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夜に窓をコツコツと叩くような音がして、同時にぬこ様が反応しカーテン越しに飛びかかるというのが数日続き、さすがに気になっていたのだが、ようやく犯人の姿を確認できた。

正体はチョウで、一昨日は朝まで窓に張り付いていたようで、カーテンを開けても飛ぶこともなくジッと動かず。

ぬこ様も正体がチョウと知って俄然ハンティングモードになったが、何しろ窓の向こう側なのでどうにも手が出せずに、しばらく窓を睨んで悶々としていた。

iPhone 11 Pro

見慣れない種類だったのでGoogle先生に確認したところ、特定外来生物に指定されているアカボシゴマダラと判明。

本来は大陸産なのだが、マニアによる人為的な放蝶で数を増やし、ここ20年ぐらいで関東に定着らしい。群馬に侵入してきたのはこの10年ぐらいと思われ、温暖化の影響下で徐々に分布が北上しているようだ。

国内には類似種のゴマダラチョウが生息しているが、生息域が競合するようだと色々問題も出てきそうだな。

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総裁選で永田町がゴタゴタしているさなか、狩猟で使われる鉛弾を使用禁止にすると小泉環境大臣が発表した。

「意外に知られてないかも知れませんが、鉛弾って鉛で出来ているんですよ」って言ったかどうか定かではないがw、あの我らがセクシー担当大臣にしてはなかなかの英断ではないだろうか。

狩猟に鉛弾が使われることで、山野に放置された残渣を糧とする生きもの、とりわけ大型猛禽類の鉛中毒問題が以前から取り沙汰されてきた。

特に北海道ではオジロワシやオオワシの越冬時期が猟期と重なって被害が多く出ていたので、道では鉛弾の使用は独自に禁止にしてきたものの、道外からやって来るハンターの中には依然として鉛弾を使用し続けている不届き者が多くいるのである。

水鳥猟が盛んなオランダや北欧のスウェーデンではすでに先行して禁止となっているが、鳥類の鉛中毒問題を理由に全国一律に規制が適用されるのは珍しい。

惜しむらくは、施行は2025年から段階的に行い、2030年中に鉛中毒ゼロを目指すという何とも悠長な話なので、ここさらに前倒しで進めほしいところである。

環境省には風発や太陽光発電の乱立に伴う自然破壊への対処などもっと率先して取り組んでほしい事案はあるが、経産省と業界団体との調整が簡単に進むとは思えないので、まずは省独自に判断できて周囲に影響がない..利害関係が少ないとも言える..鉛中毒問題からと言ったところだろうか。

ただ、ようやくセクシー担当大臣が仕事で目に見える成果を上げようかというタイミングではあるものの、前述の通り永田町界隈はそれどころではなく、総理大臣が代わることそれイコール新たな組閣となり、まあおそらくは環境大臣も代わるだろうなということで、後任がまたいつものごとく「誰がやっても同じ」大臣職に成り下がることが心配である。

Canon EOS-1D MarkII N / EF500mm F4L IS USM

道東の原野でエゾシカの死体にありつくオジロワシ。この時のシカの死因は不明。

オジロワシやオオワシも普通に狩りをして餌を確保するが、目の前に動物の死体があれば何の躊躇もなく食べる。それが餌が乏しくなる厳冬期ともなればなおさらで、交通事故による轢死体であろうがハンターの狩りの残渣であろうが関係ないのである。

こういったスカベンジャー的な行動は年齢に関係なく見られるが、経験値の低い幼鳥にはより強くその傾向があるようだ。

個人的な観察でも、最初に警戒心なく幼鳥がついばんでいるところへ、遠目に様子を見ていた成鳥があとからやって来て幼鳥を追い払い、ゆっくりと食事をするという光景を何度も観ている。

何かと評判の悪いマイナンバー。推し進めようとしてい連中の下心が見え見えなのでっていうのもあるが、自分に生涯背番号が振られることへの嫌悪感から拒否反応する人が多いというのはある。

