月別アーカイブ : 2020/10

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台風14号はこの季節にしては珍しい奇妙な進路を描いて東へ抜けていった。

それ以外にも、事前の予報の時点で進路の予報円がやけに大きく描かれていたため、今ひとつどっちに行くのか判断しかねていたのも事実だ。

で、その原因が世界的な新コロナ禍の影響に依るものだと知って、へ?ってなったのだが、どうやら人々の往来が無くなり民間航空機が飛ばなくなってしまったため、飛行機から得ていた気象データが集まらなくなったのがその理由なんだとか。

知らなかったが、飛行時に得られる気温や風速、特に偏西風のデータは重要らしく、それらのデータが集まらなくなると台風の進路予想にかなりの影響がある..雲の配置だけなら気象衛星の画像でわかるが..らしい。

今のまま新コロナ禍が長引くと気象予報の精度そのものの低下を招くため、由々しき事態ということのようである。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

標高の高い耕作地は上から順に畑仕舞いとなってきているため、人の往来もだいぶ減った感がある。

そんな畑の防獣ネットにミツバアケビが絡まっていて、実がイイ感じになってきていたので近々収穫しようと思っていたが、ここ数日の雨の中、誰かに先を越されてしまった。

誰の仕業かは大体想像はつくが、そう言えば一番奥にコンニャク畑が残っていた..収穫はこれから..よなぁと思いつつ、まあこの手の野のものは人も野生動物も早いものがちだよな。

寒いぞ

2020/10/10

台風が思いの外南に逸れてくれたのはありがたいのだが、ここ数日は寒くてかなわん。

日中はフード付きのジャージに、足元は早くも靴下まで着用。布団も冬用に変わり、マメをダシに居間にコタツを出す算段などする始末。

仕事中はそのマメが膝に乗ってくるので温かいのだが、ネコが目の前にいるとなかなか仕事が捗らなくて困るw

それでもネコがいるとzoom会議で盛り上がるっていう巷のアルアルは確かにその通りだw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

今はタカ渡りの季節で、ノスリも南へ移動する個体群がいるので、冬季に見かける個体はより北から移動してきた個体と入れ替わっている可能性がある。

北海道では冬にやたらとノスリを見かける機会が増えるが、恐らく大半は大陸から南下してきた越冬組だと思われる。

だが、通年を通して留まる個体が一定数いるのもまた事実で、うちの近所のペアはそんな感じである。

もちろん明確な個体識別をしているわけではないので絶対とは言い切れないが、営巣地周辺に通年留まっているのと、ほぼ毎日同じ止り木を利用しているので、まず間違いないだろう。

カテゴリ:季節感, 猛禽|タグ:

今更だがNetflixで「キングダム」にハマっている。

夏前に家人がWOWOWから録画してあった実写版を何気に観て、何で中国史..秦の始皇帝の話..を邦画で?って思って家人に聞いたら、人気漫画が原作と言われ納得。

歴史モノは好きなので日本史も世界史も得意の方ではある。が、三国志を除けば紀元前の中国史はあまり知らなかったものの、冒険活劇っぽい作りに興味を惹かれ、原作漫画を読もうかと思っていたところ、図らずも同じ頃、NHKの週末深夜..時々進撃の巨人とかガンダムORIGINとかやってる時間帯..にアニメ版をやっていることが分かった。

ところがそれは第3シリーズということで、それなら第1と第2があるはずだと調べたら、案の定Netflixで公開されており、つい最近ようやく第2シリーズの完結まで視聴完了。が、いざ第3シリーズを見始めたら、新コロナ禍の影響でアニメの制作が止まってしまっているようで、続きが観たくて今まさに悶々としているところw

スポンサーがつかないのか地上波ではすっかり見かけなくなった長編アニメ..キングダムは各シーズンが40話近い長編..だが、Netflixではしっかり生き残っている。もちろん人気があったものに限られるが、再放送すらされなくなった昔のアニメシリーズを観ることが出来るのはありがたい。

