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朝イチの高崎の用事を済ませた後、箕郷梅林に立ち寄ってみた。

症状の重い花粉症というわけではないものの、花粉が飛んでいるのはすぐに分かった。それでも立ち込める梅の香りはまさに春の匂いである。

絵柄を探してそんな白梅と河津桜の花々を交互に覗いていると、ミツバチたちがせっせと花の蜜を集めていた。啓蟄には数日早いが、春の訪れの早さは虫たちのほうがよく知っているようだ。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA / 榛名山

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA / 赤城山

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / ACROSS
FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / Velvia / 河津桜

そう言えば、今朝は家の前の畑でヒバリが今シーズンの初鳴きだったが、梅林では春告げ鳥であるウグイスが今シーズン初鳴きもあった。

ホーホケキョの調子がすでにまともだったので、実際はもっと早くに鳴いていたと思われる。

子供たちへの感染を防ぐため学校を一斉休校します!→働く親の身にもなれよ!→じゃあ日中は学校で学童で預かります!→はぁ?学校休みにする意味はどこにあるんだよ!

感染拡大を防ぐためスポーツイベントの開催中止を求めます!→東京マラソン開催で沿道で7万2000人が応援!?→はぁ?日本人ってバカなの?

中国からトイレットペーパーが輸入されず手に入らなくなる!→店頭に朝から集団で殺到して混乱→はぁ?濃厚接触しとるやんけ。そもそもトイレットペーパーは古紙100%だからほとんど日本製だよ!

アホ首相のやってる感満載の会見→説明責任のない情緒に訴えるだけで具体策なしと批判殺到→日本は今や緊急事態で戦時下だから国民一丸となって我慢だ!と識者紛いが擁護→はぁ?先の大戦それで大敗北したことをもう忘れたんか!

先月の26日辺りから「この1~2週間が感染拡大防止に極めて重要である」と寝言を言い出しているが、当初は例のクルーズ船で封じ込められると高をくくっていたのに失敗したので、急遽そんなことを言い出したのだろう。1ヶ月遅ぇんだよ!

とても今月15日辺りに感染拡大が止まるとは到底思えないが、感染拡大の封じ込めに成功しようが失敗しようが、どっちに転んでも良いような逃げの言質であることは明々白々である。皆の衆、呑気にマラソンの応援を集団で観に行ってる場合ではないぞ。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

寝ているようでいてこちらを警戒して目を開けているホシハジロ(一枚目)。本種は基本的に冬鳥だが、一部が北海道で繁殖していることが知られている。

鳥を観始めた当時、近所の河原で見かける水鳥と言えばカルガモとマガモぐらいしかまだ知らなかった頃、自転車漕いで遠征した鳴沢湖..農業用の貯水池だ..に浮いているのを観て、珍しい種がいると感動したのが懐かしい。

冬になると日本中に渡来するので特段珍しくもない種だが、そういった事情もあってキンクロハジロと並んで未だにそういう目で眺めてしまうところがある。

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現在進行系で拡大の一途をたどる新型コロナウィルス騒動のまさにその感染源と疑われているのが、中国の伝統的なジビエ食「野味」だ。

SARSの時などはコウモリが疑われていたが、今回はどうもセンザンコウが怪しいという話である。四つ足なら机と椅子以外何でも食べるとまで言われる大陸の人たちなので、その信ぴょう性の高さもさもありなんだろう。

いわゆるゲテモノ食いという食習慣は何も中国だけに限った話ではないが、野に闊歩する生きものを片っ端から食ってしまうというのは、現代の感覚ではなかなか受け入れられないだろう。

しかし今回の大騒動を受けてさすがに当局も危機感を募らせたのか、感染の温床となる野生動物の取引と摂食を全面的に禁止すると決定したようだ。

北海道に渡来していたシマアオジが激減..というか国内の繁殖例はほとんど無くなってしまった..してしまったのも、渡りの途上で彼の地でカスミ網に掛かって食われてしまったという例が報告されていたが、不幸中の幸いとして、この措置によって少しでも大陸経由で移動する渡り鳥達に光明が差すことを願ってやまない。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ホオジロは留鳥なので一年中見かける普通種であるが、子供の頃に比べるとやはり減っている印象はある。

食糧難の時代以前、まだカスミ網が適法だった頃ならいざ知らず、現代の国内において減少する要因は環境の変化ということになるだろうか。

開発で空き地が宅地や農地に変わったり、河川敷が改修されたりと種類によっては鳥たちにとって住みづらい世の中に変化してきているということかな。

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弁足

2020/2/21

水鳥の仲間は、飛んだり歩いたりする以外に、水面や水中を泳いで移動することが出来る特徴がある。

カモの仲間が地上にいる時に、扇のような表面積の大きい足をしているのを見たことがあると思うが、あの趾の間の水かき状の膜を蹼膜(ぼくまく)と言って、その蹼膜のある足を蹼足と呼ぶ。

