月別アーカイブ : 2018/06

portfolio

雨上がり

2018/6/20

このところ疲れが溜まっていたせいか、昨日のコロンビア戦は前半に同点に追いつかれた辺りで、寄る年波にも勝てず寝落ちしてしまった。

次に目を覚ました時は香川のインタビューで、その後のダイジェストで予想に反して初戦を勝ったこと知る。これは番狂わせなのか、想定されていことなのか素人に判らんが、まあやれば出来るんじゃんって感じである。これでまだ予選リーグは楽しめそうかな。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

今日は終日雨模様。夜半は強く降った時間帯もあったようだが、朝には降りも弱まった。早速、近所の森でホトトギスが鳴き始めた。

カテゴリ:季節感, 独り言

昔、稀に「オ」を「ウ」と間違えてホウジロと表記してしまうことがあった。今でもSNS等で流れてくるテキストを読んでいると、時々詳しくない人が間違って投稿し、識者に校正されているのを見かける時がある。

表音では確かに「ホウ」なのだが、ホオジロは頬が白いからその名があり、頬は「ホオ」であって「ホウ」ではかな変換でも変換されないことから、やはりカタカナを耳にしたときの印象が強く残っているのだろうね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

風で枝が少し揺れていて、時々ホオジロにスポットライトが当たる時があったが、この時期の木漏れ日はコントラストが強すぎるため、薄暗い林内であったが、あえて光が当たらないタイミングでシャッターを切った。

ISO3200でも十分イケるが、高感度は得意ではないマイクロフォーサーズなので、闇雲に高いISOは避けたい。なのでここはISO1600に押さえ、G9 PROとパナライカ100-400のDual I.S.に任せた。

縦揺れ

2018/6/18

昨日は久しぶりにスマホの緊急地震速報が鳴ったのだが、揺れが先行していたもののその時点ではほぼ収まっていたので、警報としての意味はなかったけどねw

まあそれもそのはずで、震源が県内..と言ってもやや東寄りだったようだが..だったせいでP波の到達が早く、群馬にしては珍しく縦揺れだったのもそのせいだ。

隣の渋川辺りでは震度5弱だったので、最近の地震の中では強いほうだが、揺れていた時間そのものは短かったので、うちではまったく被害はなかった。

それにしてもだ。千葉、群馬、それに今朝の大阪と、このところ地震が立て続けに起きている感は否めない。気象庁は関連性を否定しているが、さすがにここまで続くとちょっと気になる。

FUJIFILM X-H1 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

どうしても電柵の無い畑はシカの通り道になってしまう。何もわざわざマルチの上を歩かなくても..とNさんの嘆きが聞こえてきそうだ。

カテゴリ:独り言, 鳥獣・環境問題|タグ:

続・G9 PROのAF

2018/6/17

朝から林道脇の空地で天狗様をのんびり待っていると、ちょっと前から目の前をウロウロしていたノスリが、何を思ったか不意にこちらに向かって降下して来るのが目に入った。

なかなかこちらに向かって飛んでくる鳥を撮る機会はない..普通は逃げていくので後追いが多い..ので、G9 PROをAFCに切り替えると同時にカスタムセットをトビモノ用のC3-1にセット、「カモ~ンカモ~ンw」とつぶやきながら60コマ連写..正確にはロスト時に一回中断しているが..した。

動体撮影時、左右方向に等速で移動する物体の追尾はそう苦もない話なのだが、手前に向かってやや降下気味を追尾する..右に向かって少しずつ振り下ろしイメージ..のはそれなりに技術を必要とする。ただでさえ近距離ほど見掛け上の移動速度が早い上に、ノスリは両翼を畳んだ辺り(写真2枚目)で加速し始めたので、ファインダーからやや顔を離して、両手だけの動きでスクリーン中央にノスリを捕捉し続ける。

ファインダーにぴったり顔を押し当てていると、腰の動きと連動しないと構えたカメラを素早く振り回せないのだが、腰回りに余裕がないwオッサンにはそんな若い頃のような芸当はできないので、このケースではG9 PROのファインダー倍率を0.7倍に下げて、スピードファイダー的に使うのがベター。

以下はそこから抜粋した一連のカット。60コマ中で完全にピンを外したカットは3枚で、やや甘カットが6枚、合焦率は85%といったところだ。さすがに空抜け青バックで被写体のコントラストも高いので、被写体の移動速度が加速度的であっても、コントラストAFにこだわるパナのDFDの面目躍如といったところか。