国への妙な隷属感というか、まあその辺りの負の心理的な面は否めないが、そうは言っても管理する上で個別のIDが必要であるのは確か。

そもそも普段意識していないので気が付かないのだろうが、実は我々には他の誰とも被ることの無いユニークな値があちこちすでに付番されているのである。

個人を証明する際に使用される例えば運転免許証とか健康保険証、それにパスポートなら世界共通で個人証明の手段となり、その何れにも本人を特定するためのユニークなIDが基本となっているのである。

要の地方自治体が管理する住民基本台帳にもしっかり個人の番号が付番されているので、今更マイナンバーだけ否定しても意味はない。

この件で問題なのは最初に書いた推進する側の下心で、これにかこつけて個人の全資産を把握しようとする財務省の暗躍だろう。税金の納付と給付金の直接交付だけなら代表口座だけで済むのに、全銀行口座の紐付けの義務化など理解が得られるわけがない。

国民に対し便利なサービスを提供するだけ、というそこ一点に絞って普及させていくべきだろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

すでに健康保険証と運転免許証のマイナンバー対応は既定路線であり、今話題のワクチンパスポートのような証明書類の類も時間の問題だろう。

ただ気になるのはやはりこの国のIT行政の程度の低さからくるセキュリティの不安だな。何より専門知識やITへの知見のかけらもないバカを大臣や事務方トップに据えるのはアウトだぞ。

カテゴリ:独り言

開発用にクラムシェルモードで使っている古いMacBook ProのDisplayPortが死んだっぽい。HDMIは生きているのでとりあえずHDMI経由でメインモニターにつないでしのいでいるが、マルチディスプレイで使えないのがなかなか辛い。

MacもWinもサブ含め複数台あって、もう1台のMBPは問題ないのだが、開発環境毎に用意しているので、年内作業が続行予定の現在の開発案件では使用できない。

まあXcodeとxamppを合わせれば良いのだが、開発中に環境を入れ替えるような冒険はしたくないので、シングルモニターのまま我慢せざるを得ない。

と言うのも、この秋に登場が噂されている新型MacBook Proを狙っていて、それ待ち状態っていうのがある。Mac使いとしては高速化の期待できるM1X..ってOMDのカメラっぽいなw..機に入れ替えたいよね、やっぱ。

来週Appleの新製品発表イベントがあるが、今回は恐らくiPhone 13がメインで、Mac関連は11月ごろではないかという話。何とか年内には手に入れて、諸々スッキリしたいところである。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

晴れ間も2日しか続かず、再び雨模様の日々である。夏場にあれだけ降ったのだから秋雨は必要ないと思うのだが、結局前線の影響なのでこればかりは致し方なしか。

そんな事を言っているうちに台風シーズンの到来となりそうなので、考えたくはないがコース次第でまたまた雨続きって可能性も。

カテゴリ:ガジェット, 季節感

近所の赤とんぼたちは雨続きのせいか姿を見かけない日が続いていたが、昨日のように晴れ間が出てグッと気温が上がると途端に活発に動き出す。

数はかなり減るが例年だと10月上旬ぐらいまで飛んでいるので、避暑トンボの姿はまだもう少し観られるはず。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

撮る時はあまり意識していないのだが、アキアカネ以外の種も少ないながらも時々見かけることがある。写真は1枚目がネキトンボ、2枚目はリスアカネ。何れも大枠では赤とんぼにカテゴライズされる種だ。

ネキトンボは翅の基部が黄色味を帯びているので根黄の名が付いており、リストンボはリスに由来する..のではなく、スイスの動物研究者(発見者?)名前から付いているそうだ。

我らが千葉真一に続いて、仏のジャン・ポール・ベルモントが亡くなった。

ベルモントはコメディもやっていたが、千葉真一と同様にアクション俳優の印象が強い。ノースタントで走行中の車の屋根にへばりついたり、ヘリからぶら下がったりするなど、トム・クルーズなどアクション系俳優なら今どきは普通だが、その元祖はベルモントとだろう。

