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先週は仕事で隣県の雪国へ。例年なら野外仕事は5月くらいで足を洗っているのだが、人手不足らしく今年はいつになくお呼びがかかる。

周辺は山間の棚田地形の谷間だが標高はさほど高くなく、折しも全県下で熱中症警戒アラートが出るほどの猛暑で、久しぶりの真夏の現場に頭がクラクラした。

寒いのはある程度耐性があるほうだが、もう若くはないので暑いのはダメだね。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / アキアカネ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / トノサマガエル

トノサマガエルなんて何年振りに観たかっていうくらい久しぶり。山間の田んぼの畔に立ったら足元から飛び出した。

尚、トノサマガエルはかの雪国ではレッドデータの指定とのことだ。

先日、中部日本の標高600mほどの山間を訪れたが、すでにアキアカネが羽化していて結構な数が飛び交っていた。

目的の対象種を探すために双眼鏡覗くまでトンボにはまったく気が付かなかったが、それほどに高空を飛んでいた。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

と、何気に足元見たら地表にもいてこっち見てたw

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日差しを避けて日陰で休むアキアカネ。名前に秋が付いているけど発生は夏。山の上で姿を見かけるようになると暑い夏がそこまでやって来ているのを感じる。

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高原に住んでいてツバメと並んで季節の移ろいを感じる生きものと言えば、下界から避暑にやって来るアキアカネなど赤とんぼだ。

夏の間の短い期間ではあるが、セミと並んで盛夏を感じさせる生きものである。

昆虫なので気温が下がればあっという間に姿を消すのだが、山道の石の上や木道で下界に戻ること無く命尽き果てている個体を見掛けることもある。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

電柵に留まるアキアカネはいつもの夏の風景。赤城高原ではまだもう少し彼らの姿は見られそう。

この後下界に降りれば体色が赤く変化して、黄金の稲穂の上を産卵のために飛び交うことだろう。

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巷ではオニヤンマをイメージした虫除けグッズが売られており、実際に山ガールとかがザックに下げているのを見たことがある。

トンボは肉食なのでハエやアブ、ブヨなどにとっては捕食者に当たる天敵である。中でもヤンマの仲間は最強であり、この季節に山でまとわり付いて厄介なウシアブやアカウシアブであっても容赦なく捕食する。

同じ肉食のカマキリの動体視力が半端ないことはよく知られているが、カマキリはあくまで静止している獲物をヒッソリと襲うハンターなのに対し、トンボは高速飛翔しながら不意に襲いかかるというアクロバティックなハンティングをするので、狙われたほうはたまったものではない。

で件のグッズであるが、子供の頃から水辺でオニヤンマが現れると途端に虫がいなくなるというのは経験しているので、実際にどの程度の効果があるのか一度試してみたいものである。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

赤トンボクラスでも大型のアブを襲うのかは不明だは、アキアカネがやってくると汗につられて寄ってきたハエやブヨがいなくなというのは実際によくある。

逆に言うと山の稜線とかに定点構えて突っ立ていると、周辺にアキアカネが集まってくることもあったりするから面白い。

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この日は予報では日中は雨は振りそうになく、下から見ている限り稜線部もクリアだったので、山上定点に軽量装備で登ったところ、尾根の向こう側は雲海だった件..

よくあることと言えばよくあることではあるが、なにせその雲海の谷筋が観察方向なんでこれはさすがにちょっとねぇってことで、早めの昼飯だけ食って下山という惨敗山行。

それに大汗かいて登ったのは良いが、稜線部で飯食っている相手にすっかり冷えてしまってまあ寒のなんの。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今の時期の山の上は避暑トンボたちがいっぱいだ。定点の周りの枝先はアキアカネだらけで、三脚に載せたフィールドスコープにも数匹が我先にと留まる。

それにちょっとでも空バックで写真を撮ろうものなら、センサーゴミかというくらい写り込むw

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予報では朝から晴れるような話だったが、出掛けるタイミングでよもやの雨模様。それもちょっと降りましたって感じではなく、ドバドバと土砂降りっぽい振り方だった。

まあ結果的に通り雨的なもので20分も降らずに上がって、その後は何食わぬ顔で快晴となった。

つくづく近年は天気が読みづらくなったと思うが、今夏は特に予報も個人的な予想もまったく当てにならずである。

すべての元凶は未だに本州付近に居座る前線なのだが、もういい加減北上して欲しいものである。まさか秋にまた南下して秋雨降らせるのは勘弁だな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算50mm相当

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算16mm相当

このED8-25mmは素晴らしく良いレンズだ。寄って良し離れて良しで、超広角なのに常用できるっていうのは今までにないジャンルのレンズである。

上の2枚は何れも最短撮影距離付近だが、日中ならすぐに飛んでしまうアキアカネも、朝早い時間帯だとまだ暖機運転中なので、ギリギリレンズ近づけても大丈夫。

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下界はいざ知らずだが、赤城高原の8月はそろそろ盛夏から晩夏というのが適当な季節感である。特に秋の虫が鳴き始める朝夕の涼しさは高原特有のもので、関東平野の一翼を担う平野部とは一線を画す。

暑さが厳しいことで知られる群馬の平野部も今年はまだ本気を出しておらず、日本で一二を競うお馴染みの猛暑感は(まだ)ない。それでもとてもスポーツに最適なシーズンだとは言えないけどねw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

