タグ : アキアカネ

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巷ではオニヤンマをイメージした虫除けグッズが売られており、実際に山ガールとかがザックに下げているのを見たことがある。

トンボは肉食なのでハエやアブ、ブヨなどにとっては捕食者に当たる天敵である。中でもヤンマの仲間は最強であり、この季節に山でまとわり付いて厄介なウシアブやアカウシアブであっても容赦なく捕食する。

同じ肉食のカマキリの動体視力が半端ないことはよく知られているが、カマキリはあくまで静止している獲物をヒッソリと襲うハンターなのに対し、トンボは高速飛翔しながら不意に襲いかかるというアクロバティックなハンティングをするので、狙われたほうはたまったものではない。

で件のグッズであるが、子供の頃から水辺でオニヤンマが現れると途端に虫がいなくなるというのは経験しているので、実際にどの程度の効果があるのか一度試してみたいものである。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

赤トンボクラスでも大型のアブを襲うのかは不明だは、アキアカネがやってくると汗につられて寄ってきたハエやブヨがいなくなというのは実際によくある。

逆に言うと山の稜線とかに定点構えて突っ立ていると、周辺にアキアカネが集まってくることもあったりするから面白い。

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この日は予報では日中は雨は振りそうになく、下から見ている限り稜線部もクリアだったので、山上定点に軽量装備で登ったところ、尾根の向こう側は雲海だった件..

よくあることと言えばよくあることではあるが、なにせその雲海の谷筋が観察方向なんでこれはさすがにちょっとねぇってことで、早めの昼飯だけ食って下山という惨敗山行。

それに大汗かいて登ったのは良いが、稜線部で飯食っている相手にすっかり冷えてしまってまあ寒のなんの。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今の時期の山の上は避暑トンボたちがいっぱいだ。定点の周りの枝先はアキアカネだらけで、三脚に載せたフィールドスコープにも数匹が我先にと留まる。

それにちょっとでも空バックで写真を撮ろうものなら、センサーゴミかというくらい写り込むw

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予報では朝から晴れるような話だったが、出掛けるタイミングでよもやの雨模様。それもちょっと降りましたって感じではなく、ドバドバと土砂降りっぽい振り方だった。

まあ結果的に通り雨的なもので20分も降らずに上がって、その後は何食わぬ顔で快晴となった。

つくづく近年は天気が読みづらくなったと思うが、今夏は特に予報も個人的な予想もまったく当てにならずである。

すべての元凶は未だに本州付近に居座る前線なのだが、もういい加減北上して欲しいものである。まさか秋にまた南下して秋雨降らせるのは勘弁だな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算50mm相当

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 換算16mm相当

このED8-25mmは素晴らしく良いレンズだ。寄って良し離れて良しで、超広角なのに常用できるっていうのは今までにないジャンルのレンズである。

上の2枚は何れも最短撮影距離付近だが、日中ならすぐに飛んでしまうアキアカネも、朝早い時間帯だとまだ暖機運転中なので、ギリギリレンズ近づけても大丈夫。

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下界はいざ知らずだが、赤城高原の8月はそろそろ盛夏から晩夏というのが適当な季節感である。特に秋の虫が鳴き始める朝夕の涼しさは高原特有のもので、関東平野の一翼を担う平野部とは一線を画す。

暑さが厳しいことで知られる群馬の平野部も今年はまだ本気を出しておらず、日本で一二を競うお馴染みの猛暑感は(まだ)ない。それでもとてもスポーツに最適なシーズンだとは言えないけどねw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

標高の高い山の上では群れをなしている避暑トンボだが、ちょっと前から赤城高原にも姿を見せ始めている。

アキアカネが姿を見せ始める頃、山の上ではエゾハルゼミからエゾゼミにバトンタッチし、低地ではアブラゼミにツクツクボウシの鳴き声が混ざり始め、午後遅く鳴き出したヒグラシに夕暮れとともにスズムシが続く。

季節の境目はパレットの色が徐々に混じり合うように微妙な移ろいだが、夏と秋の境は虫たちのリレーで繋がれていく。

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35歳のアプリ

2020/10/3

1980年代前半、当時IBM PC/ATの市場で圧倒的シェアを誇った表計算ソフトLotus1-2-3打倒の名のもと、Multiplanの後継として開発されたのがMicrosoft Excelである。

今どき事務仕事に関わる人でExcelを知らない人はそうはいないだろうが、逆にこれだけビジネスの世界に浸透しているアプリケーションソフトなのに、恐らくほとんどの人..いや、企業と言ったほうが適当か..がワープロソフトの代用としてしか使ってないのも現実だったりする。