設定は以下の通り。明るいのにISOが無駄に高いのは、このちょっと前に林内でコジュケイを撮ろうとしていてAUTOに戻し忘れたため。

焦点距離 換算800mm
絞り F8〜F9
ISO 1600
シャッタースピード 1/2000〜1/2500
連写 メカシャッターで連続9コマ
オートフォーカス AFC
オートフォーカスモード カスタムマルチ
AFエリア 最大
AFカスタム設定 設定2

ちなみに背景が込み入っている場合は、AFカスタム設定は設定2をベースに、AF追随感度を-1にして少し我慢して粘る方向に振るのがイイ感じである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ところでこのノスリがなんで突然人のいる方に寄ってきたのかだが、車があるのは判っていたので恐らく人もその辺にいるものと思い込み、そこから少し離れた目立つカラマツに留まって探餌しようとした、まあそんなところだろう。

ちょうど拙者が車から離れた位置に立っていた..カメラ持って付近をうろついていたため..のと、奴さんから見てこちらが逆光であったことで、どうも人が立っているという認識が無かったようである。

なのでこちらもそれなりに捕捉し続けられたのだが、途中で「わっ、人だ!」とばかりに気付いて急遽反転し、慌てて遁走に移っていくという流れ..写真11枚目で「おぉ、危ねぇ危ねぇ」とか何とかブツブツ言ってるっぽい..になっている。

突然目の間で反転されたために捕捉しきれなかったのが写真5〜6枚目で、この後一旦1秒ほどロストするのだが、再びキャッチした時点でDFDがすぐに復帰したのが写真7枚目..実際は一つ前に左翼が半分だけ写るカットがある..となる。

そう言えば、最近はトビモノを撮る際にドットサイトをカメラの横に装着するのが流行っているようだが、オッサンは昔ながらの直焦点の方が歩留まりが良くて楽である。

梅雨寒

2018/6/16

今週半ば、季節外れの換気が流れ込んで北海道の石北峠が雪という話だったが、赤城高原もその頃から気温が上がらず、長袖にフリースを着込む日々が続いている。

ここ2日ほど仕事で上京していたが、流石にお江戸は湿気蒸し蒸しで暑かったけどね。まあちょっと空梅雨っぽい雰囲気もあるので、雨が続いてくれないと水不足の騒ぎが大きくなりそうで怖い。

FUJIFILM X-H1 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / ムラサキツメクサ

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA / ハルジオン

てっきりアカツメクサかと思っていたが、それは俗称であって正確にはムラサキツメクサなのね。学名を調べていてつい最近知ったぞ..

SLを撮っていて常に気になるのは、規則的に並び立つ電柱と架線の類である。今や鉄道のほとんどが電化されているため、こればかりは仕方ない話だが、本職の鉄ちゃんたちの作品を見ていると、そこは撮り手が色々腐心する部分、つまり腕の見せ所なのだろう。

架線のないSLの原風景を求めるなら、未だディーゼル車が運行している北海道の路線が望ましい。特に道東の沿岸や原生花園を通り抜ける釧網線あたりがベストなんだろうね。

Canon XL-H1 / HD 20× XL 5.4-108mm L IS Ⅱ / MPEG-2から静止画切り出し

その昔、道東には季節を問わず入り浸っていた時期があったが、その頃はまったく鉄道など撮る気もしなかったので、今思えばヒマな時に撮っておけば良かったと思う。やはり写真は撮れる時に撮るが基本ということだ。

上の画像は冬に釧網線でSL冬の湿原号をビデオ撮影したもので、探してみたがやはり当時撮影したのはこの程度であった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / ETERNA

しろ鉄..鉄ちゃんとは一線を画する意味の拙者の造語..が素人なりに考えてみて、北毛エリアの上越線を走るSLみなかみ号で架線を避ける方法は2つ。

まず一番手っ取り早く簡単なのは、トラス柱..三角形の構造上の柱のこと..のないオープンな鉄橋上だ(2枚目)。それも河川の幅が広ければ広いほど車両全体を収めることができてベターだろう。あいにくこの日は曇天だったが、当然夏の青空が出ていればベストだ。

