タグ : 星景

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フクロウの森で探索中はカメラを使うことはないので、少し林冠が開けた場所にE-M1Xを置きっぱなしにしてライブコンポジット撮影をしてみた。

F1.8でISO3200、コンポジット設定を2秒、明け方の北向きの上空に向けて小一時間ほど撮影。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

下の方が少し灯りに照らされているのはご愛嬌で、愛用するLEDフラッシュライト(SUREFIRE製)の影響である。この手の撮影は素人なので、画角に気が付かず照らしてしまった模様。

さて、この画像を眺めていて気がついたのだが、左上から右下にかけて星の軌跡を横切る形で複数の光体の軌跡が写り込んでいるのが分かるだろうか。

中央縦の明るい軌跡は火球(流れ星)と思われるが、複数の光体が移動するとなると人工物しか無いよなぁ、でも航空機のような飛行物体にしては数が多いし。

で、ちょっと調べたところ、どうやら天体観測の世界で昨今話題になっている「スターリンク衛星群」であるらしいことが判った。

スターリンク衛星(Starlink)とは、EV車で有名なテスラ・モーターズのイーロン・マスクが創設した宇宙関連事業である米スペースX社(民間企業)が、宇宙からブロードバンドインターネットサービスを提供するために打ち上げた通信衛星のことで、最終的に1万を超える衛星を打ち上げる計画があるらしい。

天体観測の世界で話題というのは、夜空に浮かぶ星星の間にその膨大な数の衛星群..衛星一つは冷蔵庫大らしい..が紛れ込むことになるので、ただでさえ大変な天体観測に余計な仕事が増えてしまうという話のようだ。

5Gの早期普及が期待される昨今、世界のどこにいても通信網が利用できるよう世の中がより便利になるのはありがたくもあるが、別のこうした問題も浮かび上がってくるのでは、当事者たちには複雑な思いとなっているだろうね。

そしてこの話はスペースX社だけにとどまらず、間違いなく世界中の国や企業がこぞって同じように衛星群を打ち上げる..米以外ではすでにロシアと中国が該当..のは必定なので、スペースデブリ問題と同様に今後より深刻になっていくと思われる。

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夜が夜らしく暗い庭先wでライブコンポジット撮影にチャレンジ。

先日同様に北西の天頂方向を狙ってみたが、あいにく冬型が強まっていたので上越国境は雪雲の中であった。

何より隣の畑に電柵が張ってあるのを忘れていた。おかしいなぁ、毎日見ているはずなのにねぇw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

データもほぼ同じで、F1.8でISO3200、コンポジット設定を2秒で約40分の撮影。

一つ筋の明るい火球は肉眼でもハッキリ視認している。こうしてみると流れ星って結構普通に降ってくるもんだね。

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ハイレゾショットやフォーカスブラケットからの深度合成、それにライブNDなどと同様、カメラ内で複数の画像を合成して結果を得るという意味では、E-M1Xのライブコンポジット撮影はその最たるものだろう。

カメラにはフイルム時代からバルブ撮影という機能がある。シャッターを開きっぱなしにするいわゆる長時間露光のことだが、それはデジタルになってからも同様だ。

バルブ撮影がもっとも使われるのは夜景とか星景など夜間が多い。ただ、長時間露光する関係で熱ノイズが発生してしまうとか、本来は暗く表現されるべき部分が明るくなってしまうとか、デジタルならではの問題がある。

そこで暗い情報を捨て、明るい情報だけを拾い出して重ねて合成する手法が取られるようになった。グルグルした星の軌跡や、ホタルの夜間撮影などでおなじみの比較明合成である。

カメラに用意されているインターバル撮影機能を使って一定間隔で撮影を繰り返し、PC上でPhotoshopなど画像編集ソフトを使って比較明合成を行うことで、背景をそれなりの適正露出で表現した星景写真が出来上がるという寸法だ。

星景に限らず、表現手段として比較明合成は仕事上でも普通に使う手法だが、PCがバッチで処理してくれるとは言っても後処理としてはなかなか面倒ではある。

そこで撮影から合成までの一連の行為をカメラ内で現場で完結してしまおうというのがライブコンポジット撮影だ。PCによる後処理から解放される点で、その筋の人達には非常に便利な機能であろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

F1.8でISO3200、コンポジット設定を2秒、明け方の西から北西向きの天頂方向に向けて約40分ほど撮影してみた。

先日の手持ち星景同様、こっちの領域は専門ではないのでショボい絵で恐縮だが、素人撮影でもそれらしく撮れてしまうのだから驚きである。現場は真っ暗で何も見えないが、ここでもLVブースト機能が役に立った。

ちなみに素人とは言いつつも一応、北極星と沼田市街地の夜景、それに白銀の谷川連峰が写るようにはセッティングしているけどね。

これ以上は地球の自転が精度に影響すると言われる優秀な手ブレ補正と、他社にはない大口径の魚眼レンズとなれば、当然のように星景が手持ちで撮れてしまう。

まこと冗談のような話ではあるが、実際に労せずして撮れてしまうのだからさすが「宇宙からバクテリアまで」をコンセプトに掲げるオリンパスである。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO / 2秒

家の前から東の天頂方向を撮る。右下は恐らく渋川・前橋方面の影響かな。それにしてもどんだけ暗いんだうちの近所w

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO / 2秒

近所のフクロウの森からほぼ天頂を見上げる。中央下に北斗七星が見える。この撮影中も森の夜の主がよく鳴いていた。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO / 2秒

明け方近く、沼田の夜景と上越国境の銀稜が入るように北西方向を撮る。中央上に北斗七星(おおぐま座)とその右に北極星(こぐま座)、左は流星群で有名なしし座。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO / 2秒

空が白み始めた北東方向。明るくなり始めているので分かりづらいが、はくちょう座など冬の大三角が写っている。

何れもISOは3200、絞りはF1.8開放を手持ち撮影。魚眼レンズなので周辺近くは少し星が動く。

撮影時間帯は明け方近いと言っても人の目には真っ暗で何も見えないので、ここで問題になるのがピント位置である。

ED8mm FisheyeはPROレンズだが、他のPROレンズのようなフォーカスクラッチ機構がないため、無限遠で固定することができない。いくら対角線魚眼と言っても開放F1.8では常にパンフォーカスというわけにはいかないのだ。

そこで有効なのがE-M1XのLVブースト機能だ。LVブーストはライブビュー映像を一時的にゲインアップして明るく見せることができ、フォーカスの拡大機能と併用することで恒星の点像にピントを合わせることができるので、試し撮りのような手間がいらない。

マイクロフォーサーズは高感度に弱いので星景や天体の分野は不得手と思われているが、ED8mm Fisheyeのような明るい超広角レンズやE-M1系のLVブースト機能など、なかなか便利で侮れないものを持っているのだ。

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