タグ : 満月

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バックムーン

2024/7/23

Netflixの実写版ワンピースを観始めたが、日本語吹き替えの声優陣がアニメ版と同じキャストというのは正解。麦わらの一味は当然ながら、バギーはやっぱり千葉繁だよねw

悪魔の実というワンピ特有の設定はともかく、るろうに剣心やキングダムのように最近の漫画原作と同様に変にアニメに寄せた演出もなく、ハリウッドの特撮映画の感覚で観られるのは良い。

原作者の尾田栄一郎が関与して口出しもしているので、ハリウッド版ドラゴンボールのような違う世界観にはならずに済んでいる。

少なくても原作を知らずともパイレーツ・オブ・カリビアンのような海賊映画として楽しめる。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

先月31日は満月だったが、一月に2回満月が回ってきて、尚且つ今年最接近して見かけ上最大となったスーパーブルームーンだった。

いつも言っていることだが、こうして月だけ切り取る限りどこで撮っても同じなのだが、寝しなに明るい満月を観てしまうとつい撮ってしまう。

カテゴリ:映画・映像, 気象・天体|タグ:

狼月の出

2023/1/8

昨晩は満月。農事暦で北米先住民がウルフムーンと呼ぶ今年最初の満月だ。

FUJIFILM X-H2 / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / Velvia

日頃からカレンダーと天気予報にらめっこでそれを狙っていれば別だが、普通に生活していて月の出に良いタイミングで巡り合うのは難しい。

今回はNレコの通信テストで庭に出ていて気がついて、慌てて部屋に戻って2Fのベランダから撮れた。

カテゴリ:気象・天体|タグ:

皆既月食

2022/11/9

今月の満月はビーバームーンですな。

FUJIFILM X-H2 / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / Velvia

2022/11/8 群馬県利根郡昭和村にて
1枚目 20:03 ISO3200 F8 1/2 三脚使用
2枚目 18:18 ISO1600 F8 1/2000 手持ち撮影
3枚目 19:18 ISO3200 F8 1/10 窓枠利用(トーンカーブ補正あり)

2枚目が部分月食の開始時で、3枚目が皆既月食の開始時。

何れもXF150-600mmにX-H2のデジタルテレコン1.4を併用。3枚目は窓枠に押し当てて撮ったが、1/10を手持ちでも歩留まりは思ったよりは悪くないかな。

カテゴリ:気象・天体|タグ:,

2500mmの世界

2022/10/12

ハンターズムーンは日本で言うところの猟期解禁的な意味合いではなく、北米の先住民がそろそろ狩りを始めるかという頃合いを見定める指標だったことでそう呼ばれる。

日本でも十五夜など特定の満月に別名を付けているが、北米先住民は一年を通して満月を何かしらの区切りにして見分けていた模様。

昔から暦の概念があったとは思えないが、季節の移ろいを十二等分して見極める術はあったということなのだろう。

FUJIFILM X-H2 / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR + XF1.4X / 2倍デジタルテレコン / Velvia

裏山の黒檜山から昇った直後で、手前をややガスが漂っていたこともあって思いの外色付いて見えていた。

そんな大気のゆらぎをくぐり抜け、約2500mm相当の画角を手持ちで切り取る。上の写真はノートリミング。最初はXF2Xをかまして2倍デジタルテレコンで約3600mm相当を試したが、流石に天地が見切れてはみ出してしまった。

普段はコリメート撮影している..5000mmとか8000mmとかはザラw..ので、この程度の焦点距離は特に驚くに値しないが、それでも手持ちで歩留まり良く結果が残せる辺り、さすがに近頃の手ブレ補正能力には舌を巻く。

Z 9とR3を注文した仕事仲間は未だに納期未定のままらしく、予約をキャンセルして予算を別に回そうかという話をしていた。

売りたい時にモノがないというのはメーカーにも小売店にも困ったことで、まさに新コロナ禍がもたらす半導体不足に起因する機会損失ということになる。

そんな状況が影響してか、キヤノンが生産の軸足を海外から国内に移し、生産体制を管理しやすくする方向に舵を切っているという。

この20年で日本は人的コスト削減を目的に国内工場を軒並み閉鎖、海外に生産拠点を移してきたわけだが、キヤノンの話はその揺り戻しのように映る。

生産ラインを国内製造としても資材調達は海外が主流のままなので、生産だけでなくサプライチェーンそのものの見直しも必要であろうが、今回のパンデミック騒動で労働力はその国の政策や法律に大きく左右されることが浮き彫りになったので、方向性としては正しいのだろう。

ただ、国内の労働力でも見合ったコストで生産できるということは、逆に言えば日本人の賃金が下がったかもしくは上がらずであり、海外労働力の賃金が上がったことを意味するということになる。

つまり日本は総じて貧乏になってきているということに他ならず、Z 9やR3は国内で生産できたとしても、それを手にすることができる購買層は減っていく可能性が高いということだ。

一体誰がこんなに我が国を貧乏にしたのか、その罪は重いな..

