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Nレコの通信テストのために仕事場の窓際で電波と位置情報を拾っていたら、南の方向から大きな鳥影が近づくのを発見。

本棚に置いてあった双眼鏡を覗くとアオサギだったので、これまたサブテーブルに置いてあった望遠付きカメラで狙う。

以前も書いたが、ほとんど水場がない赤城高原でサギの仲間は珍しく、時々見掛けてもその多くは冬場だったりする。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

割と低い高度で飛来したのだが、我が家の手前100mほど高度を上げてやや西寄りに逸れて行った。

最初からそのつもりだったのか、バルコニーに立つ小生を認めて回避行動を取ったのかは定かではない。

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今どきの車はキーレスエントリーなので、車のキーはバッグ含め体のどこかに入ってさえいれば、ドアを開けるのもエンジンを掛けるのもキーを差し込んで回すという行為が必要ない。

近場に出掛ける際に家人用に買い替えた軽の1BOXに時々乗るのだが、近未来的にボタンを押すだけでロックが解除され、エンジンが始動するのだから古い車のオーナーとしては驚くばかりである。

何ぶんにも古い昭和のオッサンなもんで、アナログ操作ができないと電気系統のトラブルでもあったらと思わなくもないが、これから時代そんな事を言っていてはEV車にも乗れなくなりそうなので、こればかりは慣れる必要があるのかな。

iPhone 13 mini

そんな車のキーにジャラジャラと何やらくっつけるのは今も昔も変わらないと思うが、小生の場合は今はこんな感じのものがぶら下がっている。

ビクトリノックスは昔は小型のブレードのタイプだったが、使用予定のない刃物をすぐに取り出せる状態で携行するのは万が一職質を受けた時にウケが悪いので、ハサミと小型のプラスドライバーのものにしている。実際、日常生活ではナイフよりハサミのほうが使用頻度は高いし便利だしね。

缶切りはともかくやや大きめのマイナスドライバーは必須。カメラなど機材周りのアクセサリーが緩んだ際に締め直すのに必要だし、テコの原理で何かをこじ開ける時にも有効。

そして近年..と言ってももう10年以上は経つけど..はここに六角レンチが加わっており、今や前述のマイナスドライバーより六角レンチのほうが無くてはならないものとなっている。三脚周りのアクセサリーのほとんどがこのタイプだからね。

そして赤い目印は落とした時やバッグの中で目立つようにという配慮。ビクトリノックスのハンドルも同様。その昔、レザーマンツールの黒いハンドルのを付けていた時に、足元の落ち葉の林床に落としてしばらく探すのに手間取ったことがあるので。

カテゴリ:独り言

桜散り桜咲く

2023/4/23

近所の森や防風林のソメイヨシノが大方散って、ヤマザクラとバトンタッチしている。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

今週に入って夏鳥が続々渡来し始め、サンショウクイ・キビタキ・クロツグミ・ヤブサメの初鳴きを初認している。

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ドットサイト

2023/4/22

天狗様追っかけの超望遠野郎なので、スコープで被写体の導入にはドットサイトが必須。何せ3000mmなんて標準域で、GH6で最望遠まで伸ばせば10000mmを超える視野になる。

そんなドットサイトも過去いくつも試してきて、すでにちょっとした高価な交換レンズ分くらい大枚はたいてきたが、今のところナイコンのDF-M1に落ち着いている。

旧オリのEE-1も併用しているが、狭い場所に収める関係上、位置調整のし易さはダイヤル類の配置的にDF-1のほうが使い勝手が良い。それに環境に応じてドットパターンが変えられるのもグー。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

観察地点に着いて機材をセッティングし、まず最初に行うのがこのドットサイトとファインダーの同調作業。

然るべき距離の指標物..大抵は目立つ岩とか枯れ木や鉄塔の類い..をファインダーの中心に捉えておいて、雲台のロックレバーを固定し、ドットサイトのダイヤルを回して微調整する。

この調整を手抜きすると対象の導入で四苦八苦するので、この作業は非常に重要なのである。

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昨年は首相経験者が自作改造銃で暗殺され、先日は現役総理大臣が爆弾テロ未遂に襲われた。

Temsでそんなニュースを話題にしつつ、クライアントの若い担当者が近頃の日本も物騒になったと不安そうにしていたので、我々おっさんの若い頃は連合赤軍の立てこもりとか、過激派によるビル爆破とか、猟銃による銀行強盗とか、果ては地下鉄に毒ガスを撒くとか割とあったので、演説中に暴漢に襲われるなどかわいいもんだよと話したら目を丸くしていた。