水面に浮いて両脚を交互に動かしながら泳ぐわけだが、脚を前方に振り出す際に水の抵抗が少なくなるよう趾を閉じるために膜状になっているので、逆に後方に蹴り出す際には蹼膜を開くことで推進力を得られるわけだ。

結果的に同じ目的を果たすのだが、その蹼足とは異なる弁足(べんそく)と呼ばれる構造の脚を持つ水鳥がいる。カイツブリやオオバン、それにヒレアシシギの仲間がそれに当たる。

弁足には弁膜と呼ばれるやはり水かき状のものが付いているのだが、弁膜は蹼膜と違って閉じるようにはできていないため、脚を前方に振り出す際に90度ひねって水の抵抗を減らすという技を使う。そのため、前述の鳥たちが高速で泳ぐ際は、両脚がさながら船のスクリューのような動きに見えるのである。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / オオバン

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / オオバン

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / オオバン

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / カイツブリ

実際に池などでオオバンが泳いでいるところを見ると分かりやすい。3枚目の写真に弁膜が写っている。

すべてというわけではないが、弁足を持つ水鳥は脚が体のより後部に位置しており、潜水して採餌行動する種に多いとも言える。

オオバンもカイツブリも脚を後ろに投げ出しているように見えるが、それが通常の状態である。

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明け方梟

2020/2/19

このところ明け方にフクロウの鳴き交わしが盛んに聞こえる。

さらに夜半に家の中にいても聞こえることもあるので、結構近いところまで出張って来ているようである。

明け方近くでも何気に星が撮れるほど暗いのが自慢の我が家だが、夏場と違って朝採りレタスの無い農閑期はこれまた実に静かな赤城高原の夜である。

FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R/ Velvia

近所の森で声を頼りにフクロウを探すこと10分、いつもの林縁部でその姿を確認する。

ここで割とよく声を聞くものの、大抵は日の出まで時間がある頃合いで姿までは未確認だったが、この日は東の空が白み始めてもまだ留まっていてくれた。

よく写真で見かける昼間木の洞で眠そうにしているフクロウ..大体がよく知られた北海道の有名な場所だけどね..も良いが、やはり夜の猛禽ということもあってそういう雰囲気の写真が好きだね。

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無能な政府のせいで新型コロナウィルスの感染拡大はもはや待ったなしだ。素人目に見てもやはり武漢で騒ぎ出した時点で中国全域からの入国を禁止にすべきだったろうと思うぞ。

直近では皇居の一般参賀の中止が発表されているが、今後は人がたくさん集まるイベントは同様に中止の判断となるだろう。

それにしてもだ。先月あたりはまだ日本は清潔だから安全みたいなことを宣っていたコメンテーターがいたが、この期に及んでマラソン大会にマスクをして参加するなど、狂気の沙汰としか思えない。安全どころか日本人はバカなんじゃなかろうかとさえ思えてくる。

日本の、いや日本人の危機管理の甘さがことごとく身にしみる今回の新型コロナウィルス騒動である。

ということで、こんな田舎でも仕事がらみでイベントものが中止になる例が出始めている。感染の可能性を考えると中止になるのは願ったり叶ったりだが、その意思決定がモタモタしていて遅いのなんの。とにかく直前にならないと決まらないというのが困りものである。

そう言えば月末のCP+(カメラショー)も中止だとか。カメラなど機材は新型が良いに決まっているが、病原体の新型は情報がないだけ勘弁いただきたいね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

頭上にやって来たトビを1200mmで画面いっぱいになるまで連写したうちの一枚。

安定して構えられるということは、レンズとボディ、そしてその大きさと重さ等々、まさに組み合わせとしては理想的なセットだな。

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E-M1 MarkIIIが発表されたが、3年ぶりの更新の割にセンサーとEVFが据え置きのようで、MarkIIを使ってる人からはため息が聞こえたとか聞こえなかったとかw

先日記事にしたように個人的にはE-M1Xの小型版を期待していたのでその意味では申し分ないのだが、MarkIIを使っていないにしてもタコなEVFはE-M1Xに下剋上してでも高画素なタイプに置き換えてほしかったな。

センサーについては自社で作っていない以上、そこはソニーに頼らざるを得ないので、こればかりは供給元の動向次第で致し方なしといったところか。手持ちハイレゾショット(5000万画素)がMarkIIIでも可能になっているので、仕事で使う分には2000万画素もあれば十分であるし。

ま、常にデジカメ事業終了フラグが立っているwオリンパスが、立て続けに新型機を出してきている点はとりあえずの安心材料だろうか。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

