っていたのだが、今どきのミラーレス一眼カメラに倣ってお高い設定だ。

まあ他に似た属性のカメラも見当たらない唯一無二の存在なので仕方ないか。ということでGH5との入れ替え検討は現在も進行中である。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ACROSS

お、アキアカネがまだいる珍しいと思って近づいたら、すでにお亡くなりになっていた。だからというわけではないが、わざと感度を上げてノイズを増やし、退廃的な印象にしてみた。

それにしても朝はかなり涼しくなってきた。ジェットコースターのように気温が上がったり下がったりして体が慣れていないので、上着を軽く一枚羽織る必要がある。

広角マクロ

2019/9/11

今にも飛び立ちそうなアキアカネを狙って..

と言うのは嘘で、気温が低い朝、日の出直後に少しでも日に当たる面積を多くしている図というのが正しい。ま、朝の暖機運転ってところだな。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

この状況下ではそこそこ近づいてもすぐに飛ぶことはないが、正面からだと流石に厳しい。それに太陽を背にするので影ができるしね。

XF16mmの特徴は大口径であるが、真骨頂は広角マクロだ。アキアカネにほぼ最短撮影距離(15cm)で近づいているが、この画角でここまで寄れるレンズは他にないだろう。

それにフィルムシミュレーションのETERNAが良い。普通ならシャドウが潰れてしまうところをしっかり情報拾ってくれるし、彩度低め且つトーンも抑えられているので必要に応じてレタッチもしやすく、図鑑や雑誌など説明写真に使い勝手が良い。

昨日AWSに割と大規模な障害が発生して、全国的にクラウドサービスが落ちて稼働していなかったので、青くなった担当者も多かったろう。ユニクロとかPayPayとかニュースになっていたが、公開されている情報だけで名だたる企業がAWSを利用している。

かくいう拙者もその被害者?の一人で、業務関係先のAWSが使えないので作業ができない..正確には検証作業ができないだが..状態に陥っていた次第。

もちろんAWSとは関係ない仕事のほうが多いのだが、それでも作業の段取りが一気に崩れたので、この忙しい時に何やってくれとんねん!とう心境だ。

業界の人でないとAWSって何ぞや?ということになるが、Amazon Web Servicesという、ネット通販大手のAmazon(アマゾン)が提供しているクラウドコンピューティングサービスのことで、いわゆるレンタルサーバーに近い性格のものだ。

一般的なレンタルサーバーと違って、フォールトトレラントでスケールしやすいサービスを構築しやすいので、コスト面でも業界では人気のあるサービスだ。うちのフォレストもそのうちAWSに移行したいと思っているところ。

クラウドサーバーは現在は復旧しているが、障害があったのは東京リージョンで、原因はオーバーヒートということだ。奇しくも先日のアマゾンの森林火災とは熱つながりでタイムリーな記事となったが、そこに他意はないw

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

ようやくというか、すっかり朝晩は秋の気配漂う赤城高原。とうとう昨晩は寒くて薄手の布団をかけて寝ることに。

特に朝は気温が低いせいで、赤とんぼたちの動きが鈍い。

赤い三連星

2019/8/16

ガンダム世代かと問われれば、知ってはいるがまあどちらかと言えば宇宙戦艦ヤマト世代だろうか。それでも自慢?は最初の放送をリアルで観ていたことかなw

一年戦争を描いた通称ファーストに登場するキャラクターとかメカは一通り知っているものの、ガンプラでブームとなって今に続くガンダムフィーバー的な要素は詳しくない。

シリーズの中でZガンダムだけは子供がガンプラに興味を持った時代があって、その流れで後年になってビデオ借りてきて観ているが、映画は逆襲のシャアを観たぐらいで、間にいくつもあったガンダム作品はよく知らない。

何でこんな話をするかと言うと、先日某公共放送で放映されていたTHE ORIGIN..前述の一年戦争に至るまでを描いた作品..を観ていて、この作画技術と構成をもっていわゆるファーストをリメイクできないかという気になっているからだ。

ちょっと前にヤマトが同様の最新技術でリメイクされて商業的に成功しているようなので、それよりも市場が大きいガンダムなら容易に可能と思われるが、やはり業界で噂される三すくみとも四すくみとも言われるこんがらがった権利関係..ファーストは特に面倒という話を聞く..が足を引っ張っているのだろうか。

今まさに朝ドラでやっている話だが、ファーストは人手不足が蔓延していた当時のテレビアニメ業界の黒歴史的な部分も垣間見える作りで色々な意味で痛いので、全話とは言わないまでも少し端折ってまとめられないかな。

