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野犬に注意

2023/6/16

先日、関東平野部某所で野犬を見かけた。うっかりしてしばらく気が付かなかったが、藪の中からこちらの様子を伺っていた模様。

200mほど距離はあったが、基本的に目は良くないので匂いでこちらの存在を意識していたと思われる。こちらが気が付いたのを察知したのか、5頭ほどの群れで藪の中へ消えていった。

この日は古巣確認で周辺の雑木林内を歩き回っていたので、この後は念のためいつもの藪漕ぎ装備でうろつくことにした。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

野犬、いわゆる野良犬は野良猫同様どこにでもいて、我々が意外にその姿を見かけていないだけ。

野良猫と違って、向こうから近づいてくる時は人に対して何らかの目的を持っているので注意が必要だ。特に狂犬病は怖いからね。

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我ながらよく踏まなかったものだと感心。それくらい小さくて細いナナフシモドキの幼虫が路上を横断中。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
iPhone 13 mini

一度見つけるとそここで目にとまるようになる。うっかりしていると車の中に侵入されてそのまま連れ帰るところであった。

と言っても、昆虫類や植物の種子はそうやって各地に分散されていくのだろうけど。

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後ろ!後ろ!

2023/6/14

「あー、後ろ!後ろ!」と思わず声を上げたくなるシーン。

と言いつつこの後の状況を期待してカメラ構えてしばらく待機するが、バッタの幼虫もカニグモの仲間もお互いに我関せずと言うか、まったく動きなし。

いくらOM-1が軽いとは言っても、10分も手持ちで構えたまま待ち続けられるほど虫屋ではないので、敢え無く途中で離脱。

さらに5分後に再度見た時は両者とも居なくなっていたので、まあ生きもの撮影は一筋縄ではないなと思った次第。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

待っている間にOM-1の伝家の宝刀とも言うべきカメラ内深度合成で撮影。

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赤城高原にトケン類はカッコウ、ホトトギス、ツツドリが夏鳥として渡ってくるが、家の近所で言うと前者2
種で、どちらかと言えばホトトギスのほうが多い。

晴れているとカッコウのよく通る声が目立つのだが、夜半から明け方、雨の日など日中でも暗いとホトトギスも終日よく鳴いている。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ということで先週末の晴れの日はここぞとばかりにカッコウがよく鳴いていた。朝からカッコウに家の前の電線で鳴かれると、それだけで目覚まし代わりである。

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梅雨入り

2023/6/12

先週8日に関東甲信地方が梅雨入りした。色々春が早かったので梅雨入りも早いという予想もあったようだが、結果的には平年並みであった。

群馬に限って言えば概ねワシの巣立ち時期と重なるので、遅くとも今週かなという感じだったりするものの、その辺りはデータとしてそうであると言うだけで、そこに相関はないけどね。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

先週末は前線と台風の間に奇跡的に晴れ間が合ったので、ここぞとばかりに庭の草刈りに従事。取り敢えずまた一月の猶予が生まれてほっと一息。

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いつの頃からか猛禽類を背面から撮る行為を背撃ち(または背打ち)と呼ばれるようになった。小生は年齢的に写歴だけムダに長いのだが、昔はそんな言葉は使ってなかった。

その単語を使う輩に知り合いはそれなりにいるのだが、小生より年齢が上、白または黒の超望遠の長玉に迷彩..カモフラが日本に合ってないぞ..のレンズカバーを装着し、服装はお揃い?のこれまた迷彩の上下という出で立ち。

都市公園の通路を大型三脚と椅子で占拠するなど日常茶飯事。希少な鳥の巣や巣立ち雛の真下に陣取って営巣行為を阻害するという必殺技まで併せ持つから始末が悪い。

ほぼ共通しているのが凋落寸前だったナイコンや某C社の一眼からクソにぃαに移行しているか、一度白いレンズに変えたもののZ登場でニコ爺ぃに戻っているという経歴。無駄に金持っているのであっちにこっちにと風見鶏というか渡り鳥のようだ。

おおよそIT弱者の代表のような老害ジジィなので、自慢の写真コレクションをサービスサイズに焼いたプリントを小さいアルバムに入れて持ち歩き、誰彼なく見せびらかす迷惑千万な行為を常套手段としてる。

