photrest banner

SLを撮っていて常に気になるのは、規則的に並び立つ電柱と架線の類である。今や鉄道のほとんどが電化されているため、こればかりは仕方ない話だが、本職の鉄ちゃんたちの作品を見ていると、そこは撮り手が色々腐心する部分、つまり腕の見せ所なのだろう。

架線のないSLの原風景を求めるなら、未だディーゼル車が運行している北海道の路線が望ましい。特に道東の沿岸や原生花園を通り抜ける釧網線あたりがベストなんだろうね。

Canon XL-H1 / HD 20× XL 5.4-108mm L IS Ⅱ / MPEG-2から静止画切り出し

その昔、道東には季節を問わず入り浸っていた時期があったが、その頃はまったく鉄道など撮る気もしなかったので、今思えばヒマな時に撮っておけば良かったと思う。やはり写真は撮れる時に撮るが基本ということだ。

上の画像は冬に釧網線でSL冬の湿原号をビデオ撮影したもので、探してみたがやはり当時撮影したのはこの程度であった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / ETERNA

しろ鉄..鉄ちゃんとは一線を画する意味の拙者の造語..が素人なりに考えてみて、北毛エリアの上越線を走るSLみなかみ号で架線を避ける方法は2つ。

まず一番手っ取り早く簡単なのは、トラス柱..三角形の構造上の柱のこと..のないオープンな鉄橋上だ(2枚目)。それも河川の幅が広ければ広いほど車両全体を収めることができてベターだろう。あいにくこの日は曇天だったが、当然夏の青空が出ていればベストだ。

次に、線路がなるべく直線が長く取れる場所で、車両が走行する側とは反対側のしかもカーブの外側から望遠レンズで撮ること(3枚目)。タイミングは先頭の機関車がやや曲がり始めた頃合いがベスト。これはロケハンが必要になるが、背景が山であれば天候は気にしなくて済むのも良い。

それにしても、SLを撮るのにX-H1のETERNAはイイね。ピーカンの日中でも、車両の漆黒を潰すことなく且つ線路の敷石を飛ばすことなく表現できる。まさにこういうシーンのためにあるようなフィルムシミュレーションと言えるだろう。

カテゴリ:乗り物|タグ:, ,
ポートフォリオ
portfolio
ネイチャーフォトサービス
photrest site banner
最近の記事
2018/9/19
落ち着いて行こう
夏の間Velvia中心だったフィルムシミュレーションも、CLASSIC CHROMEやETERNAを ...
2018/9/18
ガビと目が合う
とうとうその日がやって来た、と言うほど大げさの話ではないのだが、近年県内の生息域を北へ北へと広げてい ...
2018/9/17
ロクヨン
先日EOS Rと一緒に発表されたキヤノンの新型ヨンニッパとロクヨン。軽くなるだろうとは思っていたけど ...
2018/9/16
水平を保つな
先日の「水平を保て」は南方向を向いて撮影したので右下がりだが、赤城高原から見て日光白根山が見えている ...
2018/9/15
ハゲタカじゃねぇ!
子供の頃、某国営放送で「御宿かわせみ」という番組が始まると聞いて、てっきりカワセミ..もちろん鳥のこ ...
2018/9/14
タダのアダプタではない
動画屋としてEF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター にクラクラしてしまうw もうキヤノ ...
2018/9/13
歪みのない世界
噂のソニーの次なる一手は、初のグローバルシャッター搭載機という話もチラホラ。 ソニーのサイトを見る限 ...
2018/9/12
餅は餅屋
EOS Rを見ていて、キヤノンはミラーレスカメラだからといって何でもかんでも不必要な小型化に走らなか ...
2018/9/11
期待を裏切らない
キヤノンのEOS Rは、6D相当っぽい中級機としては可もなく不可もなく、ある意味期待を裏切らない想像 ...
2018/9/10
水平を保て
レタス畑の病気や防虫の薬剤予防散布の写真を頼まれたので、晴れた日に近所で撮影してきた。 赤城高原は赤 ...
アーカイブ
以前のブログ記事はこちら 
  • 当サイトはプライバシー保護のためSSL暗号化通信によって保護されています。