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水平を保つな

2018/9/16

先日の「水平を保て」は南方向を向いて撮影したので右下がりだが、赤城高原から見て日光白根山が見えている言うことは北向きになるので、この写真の通り左下りになる。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

このケースも先日の記事に倣って散布用のブームが水平になるように写さないのか?という話になるのだが、まず、背景に日光白根山という巨大なランドマークが写り込んでいるので、基本的にそれは無理である。そもそもこの写真を見て、水平に違和感を感じる人はまずいないだろう。

仮に日光白根山が写り込んでいないとしても、例えば左端に電柱が写っていることで、自ずからこの構図の水平がキッチリ取れていることが判る。さらに言えば背景の木立も電柱同様に垂直を表現されているので、これまた同様である。

先日の記事含め何が言いたいのかと言うと、水準器を見て何が何でも水平出しにこだわるのは風景屋くらいであって、コマーシャル系の商業写真も撮るカメラマンにとって、写真の水平とは必ずしも物理的な水平を指すものではなく、写真を見て違和感のない構図を保つこともあるという話である。

ちなみに動画に関して水平出しは重要..ただしフィックス映像を除く..である。録画の頭で見た目の水平を出しておいても、左右にパンした際にすぐに構図が破綻して努力が無駄に終わるので、カメラを三脚に据えたらまず最初に必ず水平を出すこと、これ必定なり。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

朝の光の力を借りてレタスの新鮮感を演出する。フィルムシミュレーションをVeviaにしてコントラストを強調することで、盛りを過ぎていてもまだ夏の雰囲気を出せるものだ。

だが、高原野菜のメッカである赤城高原もそろそろ収穫は終盤戦に入っている。日差しの強かった夏場ほどには野菜の成長も早くないので、作付けもあと1回くらいこれで今シーズンは終了になるだろう。

カテゴリ:写真・カメラ