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家の周囲のツバメも巣立ちラッシュで親は大忙し。巣立ちとは言うが、人の社会生活と違って実は巣から出てからのほうが親は忙しいのである。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

天気がグズグズしている時は、おばあちゃんの格言通りツバメはあまり高く飛ばない。手が届きそうな低いところ飛んで餌となる羽虫の類を捕食している。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ホオジロも人が近くにいてもお構いなしに地面に降りて餌探し。

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平野部ではよく目にするが、赤城高原で滅多に見かけない鳥として以前からサギの仲間を上げている。

もちろん水場が少ないのでいわゆる水辺の鳥はそもそも少ないのだが、農業用水の貯水池があるので時期が合えばカモの仲間はそこそこ目にする。

そういう意味で芦原のような湿性の草地を好むオオヨシキリもほとんど見かけない。正確には過去に一度だけ秋の渡りの時に近所に立ち寄ったことがあったが、繁殖の話は聞かない。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

ということで、何れも当地以外での撮影。

営巣が始まると途端に鳴かなくなるが、それまでは朝から晩まで行々子ギョウギョウシと終日賑やかな鳥である。

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ガビチョウ

2023/6/29

高原のカッコウはそれなりにらしくて風情があるのだが、それでも朝まだ暗いうちから家の脇で派手に鳴かれるとさすがにうるさい。

が、それを遥かに上回る大音量で騒々しいのがガビチョウ。近所に定着してだいぶ経つので聞き慣れた感はあるが、やはり朝から庭で鳴かれるとかなり騒々しい。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ガビチョウは雌雄で見た目が一緒なので、鳴かないことにはオスメスの区別がつかない。

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電線カッコウ

2023/6/28

ホトトギスは毎日のように朝に夕に鳴いているが、カッコウは近所をあちこち巡回しているようで、数日置きに姿を見せる。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

家の東側の電線でよく鳴いてそれだとすぐ目の前で撮れるのだが、この日は庭の反対側で鳴いていた。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

うちの庭先だとモズが毎年子育てをしているので、そのモズに托卵してくれると面白いのだが、それは今のところまだ見ぬ夢である。

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若ツバメ

2023/6/25

巣立ったツバメの若鳥たちが、梅雨晴れの空を元気に連れ立って飛び回っている。巣立ってすぐはまだ親に面倒見てもらわないとならないので、電線に並んで給餌の順番待ち。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

面白いもので、異なる巣であってもツバメは巣立つと皆で一緒に飛び回る。ただ、当たり前だが親は自分の子供にだけ給餌するので、親が餌を持ってきても騒ぐのはその子供だけのようである。

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先だって北東北を訪れた際、標高500m程とさほど高くない山間の農耕地でアマツバメを見かけた。

地元でもアマツバメは生息しているが、そのほとんどが県境付近の亜高山帯なので、ところ変わればと言うかちょっと驚いた。

折しも巣立ち時期だったようで、流れるように群れて飛んでいる様はなかなか壮観である。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

曇天だったからか飛行高度が異様に低く、時おり小生の立っている頭上スレスレを飛び交ったり、何度か三脚との間をすり抜けるなどアクロバティックな飛翔にはヒヤヒヤさせられた。

何せ至近距離での風切り音は凄まじく、数羽によるすり抜け時の衝撃波もなかなかもので、もしもぶつかったらかなり痛いよなと思いつつその姿を眺めていた。

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某県の渓流脇に立っていたら上流方向からアオサギが飛来。この少し前にはカワウも川の上を行ったり来たりしていた。

見える範囲に釣り師が数人立っているのが見えていたので、実際魚が多いのだろうと思ったり。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この直前に足元の別のものにレンズを向けていたので、慌ててカメラを振り上げて連写。この背景で全カットでアオサギの目にバチピン。もうOM-1様々である。

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サシバの探餌

2023/6/18

サシバは奥山にも生息していると以前書いたが、関東周辺だとその多くが集落近くの谷戸地形に集中している。

営巣はスギやヒノキの人工林で、餌場はそこに隣接する雑木林の林縁や谷戸の中の田んぼであることが多く、畦の脇に立っている電柱や家屋に止まって探餌している姿が見られる。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

電柱の上から田んぼの周辺で餌探し。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

谷戸内の構造物に立っているアンテナで餌探し。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

上の写真は幹線道路脇の標識に止まって探餌しているところ。恐らくは道を横切る生きものや、途中で車に轢かれた轢死体を狙っていると思われる。

そこまで交通量は多くはなかったが、自身も交通事故に巻き込まれる可能性も高いので、眺めていてヒヤヒヤものであった。

この辺りの習性はカンムリワシによく似ていて、西表島では実際にカンムリワシが交通事故に遭うケースが少なからず報告されている。

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赤城高原にトケン類はカッコウ、ホトトギス、ツツドリが夏鳥として渡ってくるが、家の近所で言うと前者2
種で、どちらかと言えばホトトギスのほうが多い。

晴れているとカッコウのよく通る声が目立つのだが、夜半から明け方、雨の日など日中でも暗いとホトトギスも終日よく鳴いている。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ということで先週末の晴れの日はここぞとばかりにカッコウがよく鳴いていた。朝からカッコウに家の前の電線で鳴かれると、それだけで目覚まし代わりである。

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大きな鳥

2023/6/8

よく「物凄く大きな鳥が河原で魚を捕っていた!イヌワシに違いない!」と、所属する研究会の問い合わせに送られてくる情報はほぼトビである。

イヌワシとトビではその大きさは1.5倍以上違うが、一般の人からすればトビも十分に大きい鳥ということだ。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

問い合わせの7割が残念ながらトビで、残りはノスリかハチクマまたはクマタカである。

特にハチクマは識別が難しいようで、野鳥の会の会員レベルでも間違えるまたは識別困難..もしかしてイヌワシですか?的な..のようである。

まあかく言う小生でも5kmぐらい先の陽炎の中を飛ぶハチクマを時々誤認することはあるので、エラそうに言えた義理ではないのだけどね..

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