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商売柄、普段からたかがスマホ写真と侮ってはいるが、最新のモデルはあの手この手を使ってどれも見栄えの良い写真を撮ることができることに舌を巻く。

そういう方向性に力を入れて、専用機であるカメラ市場にとどめを刺そうとする筆頭がAppleのiPhoneだが、GoogleはもとよりSamsungやHUAWEIなどAndroid陣営の最新モデルも、iPhoneのそれ以上にカメラ機能への力の入れ具合は強い。

写真の本質はどう写っているかではなく何が写っているかなので、カメクラ界隈が能書きをたれる画質やセンサーサイズなどは二の次三の次の話である。

ファミリー写真や旅行スナップなど求められるものが記録写真であるならば、いつでも撮影することができ且ついつでも見ることができる時点で、スマホと写真クラウドの組み合わせに勝るものはない。しかもそれをいつでもどこででも誰かに自由に送り、思い出を皆で共有できるのだから、一般の人には何ら不足はないどころか便利この上ない。

やれ1億画素だの、やれ高速連写だの、やれフルサイズだのと騒がれているが、そういう意味ではスマートフォンのいつでもどこででもを目指すカメラ機能こそ最強と言えるだろう。

そして今後もこの流れが変わることは絶対ないと言って良い。一眼レフだろうが一眼ミレーレスだろうが、どんなに画素数を多くしようとも、どんなに高画質なレンズ群を揃えようとも、このムーブメントが覆ることなどありえない。

だからカメクラ界隈在住の諸君こそ、せっせと最新の一眼カメラとレンズを買わなければならないぞ。そうしないとどんどん機材は高価になり、やがてはコンシューマ市場は無くなってしまうかもよw

iPhone 11 Pro

昼でも薄暗い神社の参道を超広角で写す。

一眼カメラで定石通りに撮れば、奥の社殿付近にスポットを当てたいので参道はシャドウで暗く潰れるが、今どきのスマホなら勝手にHDR機能が働いて、ある意味人の目に近い見た目に写る。

多くの一般人が求めるカメラ機能とはこういうものだという認識が必要なのである。

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パセタ

2019/10/11

蛹で冬を越そうという魂胆のキアゲハの幼虫が、庭のニンジンに大小沢山付いていた。例年なら収穫時に人知れず?家人の手で葬り去られていたが、今年はパセタ君として何頭かは放置しておくつもりらしい。

個人的には、この週末に観測史上最大級の大型台風が関東に襲来するとのことなので、大風・大雨の中この連中はどうやってやり過ごすのか興味津々である。

もしこの嵐を無事にやり過ごせて蛹になれたら、その姿を記録に収めたいね。

iPhone 11 Pro / 望遠52mm

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA / 望遠端

写真は上がiPhone 11 Pro、下がX-H1だが、こうして並べてみるとWebで見る限り何ら遜色なく見られる。iPhoneのほうはボケがちょっと見苦しいものの、主題については問題ない。

iPhone 11 Proは超広角ばかり話題だが、望遠..言うほどではなく標準が正しいが..で寄ると以前の広角よりマクロっぽく撮れるのが良い。

ただ、期待していたポートレートモードは至近距離では機能しないようで、ボケをコントロールして背景を整理するという目的には使えないのが残念。

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この秋最低

2019/10/10

今朝は寒っ!と思わず身震い。それもそのはずで庭先で6℃というこの秋初の一桁台ではないか。慌ててフリースベストを袖付きに変更してしまった。

夜半は放射冷却だったようで、どおりでいつも朝は餌を寄こせとまとわりつくネコが静かなわけだw

それでも日中は20℃を超えたようだが、こういう日は家の中はしばらく冷えたままなので、午前中は半纏来て仕事していて、ヤマトの配達の兄ちゃんに笑われてしまった。

iPhone 11 Pro / 超広角13mm

しゃがんだ範囲で適当にちょっと集めただけだが、コナラのドングリはこの秋もそれなりだ。

沼田の山のほうではクマの出没がチラホラ続いているようだが、おらが村は至って平和なものである。うちの地区でも先月捕獲檻が設置された畑もあるが、今のところ続報は入ってない。

