タグ : ナナフシモドキ

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我ながらよく踏まなかったものだと感心。それくらい小さくて細いナナフシモドキの幼虫が路上を横断中。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
iPhone 13 mini

一度見つけるとそここで目にとまるようになる。うっかりしていると車の中に侵入されてそのまま連れ帰るところであった。

と言っても、昆虫類や植物の種子はそうやって各地に分散されていくのだろうけど。

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電線モドキ

2021/9/18

特に意識しているわけではないが、今夏二度目の目視となったナナフシモドキ。まあ意識して探したからと言ってすぐ見つかるほど甘い擬態ではないので、偶然目にする程度が関の山だけど。

この個体も行きはまったく気が付かず、戻ってくるときにたまたま目に付いただけで、こうして体を起こしていなければ分からなかったろう。近くにアキアカネが留まっていたのでそれを目で追っていて気がついた次第。

それにしても何でこんなところにいたのか知らないが、よもや電柵の電線で擬態しているとはね。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

ところでこのナナフシモドキの頭が左だと思ったそこの貴方。残念、左は腹で右が頭なのだよ。

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前日に仕舞い忘れていたほうき..この時期は夕方に雷雨が来ることが多いので..でそのまま玄関前を掃こうと思って持ち上げて何やら違和感が。

Google Pixel 5

違和感の原因はナナフシ。ほうきの上でしっかり擬態のポーズだが、さすがにこれは目立つぞw

子供の頃に捕獲したときの印象でナナフシは脚がすぐに取れるイメージが残っていたので、慎重に静かに近くの生け垣に退避願う。

Google Pixel 5

逃した後、そう言えばナナフシって羽がないんだっけ?と思い調べてみたら、これはナナフシではなくナナフシモドキだった。

モドキとはまた胡散臭い名前を付けられたものだとは思うが、ナナフシを模した別の種というわけではなく、れっきとしたナナフシの仲間ということだ。

羽がないということは生息域はかなり限定的..自分の意志で分布を広げられない..のように思えるが、実際はどこにでもいる普通種で、卵もしくは自身が鳥に捕食されて糞で生息分布を広げる戦略らしい。

しかも本種は単為生殖なので、自然界で観られるのはほとんどがメスとのこと。そう言えば最近群馬の森でオスのナナフシが見つかってニュースになっていたのを思い出した次第。

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