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高原に住んでいてツバメと並んで季節の移ろいを感じる生きものと言えば、下界から避暑にやって来るアキアカネなど赤とんぼだ。

夏の間の短い期間ではあるが、セミと並んで盛夏を感じさせる生きものである。

昆虫なので気温が下がればあっという間に姿を消すのだが、山道の石の上や木道で下界に戻ること無く命尽き果てている個体を見掛けることもある。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

電柵に留まるアキアカネはいつもの夏の風景。赤城高原ではまだもう少し彼らの姿は見られそう。

この後下界に降りれば体色が赤く変化して、黄金の稲穂の上を産卵のために飛び交うことだろう。

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