この冬はよく姿を見せるアカゲラ。この個体は警戒心が意外に強くなく、カーテンの隙間からレンズを出しても簡単には逃げていかない。

G9 PROでもとりあえず超望遠1200mmは使える。手ブレ補正にパナご自慢のDual I.S.2が使えずレンズ側だけの補正になるので、E-M1Xほどラフには撮れないけどね。

芝生の鳥

2020/2/14

ロケで訪れた某企業さんの敷地内。日当たりの良い芝生の上に、虫を目当てにした鳥たちが三々五々降りていた。

E-M1Xはロケ用にED12-100を付けていたので、G9 PROにED300PROを装着して興味ないふりをしてしばし様子を見た。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

オラオラと言わんばかりに肩..鳥って撫で肩だけどねw..を怒らせてシメがこちらに歩いてきた。

うちの餌台にやって来るロシアからの客人達は警戒心強くすぐに逃げていくが、こうしてこちらに撮影意思がない状況では割と平気で近づいてくるものだ。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

さらに無警戒なのはツグミ。十分餌にありつけているようで、丸々とふくふくして恰幅が良い。

でもあんまり呑気にしていると、さっき上空を飛んでいたハイタカにやられっぞ。

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農閑期のリンゴ畑に結構な数のムクドリが集まっていた。目的は落果したリンゴのようだ。

畑にいた農家の爺様に世間話で聞いたところ、昨年の台風の影響で結構な数の実が落ちているので、それを食いに来ているのだろうとのこと。

我が赤城高原では積雪の関係でムクドリを冬季に見かけることは稀だが、福島のこの辺りの平地では冬には落果目当てでそこそこの数が集まるらしい。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

やって来た軽トラックに驚いて木の上に逃げたところ。基本的にムクドリは人の生活圏で暮らしているが、スズメ同様に非常に神経質な連中である。

尚、背景は雪の安達太良山だ。

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公私でE-M1Xを使っていて気になる点は3つ。

まず1つ目だが、やはりマイクロフォーサーズ機で最大となるそのボディサイズだ。何しろE-M1 MarkIIにパワーバッテリーホルダーを装着したサイズよりも若干大きい。もちろん大きいと言っても、35mmフルサイズのEOS-1DやナイコンのD一桁機に比べれば、小さくて軽いのは間違いないけどね。

見た目上の大きい理由の大部分がバッテリーが2個入るという点なのだが、E-M1X自体はバッテリー1個でも動く。E-M1 MarkIIのバッテリー室の位置がまるまる他の基盤を格納するのに使えることを考えると、ボタン類の配置含めコンパクトさの犠牲の上にある種の余裕が生まれているという見方もできるのかな。

ボディサイズが大きく重いことは、テレコン付きのED300PROのような大柄なレンズを振り回すのにはバランス良く好都合なのだが、それ以外のマイクロフォーサーズならではの小型レンズを使う場合は逆もまた真なりで、何となくその大きさが無駄なような気がしてならないw

2つ目は、230万画素しかない今どきこんなファインダーも無かろうというくらいショボいEVFだ。一応有機ELではあるが、より価格の安いX-T3とG9 PROが約370万画素(有機EL)であることを考えると、一世代以上前の仕様と言わざるを得ない。G9 PRO並にファインダー倍率が高い点だけは救いだけど。

3つ目は、フラッグシップモデルを喧伝している割に、設定動作がもっさりしていてイラつく時がある。ダイヤルやセレクターを素早く操作すると、動きに付いてこれず意図した設定でないことがあるのだ。ハイレゾショットなど画像のコンポジット処理が思いの外早いのだから、ユーザーの操作感をスポイルするこういうUXは何とももったいないと思う。

ということで、E-M1Xの性能をある程度維持したまま小型化したモデルが欲しいと常々思っているところ。同じマイクロフォーサーズ機であるパナのG9 PROと併用することが多いが、やはり同じ操作体系の同型機があると便利だよね。

噂ではすでにスペックも出回っているようだが、E-M1 MarkIIの後継機(MarkIII?)が出るなら期待したい。少なくても高精細なEVFと手持ちハイレゾショットを実現できる7.5段の手ブレ補正は必須だぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / カケス

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / エナガ

カケスは人を見ればすぐに逃げるし、エナガは落ち着き無くちょこちょこと動き回るので、ファインダーに捉えるだけでも一苦労だ。

オリンパスの十八番とも言うべき1200mmの超望遠手持ち撮影だが、相変わらず気持ち良いほどよく止まる。この場合、サイズはともかくマイクロフォーサーズなのに重いと揶揄されるE-M1Xの重量感が、逆にイイ感じに作用している。