山の雪も解けにけり
ちょっと前まで県境付近の山は稜線部が白かったのだが、この暖かさでせっかくの積雪が解けてしまった。
年末年始に向けて県内の麓のスキー場も一時は喜んでいたようだが、こう暖かいと降雪機の稼働も躊躇うであろう。
上信越国境の峰々。白砂山付近と草津白根山が白いのは数日前に降った雪だろう。
この秋の冠雪が早かった浅間山も北側斜面の谷筋が白いだけで、平野部から見える南側は解けてしまっている。
関東平野の北の端から薄い雲海越しに望む富士山も、同様に雪解けが進行中。
ちょっと前まで県境付近の山は稜線部が白かったのだが、この暖かさでせっかくの積雪が解けてしまった。
年末年始に向けて県内の麓のスキー場も一時は喜んでいたようだが、こう暖かいと降雪機の稼働も躊躇うであろう。
上信越国境の峰々。白砂山付近と草津白根山が白いのは数日前に降った雪だろう。
この秋の冠雪が早かった浅間山も北側斜面の谷筋が白いだけで、平野部から見える南側は解けてしまっている。
関東平野の北の端から薄い雲海越しに望む富士山も、同様に雪解けが進行中。
連日寒い日が続いて..ということもなく、むしろこの時期にしては暖かい日が続いてというのが実際である。
夏から秋にあれだけ高気温だったわけで、なかなか気候が暦に追いついてこない感じ。春先のように寒い日と暖かい日が交互にやってくる日がまだしばらく続くようである。
もうすぐ冬至を迎えることになるが、太陽の南中高度が逆転して昼の時間が長くなり始めると、本来の冬の寒さが列島を覆う、と思いたいところだがさてさて..
一応朝は氷点下なので風が無ければ庭に霜が降りる。それでも一面真っ白みたいな感じにはならず、陽の当たらない場所に申し訳程度と言ったところだ。
先日スマスコの記事を書いたが、フィールドスコープとスマホの組み合わせでの撮影自体は特に最近始めたような話ではなく、スマホのカメラが高解像化してからはそれなりに使っていた。
以前は接眼アイピースに適当に押し付けて撮影していたので、盛大にケラレが発生してしまうため、撮影後に周辺をトリミングなどしていた。
それを適切な位置で固定することでケラレを抑制できるので、近頃はリグに固定するなり、先日紹介のでアダプターを試している次第である。
普段のスマスコの標準スタイルはこっち。この方法だとアイピースのアイカップを外すことなく、且つスマホケースも装着したままでOK。
先日のバンガードのユニバーサルアダプターではアイカップとスマホケースを外さないとケラレが大きくなるが、外せば接続面が密着して周辺光から遮断される点が利点となる。
という事で、本格的にスマスコ撮影するなら件のユニバーサルアダプターで、しっかり光軸合わせておいて固定して撮るほうが良い。
ただ、スマホが手元から無くなるので2台持ちでないと厳しいかな。万が一撮影中に電話かかってきたら、スコープに向かって話しかけることになるので結構恥ずかしいかもw
一連の紹介例はPixelであるが、iPhoneをスマスコで使う理由の一つはBlackmagic Cameraアプリの存在だろう。
最新のiPhone15なら、動画撮影に関して言えば玄人好みにその性能を引き出せる。同アプリは動画屋にとってiPhoneのキラーアプリ足り得る。
個体識別用にワシを撮るのに使っているメインのコリメート装備だと、すぐ目の前とかその辺のものを撮るのには取り合わしでやや面倒。
その点でスマスコセットはお手軽に記録できるので便利である。
柿の木で何やら叫ぶカラスを撮影。
画質に拘っていた時期もあって昔なら眼中になかったが、もはやそこまで写真や動画に興味もなく、仕上がりにアレコレ言うこともないのでこれで十分である。
こちらは最大望遠の50倍にズーム(約2000mm相当)した4Kのフィックス映像だが、曇天順光なので特に破綻もなく良い。
あとPixelのほうがiPhone動画より色味が落ち着いて好みかな。
観察用に使っているスワロ65で、ちょっとした記録写真や映像を撮る用にバンガードのデジスコアダプターなるものを試用中。
いわゆるスマスコというやつである。
スマホはサイズやカメラのレンズ位置や造作がバラバラなので固定が難しいのだが、ユニバーサルを謳うだけあってiPhoneの変則複眼やPixelにも対応できて便利。
接眼アイピースを3本のピンで挟んで締め付けることでアダプター単体でも結合・保持は可能だが、眼視による観察行為と併用したいのと、ズームアイピースの場合はズームリングが回せなくなるので、適当にリグを組んで脱着自在にしている。
眼視で観察する時はリグのクランプを緩めて後部ユニットごと外すだけでOK。外したユニットはストラップで首から下げておけば置き場所を考える必要もない。
観察用スワロはSTS65にx25-50のアイピースの組み合わせで、件のバンガードのアダプターではギリギリ挟めるサイズ。小生はピンで固定しないのでゴムのカバーを外して多少余裕を作っている。
尚スワロのATX・STXのアイピースにはサイズ的に装着不可。まあメイン機のSTX95はGH6が定位置なのでそれは特に問題なし。
バンガードのユニバーサルアダプターにはBluetoothのリモコンが付属している。
当初はオマケ程度だと思っていたがこれが結構便利で、スマホを慌てて触って映像がグラグラしないのは助かる。単なるBluetooth機器なので余計な専用アプリも不要だし。
人の生活がまだ残されているが、恐らくは限界集落と言った佇まいの北東北の山里。
空き家となった敷地含め各戸の柿の木から実が収穫されることはなく、冬籠り前の動物たちの食糧となる。人里にクマやサルが出てくるのも必然の結果と言うことだ。
とは言え、この集落周辺のクマの目撃は今年の他の東北地域ほど多くはないとのこと。
実際周囲の林を見回してもクマ棚はほとんど見掛けないし、柿の実もまったく手付かずで、時々カラスが何処かへ運んで行く程度であった。