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ソニーの新型α7Rの被写体認識に昆虫ってあってちょっとビックリ。

人や犬猫と違ってその形状にこそ昆虫の進化の極みがあって、それこそ千差万別な多様性が昆虫の魅力だけど、果たしてどこまで認識するのか気になる。

それよりOMDSは中の人にトンボ写真で名を馳せる写真家もいるし、昔から昆虫写真の分野では圧倒的なシェア持っているのだから、昆虫認識こそOMDSが率先してやるべきじゃなかろうかと思ったり。

でもそれこそ中途半端な認識だったりすると、アレは認識できないのか、コレは認識が誤っているだのツッコミどころ多そうで、それはそれで大変かw

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ルリタテハ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / 羽を閉じたところ

昆虫には擬態する種が多くいて、果たしてAIでそれをカバーする認識ができているのか興味ある。ナナフシの仲間も然り、コノハチョウやタテハチョウの仲間なんて羽を閉じてジッとしていたら、肉眼ですら見つけるのは至難の業である。

ちなみに写真のルリタテハ、羽を広げるとX-H2Sの鳥認識は一応反応して、個体を囲むように認識枠が表示された。OM-1もそうだが、AI認識は形状で物体を判断するので、ソニーと言えど昆虫の場合は種類が限られると思われる。

鳥類は世界で約1万種前後が確認されているが、その多くは頭に嘴、両翼と尾羽、2本の脚という特徴的な部位で構成さているので、AIで判定するのはそう難しい話ではない。

が、昆虫は知られているだけでも約160万種以上いて、前述の通り特定の種に限らないと形状自体を分類するのはかなり厳しいのではないだろうかと推察できるので、果たしてソニー機の性能やいかに。

今日は月末なれど日頃の行いが良かったせい?で、珍しく事務仕事だけで時間に追われることがない。ま、たまたま納期がなかっただけとも言うがw

そんな10月も終わると季節はいよいよ冬感が出てくるので、夏と秋の名残っぽい写真を出しておこう。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / マツヨイグサ
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia / マユミ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia / コスモス
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega. / ノアザミ

XF70-300mmはなかなか良きレンズ。35mm版換算で105-450mmとなるが、いわゆるフルサイズの同レンズに比べて超絶コンパクトで軽い。

登場して時間が経ってないこともあって、X-H2の4000万画素センサーでも問題なく使える。

全域で80cm程度まで寄れるので、最大倍率35mm版換算で0.5倍と望遠マクロ的にも使えて素晴らしく便利。

その上テレコンも装着可能で、1.4倍に関して言えば装着すると150-630mmとなるが、まったく画質劣化が生じない驚きのスグレモノ。実際、このレンズのせいでXF100-400mmの出番が激減したくらいだ。

通常撮影はもちろんの事、最近では山行のお供にも欠かせないレンズとなっている。

OLYMPUS銘の終焉

2022/10/30

先日発表されたオリンパスからOMDS移行後2台目のOM-5だが、外部接続がUSB-CでなくMicro-USBだったことで話題だ。

いくらか上位機のOM-1..というよりE-M1Mk3だな..の機能が入っている部分もあるが何れもソフトウエアであって、センサーやバッテリーなどキーデバイスはすべて先代のE-M5と同じなので、そういう意味でUSB-Cでないのはまあそんなもんだろう。

それにUSB-CであったとしてもPD対応(モバイル給電)してなければほぼほぼ意味はないしね。

今回のOM-5はなかなか苦しい中途半端さだが、これ以上機能を盛々して何かを刷新しても市場で受け入れられる価格に収められないという判断はあったかも。

それにこれは邪推でしかないが、恐らくOLYMPUSロゴに使用期限があったことと、部材がそれなりにまだ余っているということなんだろうなと。

製品を安く作る上で重要なのは各種パテント料の軽減と、何より製造コストの削減である。特に部材はまとまったロットを仕入れるから安くなるので、そういう意味で先代の2000万画素センサーもまだまだ続くと思われる。

先日弱小メーカーを応援するとは書いたが、マイクロフォーサーズはパナ機と併用と決めているので、OM-5クラスに手を出すことはない。OM-1とバッテリー共用できないし、何よりOM-1でも十分小型軽量だと思っているので。

ま、何れマイクロフォーサーズに用のない人にはさらにどうでも良い話だけどw

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Nostalgic Nega.

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.