本来は表計算ソフトなので、縦横計の算出を始めデータの串刺し計算や時系列データを基にしたシミュレーション、グラフ作成..前身はChartというアプリ..など多彩な機能があるのだが、表計算ではなく「表形式の図表作成」という使い方のほうが一般的になってしまっている。

求人の要件にExcelが使える人というのを時々見かけるが、SUM関数を埋め込めるだけでITに長けた人材と見なされるという摩訶不思議な現象もあるくらいだ。

なんで突然そんなExcelの話をしたのかと言えば、35年前の1985年10月にMicrosoft Excelの初版がリリースされたのを思い出したから。

1985年は米でMicrosoft Windows 1.0が同時期にリリースされているが、実はExcelはまだWindowsには未対応で、最初の版はAppleのMacintosh専用だったことは知る人ぞ知るである。つまり、最初からExcelはGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で操作される前提で開発されたわけだ。

インターネットの普及とスマホの台頭でそれこそアプリ開発は雨後の筍状態だが、35年間もの長きに渡り同一のブランドで継続して開発が続いているアプリケーションソフトはExcelぐらいで、2007年にリボンインターフェイスに変わるまで、UI自体すら初版からほとんど変わらなかった。

Excelの他では1990年が初版となるAdobe Photoshopも古参と言える。こちらもExcel同様にMac版が最初だ。

ちなみに少し整理すると、Windowsの日本語版は1992年登場の16bit版3.1が事実上の初版になるので、Excelの日本でのお披露目はExcel4.0が最初となる。

もちろん、マカーと呼ばれたMac使いは早くからMac版Excel..もちろん英語版だ..を輸入して使っていたので、そういう意味でExcelを最初に使いこなしていた日本人はMacユーザーということになる。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

エゾビタキを探して樹冠を見上げていて、コナラの高いところに赤トンボが留まっているのを発見。羽をピンと伸びしているが、気温は結構寒いのでピクリとも動かず。

避暑トンボたちは皆もう下界に下ったと思っていたが、ちょっと乗り遅れたヤツがいたかな。

何も変わらん

2020/9/15

新ソーリ誕生だとか何とか自民党とメディアが大騒ぎしているが、前政権時に大番頭努めていた能面スガレがスライドしただけじゃん。

さらにバカ殿仮病ソーリの政策を真っ向から引き継ぐことを明言した時点で、無策無能がそのまま決定。なんも変わらんやんけ。

その前アレ政権の裏で、紆余曲折の中、国民そっちのけで勝手に離合集散を繰り返し、結局元サヤの収まった野合、いや野党。

てっきり新しい政党アピールでもするのかと思いきや、人事を見たら顔ぶれ一緒で新鮮味ゼロ。これまたなんも変わらんやんけ。

マスゴミが大騒ぎしているだけで、国の政治は何も変わらんということは、行政も変わらんわけで、我々の現在の生活や意識もすべて何んもかわらんちゅーことや。

何だかまあどっちもどっちのどっちらけの政治ショー、まさにいわばここに極まれりだな。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

暗がりの林縁部にてアキアカネをISO6400で。

X-H1の登場は2年以上前で、型番的には一応最新?なものの、ヒエラルキー的に最新のX-T4と比べてセンサーは一世代前、映像エンジンで二世代前となる旧モデル扱いである。

それでもAPS-Cセンサーの高感度でこのくらいはふつうに撮れるので、価格が下落している現在の市場ではかなりお買い得と言えるかも。

フジを使おうとする人はカメラとして最新の性能を求めるより、XFレンズとフィルムシミュレーションに惹かれてやってくるようなので、好みに応じてX-H1かX-Pro2がオススメだと思う。

もちろん予算次第で動画もとなれば、まだ併売されているX-T3も価格的にはオススメだ。

周辺のシグマfp保有率が高くなり、そっち方面の知り合いはほとんど全員が持っているという異様な状況?をzoomで知るのは如何にも今どきか。

LUMIX S5とセットで買ってもEOS R5より安いというのは魅力的だな。←その比較はおかしいだろう、オレw

個人的にも使ってみたいと時々思うことがあるが、とにかくEVFが無いので躊躇せざるを得ない。なんたって老眼なんでw

後継機で出るのはまだまだ当分先と思われるが、外付けでも良いのでEVFは是非とも欲しいなぁ。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

ようやく名前負けしないよう秋らしく赤くなってきたアキアカネ。

下界へ降りたのか一時より数が少なくなってきたかな。

フジのXシリーズの他にマイクロフォーサーズ機も併用している理由の一つは望遠レンズである。

キヤノンやニコンを使っていた若い頃は大砲レンズを担いで歩き回っていたが、寄る年波には勝てず、もうあんな巨大で重いレンズは勘弁なので、35mmフルサイズ比で焦点距離が2倍になる..正確には焦点距離はそのままで画角が相当になる..マイクロフォーサーズが便利この上ない。