そんなNetflixは来年には「スプリガン」や「ゴジラシリーズの新作」の公開も控えており、こりゃますます夜ふかしになるなと我が身を心配中であるw

それにしてもアニメの第3シリーズがいつから再開されるのか不明だが、目下の問題は漫画の原作を大人買いして一気読みしたいと思い始めている点である。

原作がそもそもまだ進行中であるのと、現時点で60巻近いコミックの置き場がないのが悩ましい。そういう意味で早期にアニメの再開を望んでいる次第w

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

台風14号は本州から逸れて太平洋岸の南を東進して、どうやら直撃は避けられそうな進路だ。

週明けはこのグズグズ天気から開放されて、秋らしい陽気が戻ってくるのを期待。

カテゴリ:独り言

ロシア極東のカムチャッカ半島沿岸で、ヒトデやタコ、ウニや貝類など大量の海洋生物の死骸が打ち上がっているのが確認されたらしい。

最初は地元のサーファーらが目の痛みなどを訴えたことで発覚。当局が一帯を調査したところ、フェノールや石油製品など基準値を超える有害物質を検出したとこと。

汚染範囲はかなり広範囲に広がっていて、近くの軍の施設に貯蔵していたロケット燃料..そうであればミサイルだろうな..が流出した可能性が高いようだ。

確か夏前にもシベリアで火力発電施設から軽油が漏れ出す騒ぎがあったばかりで、どうにもロシアのこの手の施設の適当さには開いた口がふさがらないな。自国内で収まる状況ならまだしも、海や川を介している時点でロシア一国で済む話ではない。

この話、国内ではまったく報道がないが、カムチャッカ半島は千島列島の先に位置し、オホーツク海を介して日本ともつながっている海域なので、流氷が海洋を漂う季節がこれから来ることを考えると、日本に影響が及ばないとも限らないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / コナラ

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / クヌギ

今年は県北のブナがかなり不作である。ちょっと前に県境の北、つまり新潟側も見てきたが、場所によっては凶作と言ってもいいぐらいだ。

そして同様にこの赤城高原でもコナラなどドングリ類が少ない印象で、恐らくこの10年ぐらいのスパンでコナラなどはもっとも不作かも。

こうなるとクマの行動が気になるところ。もちろん必ずしもブナやドングリに依存しているクマばかりではないが、相対的に餌量が不足することで彼らの行動も変化を余儀なくされる。

沼田市内でも最近になって目撃例がポツポツ出てきているので、山以外でもうっかり出会い頭みたいな事故が起きる可能性に注意が必要だ。

連日すったもんだしている日本学術会議の任命問題だが、なんかスダレがやらかした感があるな。

前アレ政権からそのまま引き継いで軽い調子で適当に決めたら、予想外に関係各所と世論の抵抗にあっている模様。

やれ首相に任命権があるとか、前例踏襲の打破とかエクストリーム擁護陣が一生懸命論陣を張っているが、そもそもなぜその6名を任命できないのか理由を説明すれば済む話で、仕組みとか前例云々以前の問題だろう。

が、政府に盾突いた学者、つまりは気に入らないヤツだから任命しないとは今さら言えず、引っ込みが付かない状態なんだろう。一度言ったことは間違っていても訂正しない、そして後戻りもしない、まさに日本政治の悪い見本そのものだ。

エクストリーム擁護の中でとりわけアホらしいのに、「学術会議には10億円もの予算が使われている!」というさも税金の無駄遣いのような批判があるが、900億円近い国民の血税をカビだらけ虫だらけの布マスクに投じてドブに捨てたのはどこのどいつだよ。もう忘れたか!