それにしてもiPhone 11 Proの超広角はスゴイね。35mm換算で13mm相当らしいが、レンズ交換式の一眼カメラでも魚眼を除けばこの画角は人生初見である。

今まで写らなかった..写せなかったが正しいか..範囲が撮れるというのは実に新鮮であるし、普段はめったに使わない超広角域をこれからは多用していくことになりそうだ。

何よりこれにハマるとXF8-16mm(広角側が換算12mm相当)という危ないレンズに手を出してしまいそうで怖いぞw

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iPhoneは安い?

2018/10/20

古いiPhoneがバッテリーの劣化で意図しないシャットダウンに陥らないようにするとか何とか、そんな理由で意図的に動作クロックを下げて動かしていたことが判明。

その公式見解を受けてユーザーが訴訟を起こす事態となり、Apple社が渋々..ユーザーのためにやっていたのにブツブツw..謝罪に追い込まれた騒動は記憶に新しい。

同問題に対するApple社の対応は、保証期間外でも低料金..通常なら8千円以上するものが3千円少々になる..で新品バッテリーと交換するというもので、その期限が年内いっぱいとなっているため、思い出したように急遽手持ちのiPhoneのバッテリーを交換してきた。

実は今年に入って仕事で上京した際に何回か銀座のAppleストアに立ち寄ってみたが、いつも混んでいて対応叶わず。そこで先日久しぶりに地元のビックカメラ高崎..昔はここが本店だったなんで今の人は知らんだろうなw..に立ち寄ったら、5分と待たずに即対応で、作業待ち自体も10分も掛からず完了である。

手持ちのはiPhone6で、すでに4年前の旧世代モデルである。毎年のように新型が登場するが、今どきのスマホなどiPhoneもAndroidも似たような機能で、電話とLINE、それにクラウドサービスにつながればそれ以上にこだわりはないので、古いモデルでも動く限り問題ない。

が、さすがに4年近く経つこともあってか、バッテリーの最大容量も65%という交換オススメします状態であり、ドローンで空撮中にシャットダウンしたことが何回か続いたこともあって、新品に交換してみた次第。

中華ロイド製のスマホもあるので、いざとなればSIMを入れ替えて使えるので、iPhoneが無くても日常はさほど問題はないのだが、アプリ開発用に動く旧機種の実機としてまだ必要というのもあるしね。

ちなみにバッテリーが新しくなったiPhone6は、意外に動作がキビキビして良い感じである。今まで何をするにもモッサリしていたが、すっかりその遅さに慣れてしまっていたようだ。

交換前は、LINEやTwitterのタイムラインをちょっと眺めているだけで、バッテリーが急速に減っていくのが見て取れたが、そんなこともなくなって、モバイルバッテリーの必要性も減って助かる。

それにしても、4年も型落ちしたモデルが、OSのバージョンアップに耐えて未だに現役で使えてしまう辺り、iPhoneはよく出来たデバイスだ。iPhoneは高いというのを耳にするが、そりゃ毎年買い替えている人にとってはの話であって、ここまで使い切れるとむしろ安上がりと考えるべきだろう。

拙者のようなiPhoneユーザーはApple社にとっては決して優良ユーザーではないだろうが、その分iPadやMacなど他のAppleデバイスにも定期的に投資しているので、全体としてはそこそこ貢献していると思うぞ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今日は終日北風が吹いて、何となく冬の到来を予感させる一日であった。今朝はアルプスなど本州各地の3000m級の稜線部は軒並み冠雪したようだし。

上越国境は昨日から雲の中でその様子を知る由も無いが、昨晩の冷たい雨が白く化粧を施しているかもしれない。

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Xは10周年か

2017/9/13

今日は新型iPhoneの発表ということで、某国営放送でもニュースになっていた。日本はスマホユーザーの半分がiPhoneという特異な国なので、Appleもその市場性を重く見ており、Apple PayでSuicaが使える点などは、前モデルから引き継がれているようだ。

