昔ながらの機能的な水車小屋を見つけた。
重要文化財らしく、壁の説明書きには明治初期に建てられ、
昭和初期まで実際に使われていたと書いてある。
地元ではなかなかこの手の味のある風景には出会わない。
ここは奥州の山村。ひなびた風情..と言いたいところだが、
撮影中に学校帰りの小学生の一団に元気よく挨拶されてしまった。
過疎化は進んでいるのだろうが、このくらい小さい子供がいるということは、
それなりの世代が家に入っているわけで、
勝手にこちらで想像するような深刻さは無いのかも知れない。
雪代の流れる小川の水は、手が切れるほど冷たかった。