何度でも書くが、目先の経済のことしか考えず、教育と基礎研究に予算を掛けない国は遠からず必ず衰退するぞ。今まさにノーベル賞の発表が行われているが、日本人が受賞できるのは教育と基礎研究に金を掛けていた時代があったからに他ならない。

それにしても棚からぼたもち政権のくせにやることが姑息と言うか不遜極まりないな。ただでさスダレは自助・共助・公助などと言ってひんしゅくを買っているが、自助の前に排除ときたか。フザけんなよ。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

コスモスと並んで休耕田で目につくのはソバの花で、この時期はいわゆる秋そばになる。概ね10月中には収穫されて、新そばとして市場に出回るのもこの秋そばだ。

あー、旨い新そばをツルッと頂きたいね。

カテゴリ:独り言, 花・植物|タグ:

台風前に

2020/10/6

ここ2週間ほど、近所の林に数日おきにエゾビタキが数羽単位で入れ替わり立ち代わり姿を見せている。

お目当ては熟し始めたミズキの実で、近くを通りがかると一斉に飛び立つが、すぐにまた戻ってきて実をついばみ始める。

旅の途上で立ち寄るだけなので、もう数日もすればパタと見掛けなくなるが、今週末は台風がやって来て大風が吹きそうなので、実が落とされてしまう前に十分な栄養補給をしていって欲しいね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

今年の秋はシカの姿をあまり見掛けないなと思っていたが、一昨日辺りから近くでラッティングコールが聞こえるようになった。

家の前の畑にも前夜の足跡が残っているので、夜な夜な出てきてうろついているのだろうが、犬がいなくなってからそういった夜半のけものの往来を感じることが少なくなったな。

マメが夜によく窓辺から外を眺めていることがあるが、すぐ吠える犬と違ってネコは実に静かなもんである。

カテゴリ:ほ乳類, |タグ:,

渦中の花札野郎は曲がりなりにもれっきとした米国大統領なんで、入院ともなればちゃんとお付きの医師団が会見を開いて記者たちの質疑応答に応じている。

それに比べて担当医師の記者会見も無ければ診断書の公開もなく、政権を放り出してとっと辞めてしまったアレはどうなんだって話だ。

しかも新しい薬で元気になったとか何とかで、最近はまたぞろ会食三昧だっていうし、やはり政権運営上何か都合の悪いことでもあって、その追求を逃れるために仮病で逃げ出したんじゃねぇの?という疑惑がフツフツと湧いてくる。

国のトップという同じ立場なのに、我が国のアレのザマは何とも軽いとしか言いようがないな。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

適当に草刈りやっているせいで、いよいよ庭のコスモスがまともに生えてこなくなってしまった。

秋とは言え例年咲いている花がないのは何となく寂しいので、来年は夏前の草刈り後に種まきせねば。

カテゴリ:独り言, 花・植物|タグ:

米の花札大統領の新コロナ感染で世界中が持ちきりだが、稀代のペテン師野郎なんでそもそも本当の話なのか、大統領選を睨んでの同情集め的なフェイクなのか、どっちも十分あり得る話なので、その辺りで情報が錯綜しているようだ。

何しろ花札野郎以前に米は世界一の諜報国家だから、情報戦となると蓋を開けてみないと何とも言えないな。

花札野郎の様態はともかくも、日本から見ると引き続き共和党なのかそれとも民主党に代わるのか、そこに関しては難しい問題ではある。

花札野郎のせいで世界中..特に中東情勢だな..がとっ散らかってしまっているので、心情的には民主党に代わったほうが落ち着くように思うが、こと東アジアと極東に関しては今の状況では引き続き共和党のほうが、安全保障政策上は都合が良いように思える。

とは言え日本はどっちに転んでも米の属国状況には変わりはないので、右でも左でも手をこまねいて見守るしか無いけどね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

今日は雨が降るのか降らないのか、一体どっちなのかよく分からない天気予報だったな。

結果的に日中の天気は持ったわけだが、この後夜半に降るのか降らんのか、うーんやっぱり降らないっぽいなぁ..