実際、あさま山荘事件に代表される連合赤軍なんて地元のことだったしね。

総理大臣や経験者が襲われた点も心配していたが、日本の総理は米の大統領のように国民が選んでいるわけではないので、何らかのアクシデントで倒れればいくらでも代わりはいる..やりたい人を密室で決める国だし..その程度の役職だとも話したら苦笑いしていた。

とは言えさすがに短期間に続けて国のトップが襲われるというのもただ事ではないので、自分たちの振る舞いに国民が納得できない問題が多いことを自覚したほうが良いぞ、日本政府よ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

確かに自分が若い頃に政治に関心があったかと言われれば正直ほとんど無く、バブル時代に久米宏のニュースステーションが始まって以降にそっち系のニュースに関心を払い出した。

それに比べれば今の若い人のほうがSNSなど通じて情報に触れる機会も多く、それなりに動向に敏感なのかと思わなくもない。

何れ政治自体は非日常なれど政治が決めることは日常に直結することなので、もっと政治に関心を向けたほうが実のためぞ、若者よ。

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里のサシバを護るには、まずは狩場環境の保全が優先されなればならないのはイヌワシとよく似ている。

平野部で主な狩場となる谷戸は、湿地と違って人の生産活動に直接関わっているので今のところ辛うじて保全されているが、問題は周辺の営巣林適地。

サシバはオオタカほど営巣林にこだわりはないようだが、それでも太陽光発電で周辺の林が軒並み伐られてしまうと、餌は確保できても巣を架けられずに子育てできない事態となる。

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OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

雄は相方探しの合間に侵入雄の排斥行動で大忙し。ピックィーピックィーと警笛響かせながら現れるので存在はすぐ判る。

まだ田起こしなど一部しか始まってないが、農繁期を迎えつつあるこの時期は誰かしら農作業従事者がいるので、谷戸内に人影があるのはまったく気にしない。

と言いつつ、「またアイツか」的に頭上からこちらをチラ見して行くときもある。

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関東平野の平野部を徘徊しているが、それにしても土地柄なのか隠れ?太陽光発電施設の多いことと言ったら。

さすがに谷戸の中は周囲より低地なので立地に不適のようだが、周辺の休耕地は軒並み太陽光パネルが並んでいて、もはや乱立と言って良い。Googleマップの衛星画像でも当該地の様子は分かるので、特に最近の話ということではないようだ。

これでは平野部でオオタカが増えていると言っても、彼らの狩場は続々と失われつつあるという事態だぞ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この春は色々が早いのでもう驚くことは無いのだが、うちの近所ではGW明けた頃に咲き始めるウワミズザクラも満開だった。山間地と平野部の気候の差を最も意識するのが春。

にしてもこう花が早いと虫たちが動きについて来れないのではないかとちと心配。特に虫媒花の類などは。

谷地でサシバ

2023/4/18

今週は春の関東平野ラウンド。昨日からイイ感じの谷地を踏査中。

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早速ピックィーとサシバが出迎えてくれる。こちらは先日の山サシバに対して里サシバということになるか。

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オスプレイ

2023/4/17

この春先に箕郷梅林へ出かけた際、相馬原駐屯地に出入りしているオスプレイを見掛けたが、離れていてもなかなかのエンジン音だった。ダウンウォッシュも並みのヘリの比ではないと聞く。

いつだったか忘れたが、うちの近所の上空を南方向から飛んできてそのまま北へ抜けていったことがあって、その時は一機だったが室内に居てもやはり結構なエンジン音が響いていたのを覚えている。

そう考えるとオスプレイが日常的に離着陸している基地周辺は、相当な騒音となっているのは想像に難くない。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-2

写真は何れも最近のもので、撮影場所はそれぞれまったく別である。

一枚目は割とすぐ近くで確かに行く先に某駐屯地があったが、二枚目はええ?なんでこんな山の中?って場所を結構な高度で飛んでいた。

こちら航空機にはさほど興味はないが、まあ観る人が観ればどこの所属の機体かは判るのだろう。

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先週の後半は黄砂の襲来で視程が得られず、商売上がったりといったところ。

すぐその辺なら双眼鏡でも辛うじて視えなくもないが、スコープやコリメートだとほぼ絶望的。何せ大気の層を圧縮して眺めているので、ヘイズなど浮遊物が多いほど視界が効かなくなる。

それに野外に終日突っ立ているのもいかにも体に悪そうな空気で、花粉対策も兼ねて二重のマスクは必要だ。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

条件が良ければ2km少々離れていてもこのくらいの個体情報は得られる。この日は気温も低く午前中は陽炎の影響も少なかったのが功を奏した。

飛んでいるのはクマタカで背景は富士山の残雪。

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