次に、線路がなるべく直線が長く取れる場所で、車両が走行する側とは反対側のしかもカーブの外側から望遠レンズで撮ること(3枚目)。タイミングは先頭の機関車がやや曲がり始めた頃合いがベスト。これはロケハンが必要になるが、背景が山であれば天候は気にしなくて済むのも良い。

それにしても、SLを撮るのにX-H1のETERNAはイイね。ピーカンの日中でも、車両の漆黒を潰すことなく且つ線路の敷石を飛ばすことなく表現できる。まさにこういうシーンのためにあるようなフィルムシミュレーションと言えるだろう。

カテゴリ:乗り物|タグ:, ,

ワールドカップのロシア大会が明日から開幕だそうだが、事前の様子ではほとんど期待はできそうにない。世代交代の時期なんだろうが、そこを変えていこうとする動きとそれを良しとしない動きが土壇場でせめぎ合った印象は否めない。

こちらは特にサッカーファンというわけではないので、結果含めまあどちらでも良いと言えば良い話なのだが、どうしても公私の区別なく話題の俎上には上ってくるので、状況は知っておかねばなるまいのぉ..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

サッカー日本代表といえば、当ブログではおなじみのヒオウギアヤメの登場となる。今年もこの時期、路傍の林縁にサムライブルーが高原の風に揺れている。

野生動物は環境破壊で生息地を追いやられ、徐々に絶滅に向かうというのが一般的なイメージであるが、減るどころか逆に数を増やしている種もいるという代表格がカワウだろう。

漁協がわざわざ河川に美味そうなアユなどを放流しているわけで、理由はどうあれそこに魚がいて、食っても食ってもどんどん補充されるのだから、カワウにしてみればこんなにありがたいことはない。

それはまさに人為的な餌付けに他ならなず、カワウは明らかに人の生産活動でその繁栄を謳歌しているのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

赤城高原から平野部に下る道すがらの某貯水池では、カワウのコロニーが子育ての喧騒で賑やかである。カワウは全国どこに行っても漁業被害の被疑者であるため、関係者からは嫌われ者の烙印を押されている。

増えすぎたシカ同様、それに伴う第一次産業への被害も放置しておけない状況にあるため、野生動物管理の名の下に適正な数になるよう駆除の対象となっているわけだが、増えた原因がそもそも人の生産活動にあるわけで、そのツケをまた人が払わされているというのが実情だろう。

カテゴリ:, 鳥獣・環境問題|タグ:

朴葉

2018/6/12

ホウノキは樹高が高く成長することで知られており、高いものでは優に30mを超える高木も見られる。その上さらに葉も大きく、トチノキと並んで日本産では最大だ。

大抵は単独で生えていることが多く、森の中でもよく目立つが、樹高が高いこともさることながら、周囲に他の木々が生えていないことがその理由だろう。これはホウノキが出す他感作用の影響で、他の植物の成長が阻害されることに起因する。

いわゆるアレロパシーというやつで、ハリエンジュ(ニセアカシア)やアカマツなども同様に他感作用を示す。それ故にいずれも単独種で林を形成するが、面白いことにホウノキの場合は他感作用が自分自身にも影響するのか、ホウノキ林というのは見たことがない。

他の植物を寄せ付けないというのは、生き残りを掛ける意味では当然の戦略だが、この場合何となく策士策に溺れる的なものを感じでしまうのは拙者だけだろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. / 開く前の花

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 開いた花
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / 葉は日本産では最大

高木故になかなか花を近くに見る機会がないのだが、このホウノキはまだ樹高も5m足らずと低いので、花を近くで撮ることが出来た。

カテゴリ:花・植物|タグ:

今年はスー

2018/6/11

そろそろコゲラの巣立ちも近い頃だろうと立ち寄ってみると、巣穴から雛の声が聞こえてきた。ここでコゲラっ子が枝に並ぶ姿を想像したのだが、そこから顔を出したのは何とスズメ..

昨年はシジュウカラに乗っ取られていたので、同じ木で2年続けて穴を空けただけとは、いやはや何とも野生の世界は厳しいね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

それにしてもだ。スズメは大抵、家屋など人工的な建造物の隙間や穴に巣を構えることが多いが、近くに人家もないこんな防風林の一角で子育てするんだねぇ、と関心しきり。

どうせならこれがニュウナイスズメだったら、と思ってしまうのは生きもの差別になるから拙いかw

カテゴリ:|タグ:,