未だに4K60Pで撮れないC社を尻目に、全モデルで4K60Pを実現したのは見過ごせない。センサーが小さいとは言っても、スマホ本来の機能からは外れているであろう動画撮影にここまで力を入れてくるとは正直驚きである。何せFHDなら240fpsのハイスピードもイケてしまうのだ。

それにしても、10年アニバーサリーモデル..初代iPhone登場から10年経った..のiPhone Xがナンバー10を背負って登場したが、なぜに9をすっ飛ばしたのか謎である。FCP7も新バージョンはFCPXだったので、あまり続き番号に意味を持たせてないのかもしれないが。

FUJIFILM X-T2 / XF16mm F1.4 R WR

明け方、少しだけだが東の空が焼けた。やや湿度が高いなと思っていたら、案の定日中は久しぶりに気温が上がって、汗をかくほどではないがそこそこ暑くなった。

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ワールドワイドでは目新しさがないと揶揄されているiPhone7だが、ネット予約分だけで初回ロットが完売した黒いモデルが話題だ。

今まで黒いカラーリングのモデルが無かった..MacProを除けば近年のAppleプロダクツでは珍しい..ので人気を博しているようだが、黒いスマートフォンならAndroidに沢山あるのに、まあ不思議な話ではある。

そしてイヤホンジャックが無くなったことも渦中の話題だが、音楽など聴く高尚な趣味を持ち合わせない拙者には何ら関係ない話。

日本的にはFelicaに対応したのが一番大きいと思われるが、どこに置き忘れるとも知れないスマホを財布代わりにするなど、とても保守的なオッサンには考えられないし、そもそもそれを使う局面など微塵もないのが田舎暮らしである。

それより外仕事が多いので防塵防滴がありがたいが、それとて、防水機能もお財布ケイタイも、ガラケーと呼ばれる日本の携帯電話がすでに7〜8年前に実現しており、何を今更感が漂うのも事実だ。

などとブツブツ言ってはみるが、目下の懸案はハードウエアのほうでなくiOS10である。フォレストブラウザなど自前アプリもさることながら、過去にうちで開発したいくつかの受託アプリの評価作業が舞い込んできており、何だか今月も月末までスケジュールが埋まってしまったのが悩ましい..

20160917

先月末にはすっかり見かけなくなっていた近所のツバメたちだったが、今朝家の前の電線に止まっているのを発見。

2羽なのでおそらくペアと思われるが、居残っていたのではなく、赤城高原より北で繁殖していた個体が南下の途上で休んでいたと考えるのが自然だろう。

実際、夕方になって家の周囲を双眼鏡でくまなく探索したが、その姿はもう無かった。

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ビデオ撮影も最近はiPhoneまたはiPadで撮ることが多くなり、すっかりビデオ専用のカムコーダーは防湿庫に埋もれたままだ。ちょっと凝ったものであれば、ミラーレス一眼で十分なクオリティを提供できるので、機材装備は至ってミニマムである。

以前なら、必要もない?のに物々しい装備とスタッフで撮影に挑んだ..そうすることで見積価格を上乗せできるという業界都市伝説があるのは否定しない..ものだが、Web公開前提で低予算且つ短納期である限り、クライアントも納得のことであり、何よりすべてスマホで撮影、みたいなキャッチが話題性になるという判断もある。

実際、iPhoneが便利なのはその大きさである。専用カムコーダーは肩や顔の前で構えないと撮影できないが、iPhoneなら狭い隙間でも片手で保持して撮影出来てしまうのである。自撮り棒ならぬロッドの先端に装着すれば、ミニクレーンなど用いずともハイアングルから労せず撮れる。6sならそれが4Kで撮れるのだから大したものだ。

そんなスマホでの撮影をさらに便利にアップグレードしてくれる撮影冶具が、edelkroneから発表された。自撮り用と言えばそうあるが、撮るのは自分自身ではなく手元または目の前というところか。ま、どんなものかはプロモを観れば一目瞭然。

edelkroneの製品は、まだ日本で知られていない頃に海外サイトで見つけ、いつくか通販で手に入れて実際に今でも使っている。作り込みも精度高く、それでいて米辺りのメーカーに比べてコストパフォーマンスが良いのがお気に入りである。