そのクセ、珍しい鳥が出るとすぐにスマホでほうぼうに電話掛けだし情報をバラまく、まあハッキリ言ってもっとも迷惑で嫌いな連中である。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

眼下を飛んだトビのカットを見ていて、そんなつまらん話を思い出した次第。

昔も今もそして将来もそんなアホ連中と関わることはまず無いのだが、場所によっては目にする機会もなくはないので、まあ無駄にムカつくなとw

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先日のキタテハもそうだが、今の時期にヒラヒラと飛ぶオレンジ色のチョウはよく目立つ。青空や濃い緑、それに黒と橙は補色の関係にあるので当然といえば当然。

目立つから飛んでいるところを撮ろうとチャレンジするが、望遠レンズではほぼ追尾不可能なトリッキーな動きに惨敗続きである。

ここはやはり広角レンズで撮るという海野先生流が王道ということなのだろうね。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / ベニシジミ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / セセリチョウの仲間

セセリチョウは最初は翅を閉じていたけど、5分ほどジッと待っていたら少し翅を広げてくれた。ただ、キマダラセセリなのかそれともヒメキマダラセセリなのか、虫屋でないので同定は難しい。

今週、シロヤシオが見頃と聞いて久しぶりに奥日光の男体山へ。今回はいつも調査山行ではなく純粋な登山行為であった。

男体山の登山道はひたすら真っすぐ..今は途中につづらの林道を挟む箇所があるが..で、直登で標高差約1200mとなかなかエグいのだが、実際に登ってみると白毛門ほどの斜度はないので、数字で感じるほどではない。それでも1km近く続く岩場はさすがに難儀したけど。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA / 傍らにミズバショウ

アカヤシオはすでに終わっていたが、 シロヤシオとベニサラサドウダンツツジの競演が観られた。中禅寺湖ブルーと相まって良い季節である。

赤城高原にある我が家の御神体とも言うべきは赤城山。その赤城と男体山はライバル関係にあり、その昔それぞれの神が大ムカデと大蛇に化けて中禅寺湖を巡って争った地が奥日光の戦場ヶ原である。

男体山は二荒山神社の境内なので、入山を届けるとお守りが貰える。今回図らずも双方のお守りをぶら下げて歩いたが、取り敢えず揉め事は起きなかったw

前述の伝説の戦いの決着だが、男体山の神の末裔である矢の名手に射掛けられて遁走した赤城山の負け。で、その時の血で染まったのが現在の赤沼の辺り。麓の二荒山神社が正月に赤城山の方角に向かって矢を射る神事を行うのはこの流れである。

ということで、赤城山の住人にとって男体山はアウェイ感満載なのである。

大きな鳥

2023/6/8

よく「物凄く大きな鳥が河原で魚を捕っていた!イヌワシに違いない!」と、所属する研究会の問い合わせに送られてくる情報はほぼトビである。

イヌワシとトビではその大きさは1.5倍以上違うが、一般の人からすればトビも十分に大きい鳥ということだ。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

問い合わせの7割が残念ながらトビで、残りはノスリかハチクマまたはクマタカである。

特にハチクマは識別が難しいようで、野鳥の会の会員レベルでも間違えるまたは識別困難..もしかしてイヌワシですか?的な..のようである。

まあかく言う小生でも5kmぐらい先の陽炎の中を飛ぶハチクマを時々誤認することはあるので、エラそうに言えた義理ではないのだけどね..

カテゴリ:猛禽, |タグ:

朝、畦を通って谷戸の対岸に向かおうとしたところ、目の前で突然立ち上がったカルガモにびっくり。

どうやらこちらが近付くまで伏せて隠れていた様子。小生はまったく分からなかったので、伏せていればそのままやり過ごせたカモだが、耐えきれなかったようだ。

当然飛び立って逃げるかと思いきや、静静と歩きだして少しずつ遠ざかって行った。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この時は車から降りてすぐでカメラを片手に持ったままだったので、そのまま構えてシャッターを切った。

まったく背景に引っ張られることもなく、バッチリピンが合うのはさすがのOM-1である。

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