カテゴリ : 花・植物

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いくつかの所用が入り乱れてのみちのくの旅の空の下。今週はジェットコースターのような天候に翻弄される日々なり。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

北東北の山はこの一ヶ月で一変し、木々の葉はすっかり落ちて、森はカラマツの黃葉に煙っていた。

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リンドウ

2023/10/26

朝晩冷え込んで旧に寒くなって秋らしくなってきた。

動物と違って植物は急激な季節の移り変わりにリアルで対応できないので、麓のちょっとした空き地の林縁にmまだ秋の花が咲いているのを見掛ける。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

リンドウだがちょっと種類が分からず。Google先生に聞いてもオヤマリンドウと返してくるが、ちょっと違うかなと。

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危ない紅

2023/10/24

うちの近所ではウルシは見掛けないが、県北のフィールドではウルシもツタウルシも普通に自生している。

両種とも見た目も分かりやすいので事前に察知しやすいが、藪漕ぎを余儀なくされる時はうっかりということもあるので要注意である。

個人的に運良く?その毒にかぶれたことはないが、皮膚の弱いとはただれたようになってなかなか大変と聞く。さらにウルシよりツタウルシのほうが強力だと聞くので、山野ではくわばらくわばらである。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

ウルシが紅葉始めるのは他の種より若干早いので、今の時期ならその見事な紅に目が惹かれることだろう。

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冬への備え

2023/10/17

いきなりというか唐突に秋が始まって、一気に朝晩は10℃以下の日が続いている。

県境部に冠雪..上越国境はまだだが栃木県境で確認..の報も届き、我が家の居間には無事こたつも設置済み。この月初の北東北への遠征時の寒さにも懲りたので、車載装備も冬用にすべて換装し、あとは冬タイヤへの交換タイミングを計っているところ。

一年365日は動かしようがないので、秋が短かいだけで冬は普通にやって来ると考えておくほうが無難である。

iPhone 13 mini / チゴユリ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ノイバラ
iPhone 13 mini / ミズキ

最近近所で見掛けた秋の実など。

この秋は東日本、特に東北管内を中心にブナが大凶作ということだが、各地でドングリの不作も報じられている。

ブナが不作だとクマが里に出没が増えると大騒ぎになるが、ブナが里近くで見られる地域が特別多いわけではないので、ブナだけならそこまで騒ぐことはないと考えている。

むしろミズナラやコナラなどのドングリ類や、クリが不作の年のほうがクマにとっては影響が大きいだろう。

iPhone 13 mini

近所で防風林脇の農道にしゃがんで、その場で手に届く範囲でこれくらいは集まる。赤城高原ではコナラに限って言えば世間で言われるほど少ない感じはない。

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赤と黄の共演

2023/10/6

ナミアゲハと並んでいわゆるアゲハチョウとしてはよく見掛けるキアゲハ。

幼虫がニンジンとかセリ科を好んで食べるので、農家の間では害虫扱いされている。それは我が家でも同様で、畑で家人に見つかると容赦なくxxされるている模様。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

ヒガンバナで吸蜜中のキアゲハ。里山の赤と黄の共演といった風情だ。

青いドングリ

2023/10/3

風の強い日に森の中を歩いていると、葉っぱごとまだ青いドングリが落ちてくる。

あちらでもこちらでも風が森を揺らしてガサッと落ちてくる。不意にすぐ近くや目の前に落ちてくることもあり、それはそれでびっくりする。

iPhone 13 mini

落果するドングリは当たりどころによっては結構痛い。宝くじにはなかなか当たらないが、そんなドングリには時々当たることがある。

できれば運は前者で使ってほしいね。

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ヒガンバナの写真はこの季節の定番で、あたかも日本の在来種のように市民権を得ているが、本来は外来種である。

ただ、有史以前に稲作文化と共に伝わったこともあって、日本人には古の頃より記憶されているいわゆる帰化植物の扱いとなっている。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

彼岸の頃に咲くヒガンバナは稲の刈り入れの時期とも重なる。そんな彼の花の赤は秋の里山の彩りだ。

東芝が上場廃止で74年間の株取引に幕という話。

東芝は昭和世代には馴染みのブランド。子供の頃、高崎市内に住んでいて近所にエスパーストアがあったので、親父の趣味もあったが家電は全部東芝。その頃毎週のように観ていたサザエさんもスポンサーは東芝だった。

仕事で地元のソフトハウスに就職したが、最初に触ったPCはラップトップのJ-3100で、その後もブック型パソコン..ノートPCはその後天下を取ったNECの造語..の走りであったDynabookを使ってた。

電球とモーターで光る東芝回る東芝と歌われた東芝は、戦後のモノづくりニッポンを代表する企業の一つだったが、上場廃止は経営の立て直しに失敗した末路ということか。最後は世の中の空気を読めず、政府に片棒担がされて原発に固執し過ぎた感がある。

ま、時代の流れという見方もできる反面、経済大国ニッポンがすでに過去の話という象徴でもあるな。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

ムシカリの赤い実は小さな渡り鳥たちの栄養源。

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古式ゆかしき

2023/9/22

ナイコンからZfcに続いて噂のあったZfが発表された。ZfcがAPS-Cだったのに対しZfは35mmフルサイズだ。

古式ゆかしきフィルム一眼レフ風だが、今風に言うとヘリテージデザインということになる。ニコ爺は別にして、ことさら物珍しさを感じないのは小生が富士フイルムのXシリーズを使っているからだろう。

以前も書いたが、個人的にF3が好みなのでZfcもZfも見た目で引かれる部分は少ないのだが、ああいう商売ができるのはライカ同様に歴史のあるナイコンならではなので、老舗メーカーの特権と言って良いだろう。

スペック的には最新のZと遜色ないようなので、あとは古臭いUIをユーザーが受け入れるかどうかだろうか。

デジタル一眼レフであるFマウント時代のDfが商業的に失敗しているので、今回も社内で相当揉めたことは想像できるが、オールドレンズ流行りの昨今の風潮からして、Zfはかなり売れると予想する。まあ同時に中古市場に大量のZfcが出てくることも容易に想像できるけど。

ただ問題はレンズだ。Zレンズは何れも大きく重くデザイン的にもZfには全く合わない。メーカーで言うところのヘリテージ風となると28mmと40mmの2本しかないので、ここをどうするのかロードマップを示す必要があるだろう。

マウントアダプターを介せば古いFマウントレンズも使えるが、これが実に不細工な且つ醜悪なので、やはりZマウントの同じ方向性の意匠を持ったレンズのラインナップが必要だ。

その点、純正を問わなければサードパーティ製にそれなりにレンズが揃ってきているので、オールドレンズレンズ含め最新のミラーレス機を母艦として使えばよい話ではある。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

早朝はつぼみだったオヤマリンドウが午後の下山時には花が開いていた。