標高の高い山の上では群れをなしている避暑トンボだが、ちょっと前から赤城高原にも姿を見せ始めている。

アキアカネが姿を見せ始める頃、山の上ではエゾハルゼミからエゾゼミにバトンタッチし、低地ではアブラゼミにツクツクボウシの鳴き声が混ざり始め、午後遅く鳴き出したヒグラシに夕暮れとともにスズムシが続く。

季節の境目はパレットの色が徐々に混じり合うように微妙な移ろいだが、夏と秋の境は虫たちのリレーで繋がれていく。

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35歳のアプリ

2020/10/3

1980年代前半、当時IBM PC/ATの市場で圧倒的シェアを誇った表計算ソフトLotus1-2-3打倒の名のもと、Multiplanの後継として開発されたのがMicrosoft Excelである。

今どき事務仕事に関わる人でExcelを知らない人はそうはいないだろうが、逆にこれだけビジネスの世界に浸透しているアプリケーションソフトなのに、恐らくほとんどの人..いや、企業と言ったほうが適当か..がワープロソフトの代用としてしか使ってないのも現実だったりする。

本来は表計算ソフトなので、縦横計の算出を始めデータの串刺し計算や時系列データを基にしたシミュレーション、グラフ作成..前身はChartというアプリ..など多彩な機能があるのだが、表計算ではなく「表形式の図表作成」という使い方のほうが一般的になってしまっている。

求人の要件にExcelが使える人というのを時々見かけるが、SUM関数を埋め込めるだけでITに長けた人材と見なされるという摩訶不思議な現象もあるくらいだ。

なんで突然そんなExcelの話をしたのかと言えば、35年前の1985年10月にMicrosoft Excelの初版がリリースされたのを思い出したから。

1985年は米でMicrosoft Windows 1.0が同時期にリリースされているが、実はExcelはまだWindowsには未対応で、最初の版はAppleのMacintosh専用だったことは知る人ぞ知るである。つまり、最初からExcelはGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で操作される前提で開発されたわけだ。

インターネットの普及とスマホの台頭でそれこそアプリ開発は雨後の筍状態だが、35年間もの長きに渡り同一のブランドで継続して開発が続いているアプリケーションソフトはExcelぐらいで、2007年にリボンインターフェイスに変わるまで、UI自体すら初版からほとんど変わらなかった。

Excelの他では1990年が初版となるAdobe Photoshopも古参と言える。こちらもExcel同様にMac版が最初だ。

ちなみに少し整理すると、Windowsの日本語版は1992年登場の16bit版3.1が事実上の初版になるので、Excelの日本でのお披露目はExcel4.0が最初となる。

もちろん、マカーと呼ばれたMac使いは早くからMac版Excel..もちろん英語版だ..を輸入して使っていたので、そういう意味でExcelを最初に使いこなしていた日本人はMacユーザーということになる。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

エゾビタキを探して樹冠を見上げていて、コナラの高いところに赤トンボが留まっているのを発見。羽をピンと伸びしているが、気温は結構寒いのでピクリとも動かず。

避暑トンボたちは皆もう下界に下ったと思っていたが、ちょっと乗り遅れたヤツがいたかな。

何も変わらん

2020/9/15

新ソーリ誕生だとか何とか自民党とメディアが大騒ぎしているが、前政権時に大番頭努めていた能面スガレがスライドしただけじゃん。

さらにバカ殿仮病ソーリの政策を真っ向から引き継ぐことを明言した時点で、無策無能がそのまま決定。なんも変わらんやんけ。

その前アレ政権の裏で、紆余曲折の中、国民そっちのけで勝手に離合集散を繰り返し、結局元サヤの収まった野合、いや野党。

てっきり新しい政党アピールでもするのかと思いきや、人事を見たら顔ぶれ一緒で新鮮味ゼロ。これまたなんも変わらんやんけ。

マスゴミが大騒ぎしているだけで、国の政治は何も変わらんということは、行政も変わらんわけで、我々の現在の生活や意識もすべて何んもかわらんちゅーことや。

何だかまあどっちもどっちのどっちらけの政治ショー、まさにいわばここに極まれりだな。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

暗がりの林縁部にてアキアカネをISO6400で。

X-H1の登場は2年以上前で、型番的には一応最新?なものの、ヒエラルキー的に最新のX-T4と比べてセンサーは一世代前、映像エンジンで二世代前となる旧モデル扱いである。

それでもAPS-Cセンサーの高感度でこのくらいはふつうに撮れるので、価格が下落している現在の市場ではかなりお買い得と言えるかも。

フジを使おうとする人はカメラとして最新の性能を求めるより、XFレンズとフィルムシミュレーションに惹かれてやってくるようなので、好みに応じてX-H1かX-Pro2がオススメだと思う。

もちろん予算次第で動画もとなれば、まだ併売されているX-T3も価格的にはオススメだ。

周辺のシグマfp保有率が高くなり、そっち方面の知り合いはほとんど全員が持っているという異様な状況?をzoomで知るのは如何にも今どきか。

LUMIX S5とセットで買ってもEOS R5より安いというのは魅力的だな。←その比較はおかしいだろう、オレw

個人的にも使ってみたいと時々思うことがあるが、とにかくEVFが無いので躊躇せざるを得ない。なんたって老眼なんでw

後継機で出るのはまだまだ当分先と思われるが、外付けでも良いのでEVFは是非とも欲しいなぁ。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

ようやく名前負けしないよう秋らしく赤くなってきたアキアカネ。

下界へ降りたのか一時より数が少なくなってきたかな。