GWは関東のこんな辺境の地でもにわかに人出があって賑わうので、基本的に山には近づかないようにしているが、昨日はGW前にギリギリ好天に恵まれたので予定変更して県境の山へ足を伸ばした。
今はアカヤシオの季節で例年なら今頃が見頃なのだが、ご多分に漏れずヤシオツツジの類も開花が早かったので、先日の換気で遅霜が降りて少なからず影響が出ている感じ。
それでも標高の高いところまだこれから見頃を迎えるので、探せばそれなりにイイ感じであった。
そしてクマバチと同じ場所でギンヤンマも飛んでいたので、こちらも被写体認識を試したところ鳥認識でAFがちゃんと追尾。
もちろん安定してファインダーに捉えておく必要があるのはクマバチの時と同様なれど、いやしかしトンボのそれもヤンマの飛翔を追いかけるのは難易度チョー高し。どうに撮ってもいつも後ろ姿だw
専門に撮ってるプロを知っているけど尊敬しかない..
こちらが立っていた場所は雑木林に隣接する耕作地で水場や湿地は近くにないのだが、羽化して成虫になると産卵の頃まで場所は関係ないのだろうか。
トンボは好きな昆虫ではあるが、基本的に虫屋ではないのでよくわからないのう..
林縁部に立っている目の前をブンブンとクマバチが行ったり来たり。オオスズメバチより大型なのでパッと見はビビるが、攻撃的な性格ではないので手を出さなければ危険ではない。
雌にはいわゆる毒針があるが、こうやって飛び回っているのはほとんどが雄で、雄には針がないので安全である。
子供の頃はクマンバチって呼んでたけど、本州以北の種はキムネクマバチが正式名で、日本固有種である。
昆虫だけど翅があって飛んでるからか、OM-1の鳥認識が反応してちゃんと追尾するのはエライ。
もちろん安定してフレーミングできていればの話で、トンボなどと同様にまあなかなかファインダーに捉えるのは至難の業である。
平野部の田起こし前の田んぼでセグロセキレイが餌を探して忙しそうにした。
うちの近所だとセキレイの仲間はハクセキレイかキセキレイでセグロはあまり見掛けないので、日本固有種ということもあってつい目で追ってしまう。
尚、写真のようなシチュエーションはOM-1の初期のファームでは被写体認識してもまずピンが来ない状況だったが、最新ファームでは問題なくガチピンである。
尚、動画でも鳥認識とAFは有効。これだけ手前に草が入ってもセキレイ類の捕食歩行を追尾してくれるのだから良い時代になったもんである。
換算800mmを超える超望遠でこの手の4K動画を手持ちで撮れるのもOM-1が便利なところ。マイクロフォーサーズは良いぞ。
Nレコの通信テストのために仕事場の窓際で電波と位置情報を拾っていたら、南の方向から大きな鳥影が近づくのを発見。
本棚に置いてあった双眼鏡を覗くとアオサギだったので、これまたサブテーブルに置いてあった望遠付きカメラで狙う。
以前も書いたが、ほとんど水場がない赤城高原でサギの仲間は珍しく、時々見掛けてもその多くは冬場だったりする。
割と低い高度で飛来したのだが、我が家の手前100mほど高度を上げてやや西寄りに逸れて行った。
最初からそのつもりだったのか、バルコニーに立つ小生を認めて回避行動を取ったのかは定かではない。
今どきの車はキーレスエントリーなので、車のキーはバッグ含め体のどこかに入ってさえいれば、ドアを開けるのもエンジンを掛けるのもキーを差し込んで回すという行為が必要ない。
近場に出掛ける際に家人用に買い替えた軽の1BOXに時々乗るのだが、近未来的にボタンを押すだけでロックが解除され、エンジンが始動するのだから古い車のオーナーとしては驚くばかりである。
何ぶんにも古い昭和のオッサンなもんで、アナログ操作ができないと電気系統のトラブルでもあったらと思わなくもないが、これから時代そんな事を言っていてはEV車にも乗れなくなりそうなので、こればかりは慣れる必要があるのかな。
そんな車のキーにジャラジャラと何やらくっつけるのは今も昔も変わらないと思うが、小生の場合は今はこんな感じのものがぶら下がっている。
ビクトリノックスは昔は小型のブレードのタイプだったが、使用予定のない刃物をすぐに取り出せる状態で携行するのは万が一職質を受けた時にウケが悪いので、ハサミと小型のプラスドライバーのものにしている。実際、日常生活ではナイフよりハサミのほうが使用頻度は高いし便利だしね。
缶切りはともかくやや大きめのマイナスドライバーは必須。カメラなど機材周りのアクセサリーが緩んだ際に締め直すのに必要だし、テコの原理で何かをこじ開ける時にも有効。
そして近年..と言ってももう10年以上は経つけど..はここに六角レンチが加わっており、今や前述のマイナスドライバーより六角レンチのほうが無くてはならないものとなっている。三脚周りのアクセサリーのほとんどがこのタイプだからね。
そして赤い目印は落とした時やバッグの中で目立つようにという配慮。ビクトリノックスのハンドルも同様。その昔、レザーマンツールの黒いハンドルのを付けていた時に、足元の落ち葉の林床に落としてしばらく探すのに手間取ったことがあるので。
天狗様追っかけの超望遠野郎なので、スコープで被写体の導入にはドットサイトが必須。何せ3000mmなんて標準域で、GH6で最望遠まで伸ばせば10000mmを超える視野になる。
そんなドットサイトも過去いくつも試してきて、すでにちょっとした高価な交換レンズ分くらい大枚はたいてきたが、今のところナイコンのDF-M1に落ち着いている。
旧オリのEE-1も併用しているが、狭い場所に収める関係上、位置調整のし易さはダイヤル類の配置的にDF-1のほうが使い勝手が良い。それに環境に応じてドットパターンが変えられるのもグー。
観察地点に着いて機材をセッティングし、まず最初に行うのがこのドットサイトとファインダーの同調作業。
然るべき距離の指標物..大抵は目立つ岩とか枯れ木や鉄塔の類い..をファインダーの中心に捉えておいて、雲台のロックレバーを固定し、ドットサイトのダイヤルを回して微調整する。
この調整を手抜きすると対象の導入で四苦八苦するので、この作業は非常に重要なのである。