キラーレンズは言わずと知れたオリのED300mm F4.0 IS PROで、あの大きさでロクヨン相当というのは、一度使ったら止められない。画質も100万以上する白レンズと比べてもまったく遜色ないしね。さらに1.4倍テレコンで840mm相当が、2倍テレコンで1200mm相当が常用できるのも二重丸。

そのオリから200-800mm相当となるED100-400mmが登場するが、コンパクトさと軽量という意味ではパナライカのVARIO-ELMAR 100-400mmも抜きん出いている。

とにかく小さくて軽いはすべてにおいて正義なのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

フジだと今のところ超望遠域はXF100-400mmの一択となる。XシリーズはAPS-Cなので約1.5倍換算となり、望遠端で600mm相当になる。

望遠レンズではマイクロフォーサーズを使うことが多いのだが、ではXF100-400がED300PROに比べて劣っているかと言えば決してそんなことはなく、望遠ズームとは思えない解像度の高さはなかなかである。

写真は400mm側の最短撮影距離付近での撮影だが、その解像力と描写力は見事だ。

キヤノンのEF100-400と比較して重さこそ軽いがサイズ感が同じなのはアレなんだけどw、当該レンズも1.4倍と2倍のテレコンが装着でき、これまたそれぞれ840mmと1200mm相当で運用でき、機材をフジ縛りにする場合は当然ながら同レンズのお世話になっている。

フジはスポーツ報道や野生動物撮影のような分野をターゲットにしていないようなので、超望遠の単焦点レンズのラインナップは現状望むべくもないが、防塵防滴に拘った堅牢性の高いX-H系のボディの存在を考えると、400mm F4〜500mm F5.6クラスで重さ2kg程度の超望遠レンズが欲しいとは思うぞ。

パナは35mmフルサイズのS5をあの大きさに収めたということは、マイクロフォーサーズ機であるGH5の後継機(GH6?)はもう少しサイズを小さくしてくるかな。

でも放熱を考えると闇雲に小さくもできないか。パナはモノづくりが真面目なので、どこぞのメーカーのように中途半端な仕様で「8K撮れます!」とは言わんだろうしw

商業的に失敗したと思われるG9 PROの後継機は何となく出ないような気がしていて、プロスペック的な写真機としてはS1・S5が答えのように思える..GXとG二桁機の系譜のみになるのではないかと想像..ので、マイクロフォーサーズでは仮称GH6に期待している。

可能であれば8K期待もあるが、こればかりはセンサーの都合もあるので、現時点では5.9KでRAW出力とかでも必要十分だろう。

それか4K120Pとか制限なくバンバン撮れて、尚且4K240Pも短時間ならOKとかなったら飛び道具しては面白いね。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

まあ今は言うほど動画を撮ることもないのだが、4K以上でRAWが撮れるようになると話は変わってくる。

シャッターを押してから後の連写性能自体にあまり意味がなくなって、動体はRAW動画で撮るがスタンダードになるだろうというのが個人的な見立てだ。

必要なコマを後から取り出せば良い話なので、パナで言うところの6K/4Kフォトに近い感じだが、バッファに溜める方式は制限が出てくるのと、やはり1枚のRAWとして取り出せる点でRAW動画のほうが画質的にも有利で、利便性も高い。

RAW動画にさらにプリREC..プリ連写の動画版だ..が組み合わされれば、生きものやスポーツ分野での動体撮影は便利この上ないぞ。

上ではGH6に期待とは書いたが、もちろんフジのX-H2でも果敢にそういう飛び道具的なスペックでも積んでこないと、35mmフルサイズ競争に埋没していってしまうだろうね。

一度ならず二度までもソーリの座を放り出して逃げたアレに代わって、与党内から名前が漏れ伝わる次のソーリ候補たち。

本来なら選挙して選びたいことろだが、アレが勝手に辞職しちまったので、国民そっちのけで自民党から選ばれることになる。

ただ、どの面見ても見事に代わり映えしない輩ばかりで、誰がやってもまたぞろろくでも無い政権運営になるのは疑いようがないな。

特にスダレ、あれはダメだ。政治家としてのビジョンとかそういうものが全く無いので、番頭さんは務まっても大旦那はまず無理。

定例会見を見ていれば分かるが、原稿会見なのはアレとまったく同じで、あの木で鼻をくくったような問答は実にムカつくぞ。

なんかまあ、一難去ってまた一難って感じだな。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / PROVIA

朝はそれなりに涼しくなってきた赤城高原。

朝日が射し込んでしばらくはアキアカネも暖気中なので、超広角ズームのワイド端で近づいても逃げる素振りはない。

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