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

今年最初の満月は、オオカミが遠吠えする季節..うちの近所でもキツネが活発に動き回っている..ということでウルフムーンと呼ばれる。

あと、今年拝む満月では最も地球との距離が離れていて、見かけも小さく見えるというのをニュースでやっていたな。まあ比較物がないと大きいも小さいもわからんけどね。

同時期に審査に出したAndroidアプリが二つ、昨晩のうちにリリースされていた。クリスマスと年末年始を挟んでいるので早くても年明けだろうと思っていたので、これには少々驚いているところ。

Androidアプリは以前はノーチェックで公開されていたが、あまりに野良アプリが多いためか、近年はAppleより審査が厳しいと言われているが、何となく機械的なチェックだけでスルーしているのではないかとちょっと勘ぐっている。

まあリリースが早いことに越したことはないのでそれ以上はどうでも良いことだが、夏前に審査出した別のアプリ3つはなかなか厳しい工程を経ているのでw、ちょっと違和感が。

ただお陰で現在中断している個人的なアプリ開発を再開できるのはありがたい。こっちも何とか年明け早々のリリースを目指したい。だいぶ予定より遅れているのでね..

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

昨晩は満月だったのね、というようなことも認識できていないぐらい多忙中である。

こんな状況で2021年を納められるのか、甚だ怪しいのう..

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半影月食

2020/11/30

今宵は満月ビーバームーン。日本で眺めているのに米国の通り名で表記してもまあアレなんだけど、世の中の流れに乗ってそう言ってみるw

なぜビーバーかと言えば、ネイティブアメリカンが毛皮目的でビーバーの罠猟を仕掛ける時期だとか、ビーバー自身が巣造り..いわゆるビーバーダムの造営だ..を始める頃とか、諸説あるようだ。

ただ、それだけだとただの満月で終わってしまうが、今回は月が地球の陰の薄い部分に入り込んで、グラデーションのごとく月食が起きるため、半影月食となるのが特徴だ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20 / 手持ちハイレゾショット

今宵も35mm版換算の1600mm相当を、5000万画素の手持ちハイレゾショットで狙ってみた。肉眼では認識しづらいが、左上が右下に比べて黒く陰っている感じが分かる。

実は食の最大は午後6時半頃だというのは事前に知っていたのだが、夕方から立て続けに仕事の電話に捕まってしまい、ちょっと機を逃してしまった感あり。

そう、今日はなんと言っても月末ということなのさw

カテゴリ:気象・天体|タグ:,

先日の話に関連するが、写真で生計を立てていくにはどうしたら良いか?という質問も時々受ける。

今の時代ならSNSに作品をアップしてイイネを沢山もらったり、フォロワーを増やせば仕事の依頼が沢山くる!と思い込んでいる脳天気な若い人が多い。自分のタイムラインに盛りに盛った彩度高目の写真を並べて、イイネしてください!とやってるあれだ。

しかしそこには、あなたの撮ったその写真、どこの誰が必要としていて、そして誰が対価としてお金を払ってくれるのか、という視点が抜け落ちているのである。

自分の好きなものだけ好きなように撮って飯が食えるなどというのは、ほんの一部の才能のある人..写真が上手いとかフォロワー数の多さではなく、営業的なセンスとでも言えば良いかな..を除けば、夢物語でしかないということは理解しなければならない。

欧米には美術品と同様に写真を買って部屋に飾る文化があるが、残念ながら日本にはそんな文化は定着していない。写真はタダ、イイネはくれても使いみちのない写真に金を払う人などいないのである。

ではどうやって収入を得たら良いか?それは他の多くの業種と同じで、お客様から頂く以外に方法はない。つまり、依頼されて写真を撮るという、職業カメラマン的には至極当たり前の原点に立つしかないということだ。

そして商業的に依頼されて撮る以上、撮影対象に好みを言える立場ではない。地元で地道に営業活動を繰り返し、同時に何でも撮るという気概と技術が必要なので、最低でも営業トークとスタジオでのライティングワークは必須だ。お客様から対価を得るということはそういうことである。

自慢の35mmフルサイズデジタルカメラを舶来の三脚に載せ、週末のたびにワイワイ皆と一緒になってインスタ映えする景色を撮っても、イイねはもらえても金はもらえないぞ。

繰り返しになるが、写真で飯を食っていきたかったら、必要としている人から依頼されて撮るか、世の中にニーズがある写真..これは実は前者と意味は同じだけどね..を撮りためる、この2択しか選択の余地はない。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

6月の満月をストロベリームーンと呼ぶように、英語圏では8月の満月にも「スタージャンムーン」という別名があるそうだ。イチゴは日本でも普通に馴染みがあるので何となく知っていたが、チョウザメ(英名でSturgeon)の漁期に合わせた名前になっているとは知らなんだ。

昨晩の撮影時間帯はあいにく薄っすらと雲が掛かっていたので条件が良くなかったが、とりあえず1200mm相当の手持ちハイレゾショット(約5000万画素)で記録しておいた。

それと余談になるが、この夏噂になっていたネオワイズ彗星。早くから撮影する気満々だったのだが、当地では長梅雨の影響で夜空が満足に開けることがなく、梅雨明けてすぐに西北西の低い高度に辛うじて双眼鏡で確認しただけであった。

残念ながらすでに6〜7等級程度の暗さで肉眼での目視は厳しく、当日も結局雲が多くて撮影自体不可であった。