擬態は昆虫が持つ最強の能力と言っても良い。虫屋ではない小生レベルでは、擬態中の虫を単独で発見するのは困難。
ナナフシなどその最たるもので、たまたま目立つところにいたのでその存在に気が付いただけで、森の中で枝に化けていたらまず無理。
写真はクロコノマチョウ。この時は樹冠からヒラヒラと枯れ葉が舞い落ちているくらいに思っていたのが、クルッと反転して草に留ったところを偶然観てしまったので気が付いた次第。
ま、こうして改めて観るとこのケースはまったく擬態になってないんだけどね。
擬態は昆虫が持つ最強の能力と言っても良い。虫屋ではない小生レベルでは、擬態中の虫を単独で発見するのは困難。
ナナフシなどその最たるもので、たまたま目立つところにいたのでその存在に気が付いただけで、森の中で枝に化けていたらまず無理。
写真はクロコノマチョウ。この時は樹冠からヒラヒラと枯れ葉が舞い落ちているくらいに思っていたのが、クルッと反転して草に留ったところを偶然観てしまったので気が付いた次第。
ま、こうして改めて観るとこのケースはまったく擬態になってないんだけどね。
米ナショナル・ジオグラフィック誌が、最後に残っていたスタッフ・ライター全員を解雇したという衝撃的な記事を読んだ。2019年にディズニーに買われた辺りから予想はしていたけど、意外に早かった印象。
その幅広い取材対象は宇宙から深海、微生物から古代恐竜、太古から現代までと名前の通り地球規模で、ピーク時には全世界で2000万人近かった購読者も、直近では200万人を切っていたとのこと。135年続いた老舗グラビア雑誌の名門にも抗いようのない変革の波が到来したようだ。
これでいよいよ緻密な取材と厳格な裏取に基づくニュースが減るのは間違いなく、新たな「発見」も失われそうだ。購読者としてつくづく残念な話である。
かく言う小生も、足元の小動物から奥山の大型猛禽類まで守備範囲は広いぞ。
トンボやチョウは探さなくても翔んでいる限りは目につくので、ヒマ?に任せてよく撮らせてもらうが、虫屋ではないため、識別となるとまだまだの状況となることがほとんど。
以下は最近東日本周辺で撮影したトンボの仲間。
最後の個体はニホンカワトンボの淡色型の雌?で良いのかな。
先日、中部日本の標高600mほどの山間を訪れたが、すでにアキアカネが羽化していて結構な数が飛び交っていた。
目的の対象種を探すために双眼鏡覗くまでトンボにはまったく気が付かなかったが、それほどに高空を飛んでいた。
と、何気に足元見たら地表にもいてこっち見てたw
日差しを避けて日陰で休むアキアカネ。名前に秋が付いているけど発生は夏。山の上で姿を見かけるようになると暑い夏がそこまでやって来ているのを感じる。
「あー、後ろ!後ろ!」と思わず声を上げたくなるシーン。
と言いつつこの後の状況を期待してカメラ構えてしばらく待機するが、バッタの幼虫もカニグモの仲間もお互いに我関せずと言うか、まったく動きなし。
いくらOM-1が軽いとは言っても、10分も手持ちで構えたまま待ち続けられるほど虫屋ではないので、敢え無く途中で離脱。
さらに5分後に再度見た時は両者とも居なくなっていたので、まあ生きもの撮影は一筋縄ではないなと思った次第。
待っている間にOM-1の伝家の宝刀とも言うべきカメラ内深度合成で撮影。
先日のキタテハもそうだが、今の時期にヒラヒラと飛ぶオレンジ色のチョウはよく目立つ。青空や濃い緑、それに黒と橙は補色の関係にあるので当然といえば当然。
目立つから飛んでいるところを撮ろうとチャレンジするが、望遠レンズではほぼ追尾不可能なトリッキーな動きに惨敗続きである。
ここはやはり広角レンズで撮るという海野先生流が王道ということなのだろうね。
セセリチョウは最初は翅を閉じていたけど、5分ほどジッと待っていたら少し翅を広げてくれた。ただ、キマダラセセリなのかそれともヒメキマダラセセリなのか、虫屋でないので同定は難しい。