カテゴリ:季節感, 独り言

35歳のアプリ

2020/10/3

1980年代前半、当時IBM PC/ATの市場で圧倒的シェアを誇った表計算ソフトLotus1-2-3打倒の名のもと、Multiplanの後継として開発されたのがMicrosoft Excelである。

今どき事務仕事に関わる人でExcelを知らない人はそうはいないだろうが、逆にこれだけビジネスの世界に浸透しているアプリケーションソフトなのに、恐らくほとんどの人..いや、企業と言ったほうが適当か..がワープロソフトの代用としてしか使ってないのも現実だったりする。

本来は表計算ソフトなので、縦横計の算出を始めデータの串刺し計算や時系列データを基にしたシミュレーション、グラフ作成..前身はChartというアプリ..など多彩な機能があるのだが、表計算ではなく「表形式の図表作成」という使い方のほうが一般的になってしまっている。

求人の要件にExcelが使える人というのを時々見かけるが、SUM関数を埋め込めるだけでITに長けた人材と見なされるという摩訶不思議な現象もあるくらいだ。

なんで突然そんなExcelの話をしたのかと言えば、35年前の1985年10月にMicrosoft Excelの初版がリリースされたのを思い出したから。

1985年は米でMicrosoft Windows 1.0が同時期にリリースされているが、実はExcelはまだWindowsには未対応で、最初の版はAppleのMacintosh専用だったことは知る人ぞ知るである。つまり、最初からExcelはGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)で操作される前提で開発されたわけだ。

インターネットの普及とスマホの台頭でそれこそアプリ開発は雨後の筍状態だが、35年間もの長きに渡り同一のブランドで継続して開発が続いているアプリケーションソフトはExcelぐらいで、2007年にリボンインターフェイスに変わるまで、UI自体すら初版からほとんど変わらなかった。

Excelの他では1990年が初版となるAdobe Photoshopも古参と言える。こちらもExcel同様にMac版が最初だ。

ちなみに少し整理すると、Windowsの日本語版は1992年登場の16bit版3.1が事実上の初版になるので、Excelの日本でのお披露目はExcel4.0が最初となる。

もちろん、マカーと呼ばれたMac使いは早くからMac版Excel..もちろん英語版だ..を輸入して使っていたので、そういう意味でExcelを最初に使いこなしていた日本人はMacユーザーということになる。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

エゾビタキを探して樹冠を見上げていて、コナラの高いところに赤トンボが留まっているのを発見。羽をピンと伸びしているが、気温は結構寒いのでピクリとも動かず。

避暑トンボたちは皆もう下界に下ったと思っていたが、ちょっと乗り遅れたヤツがいたかな。

新コロナなどただの風邪だと常々ほざいていた米の花札野郎が、とうとう新コロナウィルスに感染していることが分かったそうだ。

馬と鹿は風邪を引かないという格言があるが、これでヤツは馬と鹿ではないことが証明されたと能書き垂れそうだが、あいにく新コロナはただの風邪ではないので、やはりヤツは馬と鹿であるほうが濃厚だぞw

感染源は付き合いの長い側近だそうだが、ホワイトハウスでもエアフォース・ワンでも常に一緒に行動したらしいので、花札野郎だけで済むはずはないだろう。政府関係者は戦々恐々だな。

それにいつも相手を罵倒するようにまくし立てるので、マスク無しでやっていていた先日のバイデンとの公開討論会もヤバそう。

特にどっちも70歳超えた爺ぃだから、うっかりすると彼岸の向こうに呼ばれ..おっと誰か来たようだw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA
FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

今週は好天が続いているので、沼田周辺は稲の刈り入れの真っ最中だ。

依頼のあった収穫作業の動画を撮りつつ、合間にノビタキを探してみたが、今日のところは見つからなかったな。これだけ農作業で人出があると致し方あるまい。

ヒガンバナは最盛期はやや過ぎていたが、それでも黄金の稲穂との対比はいい感じだ。やはり田んぼの畦に咲いているのがヒガンバナらしくて良い。

カテゴリ:季節感|タグ: