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椋鳥来る

2016/3/27

積雪が消えた中旬ぐらいから、庭先をムクドリがうろつくようになった。

ムクドリは国内では留鳥だが、赤城高原の周辺では漂鳥である。年によっては通年見掛ける..村の中心である中棚から下では冬でも群れている..こともあるが、本種は地上で採餌する傾向が強ので、積雪の多い年は平野部で越冬しているようである。

これは冬鳥のツグミでも同じことが言えて、雪の多い年はやはり赤城高原での越冬個体は少ない。

20160327

つかず離れず一緒に行動していたのでペアと思われるが、ムクドリは雌雄同色なので外観から識別は難しい。

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出張先でのPC仕事は、すべからくラップトップPCのモニターサイズに依存する。仕事柄、モニターサイズは大きいのに越したことはないが、それはイコール、PCサイズの大型化を意味する。

基本的に車で移動しているので、ラップトップが大きくとも構わないのだが、それでもバッグ類への収まりを考えるといいとこ17インチであろう。ただ、過去に17インチのラップトップを使っていたことがあったが、その重さには閉口したものだ。

そんな中、携行時はコンパクトだが使用時には大型化するという素晴らしく可搬性に優れた、今までありそうでなかったアイデアを具現化した海外のベンチャーを見つけた。

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24インチモニター相当とのことで、視認性がどの程度担保されるのかは気になるが、近く商品として販売するようなので、実際に試してみたいものである。

20160321

林縁部で小さいキツツキ、コゲラを見つけた。

逃げる様子もなかったので車から800mmを持ってきてしばし撮影。以前記事にした頭部の赤が撮れんもんかと粘ったが、撮影中はやはりよく判らなかった。

が、コマ送りして4Kフォトで切り出してみると、1カットだけ赤が見えるコマがあった。

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オケラゲット

2016/3/16

20160316

先日の雪解けでぬかるんだ休耕田にモズが降り立ち、ひとしきり地面をほじくり返してオケラを捕まえていた。

オケラは子供の頃によく田んぼで捕まえたが、ある年齢以降..恐らく科学部だった中学生の頃が最後と思われる..見た記憶がなかったので、意識したのかなり久しぶりのことのように思う。

普段は空を見上げたり、遠くを眺めたりすることが多いので、時々は足元にも目を向けなければと思う次第である。

ちなみに写真のモズは雄で、すぐ近くには雌もいたので、映像的にはこの後求愛給餌を期待したのだが、この雄は腹が空いていたと見え、すぐに自分で食べてしまっていた。

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庭の餌台は、地元スズメチームとロシア混成チームの熾烈な争いとなっている。ロシアチームを構成するのはアトリとシメで、アトリは最初2羽だけだったのだが、この2週間でいつの間にか8羽に増え、すっかり餌台の主導権を握っているように見える。

体格差ではシメが一番大きな顔をしているが、シメは1羽なので、いない時間帯はアトリが強い。スズメがどんなにプレッシャーをかけても、食事中は餌台を占拠してまったく動じないあたり、何となくロシア人をイメージさせるのは笑える(笑)。

ただ、アトリはアトリどうしでもよくモメているので、群れているのではなく、単に旅人が集まっただけのようだ。その点、スズメは我が家の店子家族を含め、恐らくは近親者グループであるためか、ロシアチームほどは争いは見られない。

ちなみに、シジュウカラとヤマガラも餌台の常連だが、カラ類たちは日露対決には関わらない中立の立場のようだ。日露の争いの合間を縫うように、器用にヒマワリをくわえては飛び去って、隣家の庭木で食事をしている。

20160315

とは言っても、スズメが仲良さそうに見えるのは今だけ。こいつら、一旦モメ出すとえげつない程相手を徹底的に攻撃する習性があり、見ていてちょっと引いてしまう時がある。

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CP+あれこれ

2016/2/28

某サービスより毎年招待状はもらうのだが、まったく行く機会に恵まれないCP+。そんな中、行ってきた友人知人の話の中で気になった製品をいくつか。

まず、シグマがメーカー純正?的なEF-Eマウントアダプタを販売するようで、噂通りAF速度も精度も純正の性能を維持するようであれば、値段次第だがソニーEマウント使用者には朗報だろう。m4/3も出してくれると嬉しい限りだが、シグマはm4/3には妙に冷たいので難しいかな。

さらに同アダプターの老舗的なKIPONでは、アダプタにとうとうドロップインでフィルターを挿せるタイプを出すようだ。可変NDが同梱されるらしく、これはかなり魅力的。実際に発売されれば是非とも手に入れたい。

レンズでは中華製のLAOWAという初耳の製品があり、中でも気になったのは15mm F4 WideMacroだ。ワーキングディスタンスが18mmの1:1等倍撮影ができ、さらに上下方向に6mmのシフトも可能となっている。どんな絵が撮れるか気になるところであり、是非とも動画撮影にも使ってみたい。

そして実際に日本で発売されるのか気になっているのが、超小型4KカムコーダーZ CAMERA E1だ。昨年クラウドファンディングのKickstarterで出資を募集していて、プロジェクトは開始されたと海外のサイトでは情報を得ていたが、日本では技適の問題があってどうかと気になっていたのだ。

Z CAMERA E1
https://ksr-video.imgix.net/projects/1834352/video-549605-h264_high.mp4

今回CP+に出品されていたということは、無事に製品化にこぎつけたのだろう。ドローンに搭載することを目的とした4Kカメラではあるが、操作すべてをスマホやタブレットから行えるので、それ以外の用途でも使いみちは十分にある。何よりm4/3マウントを採用したレンズ交換タイプであるというのが素晴らしい。これは映像クリエーターであれば間違いなく買いだ。

20160226

そろそろ冬鳥の春の移動の時期ということもあって、シメに混ざってアトリが2羽..雌雄なのでペアなのかな..我が家の餌台に立ち寄っている。アトリといえば万羽の単位の大群で有名だが、たった?2羽というのも新鮮だ。

スズメにいじめられながらももう一週間ほど滞在しているが、来週暖かくなれば北を目指して旅立っていくことだろう。来年またお越しを願いたいものだ。

と言っても地元ではなく南関東での話。慣らし運転さながらに、朝も早よからホーホケキョとやや遠慮がちにあちこちで鳴いていた。

20160224

アオジと一緒に藪をうろつくところを何個体か見かけたが、朝早かったので写真は撮れず。替わりに梅でご勘弁。

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空き地

2016/2/23

我々の世代で近所の空き地といえば、藤子不二雄やちばてつやの世界観そのままに、三角ベースができる程度の広さがある草っぱらで、土管が3本積まれているのが定番である。

何故に土管が3本なのかといえば、空き地を管理する土建屋の資材調達の余りという見方もできるが、恐らく子供が登って腰掛けられる程度の高さで且つ安定した配置が期待できるという理由に他ならないだろう。

などという戯れ言を真面目に考察しても詮なきことではあるが、昔の空き地はそれが私有地であっても子供たちには共有財産的なところがあって、管理する側も出入りをむやみに制限するようなことはなかった。

長らく放置された空き地は小動物の宝庫である。特にバッタや蝶などはいたるところで採り放題だし、雑木林が隣接していれば、セミやカブトムシも期待できた。ウズラやヒバリもよく見かけたものだ。

まあそれも時代の流れでそんなことを言ってもいられなくなり、事故が起きれば管理者責任を問われるなど面倒なことになるのは必定、今や空き地は立看板と厳重な杭に囲まれ、足を踏み入れることは憚られるのが現実だったりするのである。

20160223

以前は宅地であったと思われる空き地で、重機がせわしなく地面を整地していた。「ご不便をお掛けします」の上っ面だけ腰の低い立看板の前では、昔と変わらずヒバリが春の準備に余念がない。

バブル期ほどではないにせよ、空き地がいつまでも空き地のままであることはなく、ヒバリがピーチクパーチク囀っていられるのも、ここは今年が最後かもしれない。

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今週はこの時期恒例のCP+が開催される。各メーカーからもそれに合わせて新製品の発表が続いているが、望遠動画野郎として目下気になる製品といえば、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROである。

実売で30万を超えるとあって、m4/3レンズとしては高価な部類ではあるが、100万を軽く超える同スペック..35mm換算では実質的に600mm F4、いわゆるロクヨンと同じ..のEFやニッコールに比べれば破格に安い。

オリンパスが自負する通り、実写サンプルを見る限りその性能も申し分ない。専用の1.4倍テレコンとの組み合わせで840mm相当としても、ゲタを履いていることを微塵も感じさせない写りは素晴らしい。

その上600mm相当による最短1.4m驚異のテレマクロや、1.5kgを切るコンパクトさで換算6段分の手振れ補正..これはさすがにオリのボディが必要のようだが..など、その価格に見合う性能と言っても良いだろう。

以前はm4/3にはほとんど触手が動くことはなかったが、このオリのサンヨンにはかなり心が動くのが本音だ。似たような焦点域ならパナから出るVARIO-ELMAR 100-400もあり、ズームであるパナのほうがより利便性が高いのは自明の理だが、実写サンプルを見る限り画質ではオリとは勝負にならない。

何れを選択しても発売と同時に手に入れるのは難しいようで、下手をすれば今シーズンの撮影には間に合わないかもしれないが、今後もm4/3を使ってワイルドライフを撮っていくのであれば、導入を検討するに十分に値するキラーレンズだろう。

20160222

20160222b

往年のオールドレンズをGH4に付けて動画を撮影、そこから静止画を切り出してみた。

m4/3は35mm換算で2倍となり、ローコストで長焦点が使用できることにメリットがある。さらに言えばマウントアダプタで各社のレンズ群が使えることもありがたい。

が、なんのかんの言ってもm4/3を使う最大の理由はやはり動画撮影の容易さであろう。4Kも撮れるGH4など動画分野でのパナの功績は大きい。

オスコゲラ

2016/1/30

雪は昨晩の早いうちから降り始めていたが、除雪しておいたデッキの上を見る限り、お昼の時点でせいぜい40cm程度と思っていたほどは積もらなかった。

実際に雪かきしてみると見事に湿った重い雪で、この場合は降っても重さで圧雪されてしまうので、降雪時間が長くても見た目の量は大したことがないのが常だ。その分重さは半端なく重いので、うっかりすると除雪スコップを割ってしまいかねないので、慎重に作業した。

明日は晴れるようなので、夜間に冷え込まないかぎり、解けるのも早いだろう。

20160130

午前中はコタツにMacBookとポータブルHDDを持ち込んで、庭の餌台に集まる鳥たちを眺めつつ仕事。

ギィーという声が時々聞こえていたので、コゲラが来ているのは判っていたけど姿は見えず。しばらくすると庭木の隙間から姿が見え始めたので、400mmズームで窓越しに撮影する。

キツツキの仲間は見た目で雌雄の違いが判る種が多いが、コゲラを見分けるのは難易度が高い。非常に判りづらいのだが、実はアカゲラやアオゲラと同様に頭部の赤斑の有無で違いが判るのだ。

写真に撮ると偶然写ることがあるが、野外ではそこまで確認するのは難しい。左側の写真を見ると後頭部付近に小さい赤い斑があるのが判るだろうか。

ということで、写真の個体は雄のコゲラということになる。

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20160129

玄関前の花壇脇にヤマドリの羽が落ちていた。

親戚筋のキジは普通に見かけるし、環境的にも生息しているだろうとは思っていたが、直接ヤマドリの痕跡を確認したのは、ここに住み始めて初めてのことである。

他の部位は無かったので、生え換わりで抜け落ちたと考えるのが妥当だろうか。しかし、これで足跡を見つけても、単純にキジだと言えなくなったのも事実であるが。

ヤマドリはグンマーの県鳥であるため、写真の貸出依頼も多い種なのだが、手持ちのカットはフィルム時代のもので幾分古い。あとあと考えて4K動画でも抑えておきたいのだが、見掛ける時は大抵は朝夕の光量の足りない時間帯なので、そうなるとGH4では感度が足りず、ノイズまみれの映像となってしまうのが頭の痛いところである。

今年出るであろうGH5が高感度に強くなるとは考えづらく、藤原の大先輩もα7Sに逝ったことだし、Rへの物欲が再燃している今日この頃である。マウントはもう増やしたくはないのだが、αはアダプター経由でEFもFDも付くので、そこがまた悩ましいところだったりするのだ。

ま、CP+まではまだ時間があるので、色々情報を集めることにしようか。

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