今回のPOVIEもそうだが、常にお、これは!と思わせるものが多く、近年注目のアクセサリメーカーの一つである。

SNS流行りの昨今、POVIEはすぐに市場に受け入れられるのは間違いない。仕事でもワンマンでロケをこなす人には色々使い道があると思う。まあすぐに中華圏からパクリが出くるだろうけどね(苦笑)。

20160805

今日は午後遅くに猛烈な夕立があった。晴れていたのでまったく無警戒であったが、スマホのゲリラ豪雨アラートが鳴った途端に一気呵成に降り出し、辺り一帯は真っ白に。でも付近は陽が射しているため明るいので、これは何だ白日夢か?的な雰囲気であった。

かなり勢い強く庭木を叩いてくれたため、ヤマボウシの実も結構落ちてしまったようだ。

今の若い人は知らないだろうが、AppleはiPhone登場以前に、現在のスマートデバイスの原型とも言える携帯端末(PDA)を発売していたことがある。

その名をNewton(ニュートン)と言い、iPhone(2007年)から遡ること14年前、2016年現在からは23年前の1993年の話である。

Apple Newton and iPhone.jpg
By Blake Patterson from Alexandria, VA, USA – Newton and iPhone: ARM and ARM, CC 表示 2.0

(左:Newton 右:iPhone4 出展:Wikipedia)

正式名はNewton Message Padだが、市場ではOSの呼称であるNewtonと呼ばれていた。NewtonはAppleからスティーブ・ジョブズを追い出した張本人である、当時のCEOであったジョン・スカリーに指揮され世にリリースされた製品である。

当時としては革新的な手書き文字認識を使用したインターフェイスは、その後に登場するシャープのザウルスや、PalmPilotなどに大きな影響を与えたと言われている。

その目玉の手書き文字認識機能は、発売当初こそ評価は低かったが、ジェスチャー認識が使えたりするなど、当時としては最先端を走っていた。ただ、価格が高かったのと、英語圏以外ではほぼ使い物にならなかったので、商業的には失敗と言っていいだろう。

公式には日本語が使えないこともあって、個人的には使ったことはなかったが、周囲にはNewtonを持ち歩いていたマニアックな連中が数名居たのを憶えている。と言いつつ、個人的にはさらにマニアックなHP200LXを使っていたけどね(笑)。

で、このNewton、意外にも1998年まで5年間も細々と発売されていたのが、1996年にAppleに復帰したカリスマ・ジョブズによってプロジェクトが凍結、破棄されることになる。そして本日アップされたAppleの以下の動画を観ると、現在のAppleにおけるNewtonの立ち位置がよく判る(17秒辺り)というものだ。

確かにiPhoneで成功した今のAppleにとっては、Newtonは暗黒史といえるかもしれない(苦笑)。

余談だが、Newtonはハリウッド映画に小道具として登場したことがある。スティーヴン・セガール主演のUnder Siege(邦題:沈黙の戦艦 1992年)の続編である、Under Siege 2:Dark Territory(邦題:暴走特急 1995年)の中で、セガール演じる主人公ケイシー・ライバックが、列車の中で公衆電話を壊して電話線を取り出し、Newtonと直接結線して、FAXモデムからホワイトハウスに手書きメッセージを送るシーンで使われた。

1995年当時はすでにWindows95が世に登場しており、世界的にインターネット普及元年だったこともあって、電子メール自体は使われ始めていたが、携帯端末からメールをモバイルで送るという仕組み自体はまだ一般的ではなかった。

何しろ、今では当たり前のキャリアメールの走りであったDoCoMoのiモード..携帯電話による世界初のIP接続サービス..も、サービスが始まったのは1999年のことである。

20160322

浅間山の残雪も少なくなってきた。そもそもの積雪量が少ないこともあって、やはりこの春の雪解けは例年よりかなり早い。

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