月別アーカイブ : 2019/06

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梅雨に入って早々に寒い日が続く。出張中に家人がストーブとコタツを片付けてしまったので、夜は半纏着て過ごす羽目に。

掛け布団も一時は夏用の薄いものに変わっていたが、再び冬用の羽毛布団に戻した。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

近所のレタスが巻き始めた。今はまだ南面の標高の低い畑まで収穫に出かけているが、赤城高原の朝採りももう直に始まることだろう。

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行々子

2019/6/9

ヨシキリは漢字で「葦切」と書くが、昔は「行々子」を当てていたようだ。これはその特徴的な鳴き声である「ぎょうぎょうしい」の聞きなしに由来するものだろう。

行々子は俳句の世界では夏の季語にもなっているので、この当て字のほうがなんとく和名として風流に感じてしまう。

LUMIX G9 PRO / KOWA PROMINAR TSN-884

平地の河川敷ではオオヨシキリが風流を通り越してやかましいほど賑やかである。近くで電話していると、電話の向こうで「一体何の音がしているのか?」と皆口をそろえて聞いてくるw

一般的に鳥は営巣を始めて繁殖活動に入れば、さえずりを止めて雌雄でせっせと巣に餌を運ぶが、オオヨシキリは一夫多妻制なので、雄は縄張りを守るために日がな一日大きな声で歌っている。

よくぞ喉が枯れないものだと感心するが、それが彼らの繁殖活動なのだからさもありなんだ。

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梅雨入り

2019/6/8

6月に入り、そろそろ本州も梅雨入りが見え始めたかなと思っていたら、関東甲信越は先日梅雨入りと発表された。春が意外に遅かったので、梅雨入りも後ろにずれ込むかと思っていたが、季節の移ろいは案外帳尻が合うものだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

まるで森が溶けて流れ込んだかのように、初夏の緑を映す山上の湖。ブナの森にタニウツギの花がワンポイントで効いている。

カメラ業界がCとNで二強と呼ばれていたのは今は昔。現時点だけ見ればSとその下にC、やや離れてNみたいな構図になりつつあるな。

ミラーレス機のカテゴリで周回遅れに入ったそのCとNも昨秋辺りから巻き返そうと躍起になっているが、先行するSはいつでも余裕で引き離せそうな独走状態を築いている感じだ。

そんなSからは東京五輪を前にいよいよロクヨンが登場しそうな噂がチラホラ。さらに200-600なんて飛び道具も用意しているようだから、そんなの出てきたらいよいよNは三番手キープ確実かもね。

Cはその気になればいつでも過去をうっちゃれる気がするが、Nはどうしても過去の栄光にこだわるイメージが強い。果たしていつまでその世界観を引っ張れるものか、周囲を見ている限り若い世代にはなかなか神通力は通用しないようだけど..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROSS
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROSS
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PRO Neg. Hi

そんなことでちょっとノスタルジーっぽい農村界隈を。

カテゴリ:写真・カメラ

東北の森のなかではまだピッコロピッコロ鳴いているキビタキだが、赤城高原ではもうほとんどさえずりを聞くことはない。

今まさに子育ての真っ最中であろうからね。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

小用を足しに里山の林内に入ると、目の前の横枝に巾着袋がごときキビタキの姿が。

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先日も東北の仕事仲間とそんな会話をしたところだが、確かに今年は少ない印象が強い。

さらに言えば年々減っているような感も無きにしもあらず。ただ、夏鳥なので渡来場所の違いもあって、全国的な統計データを見ないと正確には言えないけどね。

それに托卵という習性上、寄主の生息数にも左右されるのが要因として大きい。モズやオオヨシキリなど托卵を請け負う鳥の増減にも気を配る必要は当然あろう。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PRO Neg. Hi

渡来したばかりの頃は、朝早くから家の前の電線でカッコー、カッコーと大きな声でモーニングコールがあったものだが、今年は遠くの方で鳴いている声が聞こえるだけで静かなものである。

ちなみにホトトギスは例年と変わらず。例のごとく昼に夜によく鳴いている。

畑にピンテ

2019/6/4

ピンテと言えば山屋ならピンクのテープを指すことは言わずもがなだろう。登山道などで道が不明瞭な個所がある場合、迷わないよう近くの木の枝などに目印として巻くアレである。

そんなピンテだが、年明けよりやたら近所の畑で目にするようになった。巻くどころか畑の周囲に張り巡らし、場所によっては電柵の更にその外側に張っている場所もある。

どうも聞くところによれば、ピンクのテープがシカ除けに効くという話がまことしやかに口コミで広がったようで、元々はどこぞの肥料屋がネタ元らしい。

張ってから半年近く経ったので、効果のほどを近所の農家に聞いてみる限り、皆が言うほど効き目があるとは思えないと皆口を揃えて言っている状況だ。

シカが避ける理由はピンクのテープが光の加減でチカチカと光ることらしいのだが、そもそも生きものなので慣れてしまえばそれまでの話である。田んぼのかかしにスズメ除けの効果が殆どないのと同じだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

せっかく苦労してピンテが張り巡らしてあっても、効果がないのは一目瞭然だ。

カテゴリ:鳥獣・環境問題

庭の畑に落ちていたと、家人が鳥の巣を拾ってきた。恐らくヤマボウシ辺りに作ってあったのが、昨秋の台風で飛ばされたと思われる。

ビニール紐や、農業資材を細く切り裂いて紐状にしたものなどを器用に編んで作ってあるが、庭先で営巣しそうな種で、こんな感じの巣を作るのであればメジロ辺りが一番怪しいかな。

iPhone 6

ということで鳥の専門家であるYプロにヘルプしたところ、やはりメジロが一番近いかもとのこと。

あとカワラヒワもこんな感じの巣を作るらしく、家の周辺には連中も通年普通にいるので、これまた悩ましいところだ..

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一筆啓上

2019/6/2

アベンジャーズ/エンドゲーム、空母いぶきに続いて、ゴジラ キング・オブ・モンスターズを観てきた。

詳しい感想を書くとネタバレとひんしゅくを買うので控えるが、本家である日本版ゴジラに対して、少なくても音楽面ではリスペクトを感じられる作品であったことは確かかな。前作ではそこまでの感はなかったけどね。

あと世界のケン・ワタナベ演じる芹澤博士もゴニョゴニョ..w

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

子育ても一息ついたのか、一筆啓上一筆啓上と畑の畦でホオジロがよく鳴いている。夏鳥たちは今が盛りだが、留鳥たちの子育ては早い。

カテゴリ:映画・映像, |タグ:

昆虫や至近距離から狙う小鳥の場合ではプリ連写は非常有効だが、大型の鳥でしかも飛び立つのが予測できるケースなら、通常の連写で十分である。

個体差もあるが、サギの仲間は近くにいる時に..不思議と向こうから勝手に近くに降り立つことがある..カメラを構えてジッと見つめると、居たたまれなくなるのか、ソワソワしだしてすぐに飛び去るので、いつ飛ぶかいつ飛ぶかとタイミングを待つほどではない。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x 1.4 / ETERNA / 夕暮れ

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA / 日中

水田が珍しいのと同様に水鳥の仲間も普段あまり目にしないので、サギなど大型の鳥がいると何となくカメラを向けてしまう。

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