月別アーカイブ : 2013/03

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まだまだうめ

2013/3/28

20130328

世の中は桜満開の話題で持ちきりだが、

こちらはまだまだ梅も頑張っている。

さすがに県北ではこれから咲くところがほとんどだが、

高崎界隈だとソメイヨシノと梅が一緒に咲いていたりする。

観音山辺りでこの週末が見頃という話だが、まあそんなもんだろう。

今日は午前中に各森林管理署巡りで来年度の入林許可を申請し、

午後はその足で榛名山麓の梅林撮影。

気温はぐんぐん上がって23℃まで上昇し、

朝家を出るときに着ていた薄手のフリースジャケットは、

撮影中に完全に荷物となっていた..

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春混沌

2013/3/21

先日この春のツバメ初日だった。さらにイワツバメも同様。

ただ、いまだにツグミ、カシラダカ、シメ、ウソ、それにジョウビタキもいて、

フィールドの鳥たちは春混沌としていて面白い。

不意に目の前に現れたジョウビタキの♀を、800mmでパシャ。

20130321

それにしても花粉の飛散がすごい。

もうスギはピークを過ぎたっぽいが、今はヒノキが真っ盛りだ。

取り立てて花粉症がひどいわけでは無いが、

野外に放置した撮影機材などが撤収時には黄色くなっているのには閉口する..

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春に夏日

2013/3/19

20130319

3月にまさかの夏日。

前橋で25℃、赤城高原でも17℃とは、それこそ初夏の陽気、

先日はこの春何回目と数えるほどの春の嵐で大荒れだったようで、

半月前まで雪原で暮らしていたのが信じられない。

当然のごとく今日はシャツ一枚、今年に入って初めて股引の着用要らずであった。

そう言えば、留守中、家の餌台にシメが来るようになっていた。

これでようやくカラ類が手を出さずに残っていたマメの処分が決まった(笑)。

カテゴリ:季節感

初BORG

2013/3/17

20130317

一部のその筋の方々には絶大な人気を誇るBORG。以前からその存在は知ってはいたものの、本日とうとうBORGデビューを果たした。

BORGはもともと天体望遠鏡のラインナップだが、その光学性能の高さが一部の鳥屋さんたちに評価され、近年人気が高まっているトミーテック製の望遠レンズである。

キャノンでもニコンでも、いわゆる超望遠レンズは桁一つお高い高額商品である。貧乏人にはとても手が出ない代物で、そんなニッチを狙ったどうかは定かでは無いが、BORGはとにかく手頃に安く、しかも様々なパーツを自分で組み立てることで、各自のニーズにかなった仕様とできるのが特徴である。

一応はEDガラスを使用してはいるものの、何しろ2群2枚という潔いレンズ構成で、かの往年の銘レンズ、ライカ テリートR400/6.8 とその仕様は全く同じだ。

で、肝心の性能だが、正直に言えばそれはやや期待外れといった感がある。全般的にフレアっぽく、世評で言われているような画質のキレが見られないのだ。やや強い風が吹いてその影響は否めなかったものの、順光であったのでそんなに悪い条件では無かったはずだ。借りたレンズには1.4倍のテレコンが装着されていたのだが、それを差し引いてもイマイチと言わざるを得ない。

さらにその操作感の悪さは動画撮影時に完全にアウト。ピントリングが重く、ヘリコイドが繰り出し式のため、小刻みにピントを合わせていると、撮影中に画面がブレてしまうのだ。そして何より笑うしか無いのが、絞りリングに手が届かないこと(苦笑)。絞りの機構がレンズ銅鏡の先端部に付いているため、無限遠を出すためにドローチューブを延ばした状態では、右手でパン棒を握っていると、左手が絞りリングに届かないのである。

世の中には、BORGのこの仕様でも、写真や動画を撮っている人が沢山いることは知ってはいるが、残念ながら私的にはこれは苦行でしかない、というのが現時点での結論だ。

カテゴリ:写真・カメラ

白か黒か

2013/3/16

20130316

闇夜にカラスとはよく言うが、

雪原バックにカラスも厄介なシチュエーションだ。

白を飛ばすか黒を潰すか。

カラスの濡れ羽色と形容される独特の黒を表現すると露出オーバーで雪は飛び、

雪の白さを活かそうとするとカラスは黒く潰れるのである。

ただここで考えるべきは、カラスの映像なのか、

それとも雪景色なのかということ。

写真でも映像でも、ただ漫然撮っていてはダメなのだ。

考えて、そして意図して狙うべきである。

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水車小屋

2013/3/15

20130315

昔ながらの機能的な水車小屋を見つけた。

重要文化財らしく、壁の説明書きには明治初期に建てられ、

昭和初期まで実際に使われていたと書いてある。

地元ではなかなかこの手の味のある風景には出会わない。

ここは奥州の山村。ひなびた風情..と言いたいところだが、

撮影中に学校帰りの小学生の一団に元気よく挨拶されてしまった。

過疎化は進んでいるのだろうが、このくらい小さい子供がいるということは、

それなりの世代が家に入っているわけで、

勝手にこちらで想像するような深刻さは無いのかも知れない。

雪代の流れる小川の水は、手が切れるほど冷たかった。

カテゴリ:独り言

春の小さな花

2013/3/12

20130312

オオイヌノフグリとは、また何とも有り難くない名前を付けられたものだが、そんなことは意に介すること無く、春まだ浅いこの時期に青い小さな花を付ける。

日当たりの良い畔など農耕地の斜面に多く見られ、他の草木が伸び始める前の春の日差しの一等地に陣取る戦略は、タチツボスミレなどと同じものだ。

その見落としそうな小さな花の直径は10mmにも満たず、それと判って地面に目をこらさないと、その存在自体に気づかない人が居るかも知れない。

梅や桜など春を代表する花木が次々と野山を賑わす中、足下に人知れず咲く可憐な花に目を配るのも、そう悪いことではないだろう。

ホーホケキョ

2013/3/11

20130311

今日は先日に比べて寒の戻りだと聞いていたが、

朝からポカポカとした陽気で梅も満開。

さらに今日はウグイスのこの春の初聴きだった。

初鳴きと言いたいところだが、

地元ではなく南の方に出張中なので、言うならば初聴きだ。

鳴き始めでまだ若干下手ではあるが、そこはやはり日本人。

ホーホケキョで否が応でも気分は春へまっしぐらだ。

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20130304

せっせとカワゲラの仲間が雪上歩いて行く。

同じ時期に皆で一斉に上流に向かうことで、

繁殖相手に巡り会う確率を上げるのだ..とか何とか昔聞いたことがある。

本当にそうなのか虫屋でも無いので知るよしも無いが、

確かにこいつらは広く見て川上に向かっていたのは確かだ。

まっこと自然界とはまか不思議なものである。

カテゴリ:小動物|タグ:

北帰行

2013/3/3

20130303

春の大風は帰郷気分をあおるのか、

平野部の水鳥たちがそわそわと動きがはじめた。

コォー、コォーと鳴き交わし、せわしなく首を前後に動かして、

示し合わせたように飛び立っていく。

さぁ、また来年だ。

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