今日は終日風もなく、絶好のどんど焼き日より。
気温もこれまた終日氷点下で、空気も乾燥しまくっていたため、火付けからすぐに火が回り、添加剤を追加投入することなくあっと言う間に完全燃焼。
近所のガキ子供たちが集めてきただるまや松飾りも、無事に初春の赤城の空へと昇天。
育成会の新年会も兼ねた行事で、昼間っから酔っ払った親父たちは、ほろ酔い気分で立ち上る煙を見送ったとさ。
このほどMacBook Pro(Late 2011)をOS X 10.7(Lion)から10.8(Mountain Lion)へバージョンアップ。
Mountain Lionのリリースは昨年7月。Windowsは世代が古くても、セキュリティさえしっかりしていれば問題なく使い続けられる..実際はザル並に穴だらけなんだけどね(苦笑)..が、Macは逆に新しいほうが色々な意味で安心だ。とは言え仕事柄、すぐに新しいOSに飛びつくような冒険はしない主義なので、半年見送って様子見していたのだが、仕事の入れ替わり時期を考えると、更新は今がちょうどいいタイミングであった。
多くのユーザーはLionに上書きインストールして、Time Machineからバックアップを戻しているようだが、これまた職業柄というか性格というか、私は再インストールは常にクリーンインストールを行う主義である。過去の設定を引き継いで良いことがあった例しはないし、経験的にPCを安定して運用するには一から再構築するのが一番なのである。そんなことは面倒だという輩もいるが、PCのトラブルで仕事に支障を来すのはゴメンなのだ。
ところで、Mountain LionとLionとでは見た目も使い勝手も違いはなく、そのウリはiOSとの連携である。一応iPadはタブレット環境のデバッグ機として使用しているものの、日常デバイスとしてiPhoneを使っているわけではなく、さらにメールもメッセージもカレンダーもMac標準のアプリは一切使用していないので、iCloudでの連携自体にほとんど恩恵はない。とにかくHDDの大掃除目的が第一であることと、昨年追加で導入した27インチ iMac(Late 2012)にOSバージョンを合わせるという意味合いが大きい。
あ、そうそう、トラックパッドでのスワイプで通知センターなるものが現れて鬱陶しいので、ターミナルからlaunchctl unloadコマンド叩いて早々に無効化。いつかスマホがiPhoneになったら元に戻そうかな。でも当分AndroidからiPhoneに変更することはないだろうけどね。
と、ここまで書いてから、個人的にMac..Macintoshと言うべきか..のOSをバージョンアップしたのって、漢字Talk 6.0を同7.1にして以来であることに気がついた。あの時はそれこそ全く別物に変わって感動したものだが、それも実に20年ぶりだと思うと感慨深いなぁ(笑)。
家の前にもウサ公の足跡が。
やられた。登る時になかったウサ公の足跡。ここは尾根からすぐ見下ろせる位置だったのに、全く気づかず。ま、基本的に空ばかり眺めているから致し方なしか。
しかし、捕食者に付け狙われる弱者なれど、やはり生きものだけあって個体差があるようで、真っ昼間でも平気でうろつく不用心な輩はいるものだ。
実際、このすぐ上をクマタカが探餌で通過している。もちろん、ラプターがすぐ近くにいる状態で、安易にうろうろ歩き回るものでもないとは思うが、そういったうかつな個体が労せず餌になるのもまた事実だったりする。
そう、ヤマドリと並んでノウサギは天狗様やクマタカの重要な餌動物。トラップカメラの夜間の映像も悪くはないが、空から捕食者たちに狙われているというイメージは、やはりデイライトで撮りたい。それも雪上でしっかりバシッと決めたいねぇ..
登山ブームと言われて久しいが、毎冬の恒例とも言うべき冬山遭難の報がこの年末年始にも多く聞かれた。
少ない休みを利用して、そして以前から計画されていた予定だから。そんな理由で、己の力も顧みず天候も無視して冬山へ向かう愚かさよ。もしそれで命を落としたのなら、死さえ以前から計画されていたことになってしまう。
以前に何度か書いているが、自然の中で遊ぶためにはそれ相応の技術と体力、それに精神力が要求される。特に夏山と違って冬山は経験と特殊な技術が必要だ。その技術も中途半端なものでなく、生き残るために必要な術と言ってもいいだろう。夏山なら何の労もなく出来ることが、冬の雪山では一筋縄ではいかないことは、登山道や傾斜地を10mもラッセルしてみればすぐに判ることだ。
経験を積むことに関して言えば、場数を踏んだから大丈夫というものではなく、これはその術に裏打ちされたものでなければならず、さらに言えば運の良さも含まれるだろう。勢い神頼みになってもそれも困るが、どんなにすぐれた術を持っていたとしても、人の力など自然の猛威の前では蟷螂の斧に過ぎず、冬山なら雪崩一つでそれでお仕舞いだ。命からがら助かるなど漫画や作り話の世界であって、もし生き残れたのならそれは運が良かったとしか言えない。
経験者であっても、冬山に入ると決めた時点で万が一の際の覚悟を持っていなければならない。いや、冬山に挑む資格のあるものなら誰しもその思いは持っているに違いない。それほど冬の雪山は未熟者を寄せ付けない厳しさがある。
久しぶりに朝からブラインドに隠った。
ヤマドリポイントにて雪中ヤマドリを撮ろうと、チョー寒い中震えながらチャレンジ。
どうにかこうにか4時間耐えたが、待ち人来たらずで時間切れ。
早朝に水を飲みに来るのか、足跡が結構残っていたので期待していたのだけれど。
やって来た生きものはカモシカとテン、それにルリビタキ。
カモシカはブラインドを訝しげに遠巻きにして見ていた。
テンはあっと言う間にブラインドのすぐ前を通り過ぎて行ってしまったが、
ルリビはヌルデの実に執着していて、30分おきに姿を見せてくれた。
場所は日の当たらない薄暗い沢筋なのだが、
ISO3200の動画から切り出して、ここまで映れば御の字だな。
スマホの基本はクラウドサービスへのフロントエンドだけど、フィールドワークで何が便利かって、そりゃやっぱGPSと地図アプリだよね。
携帯電波の届く範囲ならGoogleマップと地図ロイド、たとえ圏外でもYamaNaviがあれば問題なし。特に国土地理院の地形図が利用できる地図ロイドは秀逸。これがあるからAndroidスマホを使っていると言っても過言でない。作者に依頼してある機能を追加してもらってからさらに便利になって、フィールドでは手放せないアプリだ。
地元の山をうろつくのにカーナビは要らないが、スマホのナビシステムは実に便利。周囲の見通しが悪い林内でも、地形図と航空写真で周辺の地形を把握できるからね。