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この歳になって今更だが、この冬から指先だけを露出できるカメラマングローブというヤツを使っている。

今まではスマホがない時代ならウールまたはフリース、スマホを携行するようになって以降はコンビニで売っている安い化繊のいわゆるスマホ手袋を使っていた。

そのスマホ手袋が有効なのは最初の数回程度で、アウトドア系衣料によくあるベルクロに引っかかってすぐに普通の化繊手袋に成り下がってしまうので、結局スマホを操作する時はいちいち手袋を脱ぐことになる。

今どきどこでも手に入れられるスマホ手袋は化繊なので水濡れに強いのと、脱ぐのが楽と言うメリットがあるが、終日氷点下のような日や、風が強い日は辛い。

そんな凍れる寒さならペンが便利だが、ちょっとだけ操作したいときやはりペンは面倒なので、我慢できる寒さなら指先だけの露出で済むのは楽で良い。

iPhone 13 mini

この手のカメラマングローブは昔からあるが、なんだかカッコつけているようで気恥ずかしくw、ずーっと敬遠してきていたが、歳のせいか寒さに弱くなってそうも言ってられない状況である。

指先を折り返す造作にどの程度の耐久性があるか不安はあるが、値段的に2シーズンももてば御の字かな。

ま、背に腹はかえられぬってところだ。

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早春とは言えスマホをタッチ操作をするのに手袋を脱ぐと寒くて仕方がない。しかも昔からあかぎれで指先がひび割れることが多いので、寒い季節の野外でのスマホ操作には難儀している。

そこでこの冬からタッチ操作を代替えする専用のペンを導入。いまだになかなか慣れないものの、氷点下の早朝とか手袋を脱がなくて済むのは助かる。

ただケース含めスマホ自体にタッチペンの収納場所がないのが問題ではあるのだが、とりあえずコイル式の短いストラップで、いつもサコッシュ代わりに下げているカメラバッグの隙間に差し込んでいる。

iPhone 13 mini

指でのタッチに慣れてしまっているのでペンで操作というのはまどろっこしいのは事実だが、スマホ登場以前のいわゆるPDAの時代は逆にペン操作が普通だった。

当時はシャープのザウルスとかサラリーマンの間で流行っていたなぁと、ペンをいじりながら思い出している今日この頃。

ちなみに拙者が最初に野外に持ち出した電子機器はHP200LXで、知る人ぞ知る単三電池で英語版MS-DOSが動作するモバイルコンピュータの先駆けとなったハンドヘルドPCだった。

簡易的な電子手帳機能にLotus 1-2-3とテキストエディタなどが標準搭載され、有志の間で流行っていた日本語キットでローカライズして使っていた。

まあその後は原点に回帰してしばらく紙の手帳に戻ることになるのだが、やはり地図周りを含めデジタル化したほうが便利なのは間違いないので、今はスマホさまさまだな。

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寒くなってきたため、野外活動で手袋を付けたままスマホを操作する機会が増えてきた。そこで問題になるのがスマホやタブレットはタッチスクリーンでの操作が中心だということ。

多くのモバイル機器は静電容量方式なので、手袋をしているとほぼ反応しないのである。スマホ専用を謳う手袋がコンビニでも普通に売られている昨今だが、その多くは数回の使用で効果は半減してしまい、結局は手袋をいちいち外すという手間が発生することになる。

何せ安いスマホ専用手袋はアウトドア系ウエアに多いベルクロに引っ掛っただけでアウトなのだから厄介だ。

行動中にちょっとした記録写真を撮るという役割をスマホに与えているため、その度に前述の行為は面倒極まりない。なので冬になると毎年GR欲しい症候群に罹るwのだが、その点でGoogle Pixel 5..後継機の6も同様..では電源を連続して2回押しするとカメラが起動し、そのままズームボタン操作で撮影ができるのが非常に便利である。

同機能はiPhoneに対するPixelの優位性としてカメラマンの間で語られる部分で、実際iPhoneはそのままではタッチスクリーンを操作しないとカメラを起動できないが、実は設定のアクセシビリティで背面タップ..拙者はダブルタップを有効..にカメラ機能を割り当てると、Pixel同様にボタン操作だけで撮影が可能になる。

ちなみにどちらのスマホも欲を言えば画角もボタン操作で変えたいところで、プログラマ的にはそんなの簡単だよねって感じだが、メーカーにデフォルトで実装させるにはより多くの声が必要だな。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

今朝も多数のツグミを確認。昨日辺りから南下する個体群が通りすがっている感じ。

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商売柄、普段からたかがスマホ写真と侮ってはいるが、最新のモデルはあの手この手を使ってどれも見栄えの良い写真を撮ることができることに舌を巻く。

そういう方向性に力を入れて、専用機であるカメラ市場にとどめを刺そうとする筆頭がAppleのiPhoneだが、GoogleはもとよりSamsungやHUAWEIなどAndroid陣営の最新モデルも、iPhoneのそれ以上にカメラ機能への力の入れ具合は強い。

