新緑の季節
2023/5/1
全身黒色で名前の通り眉斑にワンポイントの白がよく目立つマミジロ。西日本では旅鳥的な扱いだが、本州中部以北の標高の高い地域では夏鳥で、局地的に分布している印象。
絶滅危惧種にまでは分類されてはいないが、国内で繁殖する個体数は減っていると言われており、見たことがないという鳥屋も結構いるある意味珍しい種である。
個人的には標高の高い山域で活動するせいで時々見かけるのだが、出会う時は大抵は行動中でカメラを手に持っていないので、写真は言うほど撮ってない。
食性や行動は同族のツグミのそれとほぼ一緒。人影でサッと逃げていくというよりは、徐々に距離を空けながら少しずつフェードアウトしく感じなのも大型ツグミ類共通の特徴で、それ故手持ちの写真も後ろ姿ばかりw
この時は林内の開けた林床で休憩中、森の中から落ち葉をひっくり返しながら現れた。エゾハルゼミがうるさかったが、カサコソと音がしたので気が付いた。
一旦はすぐ目の前まで来たのでZD12-100で動画撮影したが、パナライカ100-400にレンズ交換しているうちにいつものようにシェーンカムバック状態にw
このエリアではさえずりを聞く機会も多いものの、なかなかその姿を拝ませてはくれない。