1980年に先に亡くなってしまったが、当時ノースタントのアクションではスティーブ・マックィーンと双璧だったな。

戦時を除けば、事故や病気でもなければ人の死は年齢の順番ってことになるので、自分より年寄りが先になくなるのはこれ真理なりか。

こればかりは自分が歳を取ったらから仕方ないことだが、子供の頃憧れた著名人が次々に亡くなっていくのは寂しいものだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

富士山が初冠雪し、北海道の大雪ではウラシマツツジの紅葉が見頃との報あり。富士山はともかく、この時期に大雪には一度登ってみたいな。

尾瀬ガイド協会の公式Twitterアカウントのやらかしに関して、その後に協会側から正式な謝罪文が出されたが、これが素晴らしく誠実な内容であった。

よく政治家やら企業人やらが同じようにやらかした後に「そういう意味ではなかった」とか「誤解が招く発言だった」など、お前ら受け取り側の問題であって自分たちは悪くない、という雰囲気を醸し出そうとしているのが見え見えで不快極まりないことが多い。

今回の協会の謝罪文には1ミリもそのような気配は感じられず、原因を究明して責任の所在を明示、再発防止策もしっかり併記しているのは、あらゆる類似案件で規範とすべきものだと感じられた。

「責任を感じている」「責任を痛感している」「責任は私にある」と言葉ではしおらしく言うが、感じているだけで決して責任を取ろうとしないバカが長らく国のトップに居座っていたせいか、人の上に立つ立場の人間の言葉が無責任で軽薄過ぎる昨今にあって、今回の尾瀬ガイド協会の危機管理は良い仕事をしてるなって思わせるものだった。

今回炎上して直後の初期消火には失敗したが、その後の後始末の手際の良さは評価できる一件だったな。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

長雨の影響で野菜の市場価格が上がって、さぞ農家はホクホクだろうと思いがちだが、その肝心の野菜の生育もお天道様頼みなので、売りたくても売り物が無いというジレンマのようである。

例年ならまだまだ残暑の時期なので、今から苗を植えても一ヶ月もすれば高原野菜の出荷も見通せるが、こう長雨続きで気温も上がらないと、その読みも当てにならない。

カテゴリ:独り言

2代続けてまたまた都合が悪くなって途中で仕事を投げ出す無能ソーリ爆誕だ。

まあ誰が見ても「コロナ対策に専念する」からではなく、「コロナ対策が失敗していることに起因する世の中の空気が読めずに総裁選を強行しようとして身内に足元をすくわれた」ってところだな。

人を恫喝して言うことを聞かせようとするなどおよそ人の上に立つ器ではなかったということで、仲間もおらず自業自得ここに極まれりって話だ。

それにしても、平時ならともかく何をおいてもコロナ対策を優先すべき緊急事態の最中にあるのに、身内の中で権力闘争をおっ始めるとは、自民党とは何ともふざけた輩が集まった集団だな。

70年代80年代の自民党にはもう少し骨のある政治家がいたが、老害モリ以降ろくなのが出てこない。今名前が上がっている連中から選ぶ総裁選など茶番でしかなく、片腹痛いわって感じ。

FUJIFILM GFX100S / GF23mm F4 R LM WR / CLASSIC CHROME

再び秋雨前線が本州付近に掛かっているため、しばらく雨模様の日々が続く。

お天道様が顔を見せてくれないので、朝晩は涼しいという状況を通り越して、9月入ったばかりだと言うのに日中でも長袖長ズボンでないと肌寒くてしかたない。寝る時も毛布がないと寝られないし。