先週末の初霜以来、今週は連日朝霜が降りていたが、昨日は快晴なれど朝から風が吹いていたので霜の連続記録は途絶えた。

見た目では霜が降りているほうが寒そうだが、実際は微風でも風が吹いているほうが体感は寒い。特に日陰では。

カテゴリ:写真・カメラ, 季節感|タグ:,

信州大遠望の続きは後立山からさらに北方向だ。一連の添付写真には写ってないが、妙高山より右奥には日本海も望める大パノラマである。

視線を麓に移せば、日本一の長さを誇る千曲川(信濃川)とそこに合流する犀川、それに長野市を中心とする善光寺平の人の営みも眺められる。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 後立山連峰・白馬岳

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 後立山連峰・鹿島槍ヶ岳

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 飯縄山、戸隠山、高妻山

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 黒姫山、妙高山、火打山

若い頃に長野市に3年ほど住んでいたことがあって、当時飯縄山や戸隠山にはよく出掛けていたが、市内から見えないということもあってその背後にそびえる高妻山は意識したことがなかった。

標高で2300m以上あるので、こうして高いところから眺めるとなかなか目立つ山容である。

すでに他メーカーが実現している機能をもって、さも革新的で業界初!みたいな大人げない真似はやめようぜ、大手ガリバー3社とマスゴミよ。

何の話かって?そりゃバリアン+チルトの4軸モニターとかハイレゾズームと言ってるアレね。すでに先行して発表している機種があるじゃん。

逆に言えば、弱小メーカーのマーケティング部隊にも問題ありで、頑張っている開発現場のことを思えば、ガリバーに手柄の横取りみたいな真似を横行させていることの責任の一端が自分たちにもあることを、特に肝に銘じないといかんよ。

ということでこれからも弱小メーカーの応援を続けていく所存なのであるw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

旧オリ機とOMDS機に搭載されているライブNDは素晴らしく便利な機能である。日の日中にNDフィルタの世話になることもなく流水に動感を与えられるのだから。

しかも強力な手ブレ補正のおかげで三脚を使う必要性もなく、撮影結果もカメラ内でその場で完結する。まさにこれぞコンピューテショナル・フォトグラフィだ。

放射冷却でよく冷えた昨日の朝、近所でもジョウビタキの渡来を確認。記録的には例年並み。

農道を挟んで両脇の防風林でまずはつばぜり合いといった感じだ。

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / Nostalgic Nega. / ガマズミ

今年はドングリ以外ではミズキの実も思ったほどではなく、そのせいかエゾビタキの秋の渡りもあまり見かけなかった。

それでも林縁にはガマズミがそこそこ実をつけているので、これから渡ってくる冬鳥たちはまずはそれ目当てだな。

浅間初冠雪

2022/10/26

昨日朝の時点ではガスの中..うちの周辺が..で見えてなかったが、昼前には雲が上がって仕事場から初冠雪を確認。

例年より6日ほど早いが、昨年より5日遅いとのこと。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

2枚目は先週時点の浅間山を北西方向から見た様子。

この時期の雪なんですぐに解けてしまうが、それでも群馬県人に浅間の冠雪は冬の到来を予感させるね。

カテゴリ:季節感, , 未分類|タグ:,

信州大展望

2022/10/25

先週天気の良い日に上信国境に登ってきた。

何しに行ったかはさておきw、約2200m付近からは信州方面が全開で望める相変わらずの大展望である。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 御嶽山

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 乗鞍岳

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 穂高連峰と槍ヶ岳

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / 後立山連峰と立山・剱岳

やっぱ平日は良いね。ほとんど人がいないので。

尚この日は県境付近の森にて、ジョウビタキの渡来を今シーズン初認。

先日も書いた通り坤六峠付近のブナ林はもう終盤であったが、森全体を俯瞰して眺めた場合、ブナ林の紅葉が終わりかけの頃のほうが、林内に点在する他の木々の色づきが目立って、絵としては好みだったりする。

ブナ林は基本的にブナを主とする単層林になるので、芽吹きの新緑と同様に紅葉も最盛期は単調な眺めになってしまうのである。

それでも倒木更新などで林内にできたギャップを利用してブナ以外の木々も成長しているので、それがイイ感じに色づく頃合いがブナの紅葉終盤ということである。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

奥利根水源の森は西向きに広がっているため、お昼前後から午後は光の反射がきつくなるのでイマイチである。

かと言って午前の早い時間帯だと日陰部分が目立ってコントラストが強くなるので、狙い目はお昼ちょっと前のややトップライト気味の頃である。

カテゴリ:景勝地, 花・植物|タグ:,

奥利根の紅葉

2022/10/23

先週ようやく時間を作って県北フィールドへ出撃。遠望ながら天狗様2ペアの外郭行動を確認でき、ひとまず目的を達したので、奥利根方面を寄り道しながら帰ってきた。

時期的に照葉峡の中流域が見頃だろうと思っていたが、意外にまだ上流部でもイイ感じで色が残っていたかな。

それにしても、平日ではあったが照葉峡沿いの県道はジジババカメラマンで賑わっており、ヨタヨタ歩く年寄を危うく轢きそうになったぞw 頼むから移動するときはご自慢の三角は畳んで歩いてくれよ。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

昔は奥利根水源の森は携帯電波が不通だったのだが、現在は坤六峠まで上がるとドコモなら電波が入る。ただ、そこでいきなり各種通知が届くので、峠の空き地にて少々仕事で対応を強いられるのは便利なのか迷惑なのかw

iPadを閉じて車外に目を向けると、紅葉終盤のブナ林を小鳥の群れが移動して行くのが目に入る。双眼鏡で追うとアトリの20羽ほどの群れで、これが今シーズン冬鳥初認となった。