写真の本質はどう写っているかではなく何が写っているかなので、カメクラ界隈が能書きをたれる画質やセンサーサイズなどは二の次三の次の話である。

ファミリー写真や旅行スナップなど求められるものが記録写真であるならば、いつでも撮影することができ且ついつでも見ることができる時点で、スマホと写真クラウドの組み合わせに勝るものはない。しかもそれをいつでもどこででも誰かに自由に送り、思い出を皆で共有できるのだから、一般の人には何ら不足はないどころか便利この上ない。

やれ1億画素だの、やれ高速連写だの、やれフルサイズだのと騒がれているが、そういう意味ではスマートフォンのいつでもどこででもを目指すカメラ機能こそ最強と言えるだろう。

そして今後もこの流れが変わることは絶対ないと言って良い。一眼レフだろうが一眼ミレーレスだろうが、どんなに画素数を多くしようとも、どんなに高画質なレンズ群を揃えようとも、このムーブメントが覆ることなどありえない。

だからカメクラ界隈在住の諸君こそ、せっせと最新の一眼カメラとレンズを買わなければならないぞ。そうしないとどんどん機材は高価になり、やがてはコンシューマ市場は無くなってしまうかもよw

iPhone 11 Pro

昼でも薄暗い神社の参道を超広角で写す。

一眼カメラで定石通りに撮れば、奥の社殿付近にスポットを当てたいので参道はシャドウで暗く潰れるが、今どきのスマホなら勝手にHDR機能が働いて、ある意味人の目に近い見た目に写る。

多くの一般人が求めるカメラ機能とはこういうものだという認識が必要なのである。

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私はソニーというメーカーはあまり好きではないが、映像に関わる仕事をしているとどうしてもソニーの製品を見て見ぬする訳にはいかず、何とも悩ましいところである。が、そんなソニーが発表した新機軸の製品はなかなか興味深い。

DSC-QX100/10は見た目だけなら小型の交換レンズだが、円筒形のそれ自体だけで撮影可能であり、それ以上のカメラコントロールが必要なら、スマホとペアリングして使えるというシロモノだ。スマホに専用のアタッチメントで取り付け、コンパクトカメラのように使うも良し、離しても近距離ならNFCで制御可能というのは、スマホの利便性をよく活かしていると思う。

リコーにGXRというユニット単位でレンズやセンサーなど交換可能なコンパクトカメラがあるが、いかにもカメラメーカー的な発想であって、市場に広く受け入れられている製品ではない。しかし、ソニーが同じような製品(カメラ側の視点で見ての意)を作ればこうなるという良い見本なのが、今回のDSC-QX100/10だ。GXRは閉じた世界で発展性も将来性も展望が開けないが、DSC-QX100/10が連携するのはスマホやタブレットなど成長著しい分野の製品である。しかもソニーは今のところスマホの国内シェアではトップ(国内メーカーで)であり、センサーなど関係するデバイスの供給元でもあるのだ。

しかも、DSC-QX100/10はすでにベースとなるカメラ専用機が先行して発売されているので、製造コストについてはかなり抑えられると想像できる。ソニーはRX1という35mmフルサイズセンサーのコンパクトカメラを作っているが、センサーはα99やVG900と同じもので、これとて手法としては同様だ。

携帯電話やスマホにカメラ機能が付いたのは今に始まった話ではないが、スマホに高性能なカメラが装備されれば、写真を撮るしか能のないコンパクトカメラなど、市場から駆逐されてしまうのは明らかだ。写真文化を守るとか何とかつまらないメンツに拘る老舗のカメラメーカー(どことは言わないがCとかNとか、ね)にとって、家電メーカー(ソニーを家電メーカー側に含めるのは語弊があるが)の繰り出す新しい方向性のジャブは、そう遠からずジワジワと効いてくるだろう。

という状況にあって、キヤノンが春先に出したPowerShot Nや、先日発表されたiVIS mini(コンパクトカメラではないが)辺りも、ポストコンパクトカメラを見越した製品といえるかもしれない。

さて、デジタル一眼にもWi-Fiでスマホと連動する機種が増えているが、DSC-QX100/10のほうがGoProなどと同様に色々アイデア次第で遊べそうだ。レンズとセンサーの仕様からしても、十分仕事にも使えそうな気がしている。

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話題にしたのでスマホで撮影した画像でも載せておこう。いまやスマホにまで裏面照射型のセンサーが組み込まれ、こうして見ると用途によってはもう十分というところまで来ている。

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スマホの基本はクラウドサービスへのフロントエンドだけど、フィールドワークで何が便利かって、そりゃやっぱGPSと地図アプリだよね。

携帯電波の届く範囲ならGoogleマップと地図ロイド、たとえ圏外でもYamaNaviがあれば問題なし。特に国土地理院の地形図が利用できる地図ロイドは秀逸。これがあるからAndroidスマホを使っていると言っても過言でない。作者に依頼してある機能を追加してもらってからさらに便利になって、フィールドでは手放せないアプリだ。

地元の山をうろつくのにカーナビは要らないが、スマホのナビシステムは実に便利。周囲の見通しが悪い林内でも、地形図と航空写真で周辺の地形を把握できるからね。

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