夜はコタツが欲しいとつぶやいたら「先月片付けたばかりだ」と家人に一蹴される始末だw

カテゴリ:小動物, 独り言

大臣が電通上がりの恫喝野郎ってことで話題のデジタル庁が発足した。

前任だったかその前だったか、「ITについて何一つ知見も技術もない、そしてPCすら自分でろくに使いこなせもしない」と大見えきっていた老害ハンコジジィが大臣だったこともあって、何かとその役立たずぶりが話題の日本のIT行政。天才オードリー・タン率いる隣国台湾のIT事情とは比べるべくもないのは嘆かわしい。

どうせ恫喝ワニ野郎は衆院選後の内閣改造でお役御免になるだろうからもうどうも良いが、業界的に注目されていたのは事務方トップの人事で、一時は過去の経歴から袋叩きの餌食になりそうな人物の名が上がっていたが、ネット世論の動きを読んだか、最終的にそれとは別の人事となった。

最初のデジタル監には、他省庁から横滑りではなく、民間から経営戦略を専門とする石倉洋子氏(一橋大名誉教授)を充ててきた。

石倉氏は御年なんと71歳。71と言えば我らが無能ソーリと同い年であり、えー?そんな年寄りにIT担当が務まんの?と思うわけで、早速会見後のニュースの見出しに「デジタルの専門家でもエンジニアでもない、デジタルの知識がすごくあるわけでもない」と書かれる始末。

やっぱりねーと思いつつ、念のため会見の全文を呼んだみたら、意外にもこれが印象が180度変わってしまった。独自ドメインの自サイトでブログを毎日更新し、FacebookとTwitter、それにInstagramもしっかり使いこなしている模様。しかも以前にプログラミングにも興味を持ってPythonの勉強もしていたとか。

Twitterアカウントの開設なんて10年以上前からで、しかも一度も炎上していないというネットリテラシーの上級者ときたもんで、こりゃこの経歴だけなら逆にその辺のプログラマー崩れより遥かに上位だな。

年齢で能力を推し量る場合は技術面よりは経験的知見の多さのようなものを求めることになるので、今回の人事は意外にまともだった可能性がある。今の段階では石倉氏の思想信条まではわからないが、極端に左右に寄ってなければ良しとし、まずはお手並み拝見と言ったところだろう。

デジタル庁を回していく実働部隊は民間企業からの出向組がほとんどなので、まずはその辺りを掌握し上手く御せるかがカギだな。


と、意外にイケるかと思ったのもつかの間、そのご自慢のサイトでよもやの違法行為..ネットで拾った画像の無断使用..が発覚するというネットリテラシーの上級者どころかトウシロもいいとこで、あぁやっぱりその程度かこの婆さんもって状態 ← 今ここ

まさかデジタル庁の事務方トップが著作権を知らなかったとは言わんよなw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ギッという不意の一声に頭上を見上げると、コゲラが暁をシルエットに佇んでいた。

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多分この夏最後の高山チャレンジ。と言っても先日ほどの標高はないエリアだが、それでもアプローチは登山そのもの。

こういうシチュエーションはその移動だけで予定時間の半分を消費してしまって労力に見合うだけの成果を得るのは難しいのだが、冬場にここまで上がってくるだけの技術も経験もないので、それこそ今だけって感じだな。

まあそういうことをしなくても済むように、麓から遠距離で観察できる機材を用意しているのだけども、出来るなら双眼鏡でも追えるぐらいの距離感っていうのに憧れるのである。

ちなみに先に観察時間が短いと書いたが、求める結果自体は一つだけなので、実はすぐに結論が出てしまうラッキーなことも極稀にあったりする。

だからこそそれが汗を掻く苦労のモチベーションになるというわけだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

がしかし、世は無常なり。この日もやや湿り気味の雲は低く、稜線部は雲の中。

しかも前回とは異なり、自分自身が時々雲の中というシチュエーションであったため、双眼鏡どころか目視でも何も見えない時間帯が多々あり。

一応天狗様はチラッと観はしたのだが、どっちとも受け取れる結果となって、結局はこの秋の麓から観察次第ってところに落ち着くことに。

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