特に最後は原作(富野喜幸)に忠実にして欲しい。テレビ版は途中打ち切りで原作とは異なるので。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

さながら赤い三連星のアキアカネを発見。

THE ORIGINでは黒い三連星の活躍が描かれていたが、当時所属していた剣道部の練習中、3人で縦に並んで次々に面、胴、小手を繰り出す技を練習していて、顧問にこっぴどく怒られた記憶がある。

そう、ガンダム好きが3人寄れば、ジェットストリームアタックは当時の子供らのアルアルなのだw

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朝から暑い

2019/8/6

上がってきたては黄色っぽかったアキアカネが、少しずつ赤くなってきた。お盆を過ぎる頃には赤とんぼと呼べるような個体も出てくるだろう。

体を立てて留まるのは、少しでもお天道様に当たるため。避暑のために高原に上がってきているが、朝はやはり涼しいらしい。人様は朝から暑いけどね..

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

XF55-200の望遠端は35mm換算で300mm相当となり、このクラスの望遠ズームとしては寄れる部類だろう。

エクステンションチューブとの合わせ技でワーキングディスタンスが20cm程度まで寄れるが、レンズ単体でも上の写真のように赤とんぼサイズをこの程度まで写せる。

田んぼの上を何かが大量に飛び回っていて、最初はユスリカの蚊柱..子供の頃をそいつらを団体虫虫と呼んでいたw..かと思ったが、時期的にそれはもう無いなと望遠レンズで覗くと、トンボの群れであった。

トンボは小型のアカトンボだったので、恐らくアキアカネだと思うが、孵化したばかりで動くものに敏感なので、正確には同定できず。

しばらくは周辺で過ごし、盛夏になると標高の高いところへ移動..仲間のナツアカネはほとんど移動しない..して避暑トンボになる。そして秋には産卵のために再びここに戻ってくることになるが、その頃にはいわゆるアカトンボとなっているはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

今年初上陸の台風がいきなり関東直撃とは。すぐに熱帯低気圧に戻りそうではあるが、風が気になるね。

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NIKON Zはまだ発売されてはいないが、市場価格を調べるとZ7がボデのみ約40万、Z6が同25万となっている。

専用のZマウントレンズは当面3本しか予定がないので、マウントアダプタでFマウントレンズを付けるしかない現状では、特にZ7のコストパフォーマンスの悪さが際立ってしまう。そもそもFマウントレンズを使う前提であれば、D850の約32万というのが一番幸せになれそうな感じがしないでもない..

とにかく新しいカメラが好きとか、24-70mmですべての撮影をまかなえる人か、撮影データのバックアップなんか無くてもOKな人とか、「ナイコンのフルサイズミラーレスカメラを待っていた!」人にしか響かないのが、当面のNIKON Zの立ち位置ということになろう。

しつこいようだが、天下のナイコン様である。ボディと同時に専用の大三元を年内発売するくらいの意気込みが欲しかったね。そうすればソニーαをダッシュで抜き去って、一気にフルサイズミラーレスのカテゴリでトップに立てたはずである。逆に単焦点なんて後から出しても遅くないのだよ。

ちなみに、ガチンコするソニーのα7RIIIとα7IIIは市場価格がそこそここなれてきて、それぞれ約30万と約23万。こう見るとα7IIIが売れている理由がよく分かるが、Z6はそのボリュームゾーンにぶつけてきているというのも逆によく分かる。

で、未だダンマリで音沙汰なしのキヤノンだが、こちらもそろそろアナウンスはあるだろうと言われている。ナイコン贔屓のメディアや論客が多い中、同じ月にガチンコで発表したのでは不利なことは明白なので、恐らくキヤノンの発表はフォトキナの直前だろう。

そしてこれは推論の域を出ていないが、商売上手なキヤノンがまず投入するのは前述のα7IIIやZ6と同じボリュームゾーンで、EOS M5の上位機だと思われ、これはあながち間違いでないとも思っている。

と、こういう書き方をするといかにもキヤノンなら上手くやりそうな雰囲気だが、某C社がナイコン以上に市場の空気が読めてない..というか意図的に無視している?..メーカーだということを忘れてはならない。今回も盛大に出し惜しみ番長の面目躍如となるのは、案外既定路線かもしれないw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

早朝に農道を歩くと、路傍から一斉にアキアカネが飛び立って右往左往する。

一時期より数も増えて、電柵に列をなして留まっているが、警戒心が敏感でちょっとでも影が近づくとこれまた一斉に飛び立ってしまう。