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飛行機雲

2018/5/19

先日仕事で上京した際、ヒコーキ写真家であるルーク・オザワ氏の写真展「JETLINER ZERO GLORIOUS -神業-」を、品川のキヤノンギャラリーSで鑑賞してきた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S / L.モノクロームD

結論から言うとスゴイの一言。とにかく圧巻の作品群であった。一度会場を出てから頭を冷やし、再度見直したほどだが、過去に写真展を同じ日に二度見したのは初めてのことである。

航空機自体に言うほど興味があるわけではないが、同じ空を飛ぶ鳥には強く惹かれるので、そこはインスパイアされるものがある。何より同氏の作風というかテーマが「情景的ヒコーキ写真」とあり、これは航空機そのものというより、航空機が飛ぶ姿を含めた風景そのものであることに興味を惹かれる。

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

航空機という本来ならメカメカしい乗り物が、美しい風景の一部となってフレームに切り取られている姿は圧倒される。光の捉え方、色の使い方、構図のバランス等々、どれを取っても航空機写真というカテゴリを超越して、恐らくどんなジャンルにも応用できそして参考になるはずだ。

写真展に関しては、特にジャンルは拘らずに観るようにしている。そのテーマに興味がなくとも、作品の選択基準や展示順、照明などは色々参考になるためだ。撮影者本人がいる時はラッキーで、その場合は可能な限り話を聞くようにしている。まあなかなかメジャー級の写真家だと取り巻きが多いので難しいけどね。

ちなみにルーク・オザワ氏は、この分野の第一人者とは思えないほどフランクな方で、見た目からしてダンディでいわゆる格好いいカメラマンである。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS / Velvia

普段、飛行機を直接撮る機会はほとんどないが、上州の空は北回りの欧州航路の下に当たるようで、飛行機雲なら時々良いアクセントとして撮るようにしている。

この日もブナ林から見上げる抜けるように青い空に、一筋の飛行機雲が伸びていた。エゾハルゼミの合唱が一際大きく響く。

北部フィールドの標高1200m以上のブナ林でもボチボチ芽吹きを迎え始める頃だが、北向きの林床にはまだ残雪が見られる。

もっとも例年ならまだ一面雪に覆われているわけで、今年は早くからそこここで根開けが始まっていた様子が見て取れる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

この時期にしては気温が高く、けもの道ともつかぬ山道を歩きどうしで額に汗するが、林内に入って残雪上で小休止していると、時折吹く風もひんやりとして心地よい。

すぐ近くでコルリが高らかに鳴き、樹上ではクロジが恋の歌を歌っている。不意に笹を揺らしながら何者かが遠ざかっていくが、それがヤマドリと判った時にはすでに遅きに失たりである。

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今年は久しぶりにブナが花を付ける年である。

ブナは数年おきに花をつける。そのため実がなる年とならない年があるため、年によっては凶作という事態になり、ツキノワグマのようにブナの実を当てにしている生きものには打撃となる。

とは言えクマもブナの実だけ食べているわけではなく、その時々で腹いっぱい食えるものを探しているので、世の中が騒ぐほどのこともないのだが、総量からすると食糧事情が悪くなるのは事実なので、里での目撃頻度が高くなるのは仕方ないだろう。

という事で、今年の秋はクマ騒動は少なかろうと想像するが、自然の成り行き上それは秋になってみないと判らないのが実際のところだ。

FUJIFILM X-T2 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

左がブナの雄花のつぼみ。右はブナ林ではおなじみのコシアブラの新芽。

ちなみにブナは風によって受粉する風媒花。桜のように虫や鳥など生きものの力を借りる..場合は虫媒花と呼ぶ..ことはないので、花自体は目立つ必要がないため、見た目の色味も薄く地味なものだ。なので知らない人には花を咲かせた事実さえ判らないだろう。

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晩秋の北の森

2017/10/26

冬枯れと言った言葉がまさに適当な北部フィールドは、早くも晩秋の様相だ。季節の進みが早いというよりは、先日の台風の影響が大きいだろうか。

DJI Mavic Pro

DJI Mavic Pro
FUJIFILM X-T2 / XF10-24mmF4 R OIS

天狗3号を飛ばして鳥の目になるまでもなく、ブナの森はやや早い冬仕舞いとなっている。

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続・秋の実り

2016/9/30

我が家のブナが植えてから14年目にして初めて実を付けた。しばらく気が付かずにいて、モズがよく高鳴いているので写真を撮ろうとして判った次第。

20160930

どんなに全国的にブナが豊作の年でもウンでもスンでもなかったのに、なぜこの秋なのか不思議である。さらに不思議なのは写真の1本の枝先だけなのだから、これまた何とも妙な話である。

例年、花は一通り咲いているんだけどね..

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夏鳥の渡来を除けば、季節の色々が早め早めなのには調子が狂うというものだ。今頃ならあそこであんな感じの絵が狙えるな、という判断を10日早く計算する必要がある。すでに撮り逃したシーンも結構あるのは、ストックフッテージ屋としては痛いなぁ..

20160502

ブルーベリーの開花も、ちょっとフライング気味ではないと思えるほど早い。このペースでは6月には収穫できてしまいそうだ。

20160502b

でもブナはまだこんな感じ。うちのブナの芽吹きはもともと遅いのだ。

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ブナ豊作か

2015/5/15

日本海側の奥山のブナ林を見る限り、この春はいつになくビッシリと雌花が付いている。このまますべて結実するようであれば、この秋は17年以来の豊作となるかもしれない。

20150515

ブナの豊凶は、地域によってバラつきはあるものの、概ね5〜8年程度の間隔で推移している。県内は一昨年25年もわりと実のなりは良かったが、全国的には8年前の17年が豊作だった。翌18年が一転して大凶作であったため、平成の大虐殺とまで言われたクマの大量捕殺が行われたのは記憶にまだ新しい。

当時のツキノワグマの推定生息数が多く見積もっても15000頭と言われていた時代に、一年で5000頭以上も駆除名目で捕殺してしまったのだから驚き以外の何物でもない。駆除数もさることながら、推定生息数がいかに適当でいい加減かは、その後のクマの出没状況をみれば判るというものだ。

という事実を踏まえれば、今年はともかく、来年はまたクマ騒動の年になるのは間違いないということだ。

20150515b

こちらは県内の天狗様生息地で撮影したカケス。県北のブナ林なのだが、県内も確かにブナの雌花が多く付いているのが判る。ちなみにこのカケス、クマタカの幼鳥の鳴き真似をしながら森の奥から現れた。以前からこの谷筋でよくクマタカは見掛けるので、近くに営巣地があるのかもしれない。ま、あまり興味はないけどね..

ピックィー

2015/4/19

何年かぶりに庭の上でピックィーとサシバが鳴きながら飛んだ。そもそも赤城高原はサシバの繁殖適地ではない。地形的にも渡りのルート上ではないが、秋の渡りの際には時々外れて通りがかる奴がいる。が、春はやはり珍しい。

20150419

昨日の汗ばむ陽気に我が家のソメイヨシノも七分咲まで開花。自然写真家の中には庭木のソメイヨシノよりヤマザクラを押す声が多いが、個人的にはどちらも好きだ。日本人なら春はやはり桜がいい。

20150419b

咲き誇る桜を尻目に、ブナはまだその気になっていないようだ。自然の山野では芽吹きの早いブナも、何故か我が家では遅いほうの部類である。余談だが、ブナに掛けた巣箱1号は昨年はスズメに先を越されたものの、今年はシジュウカラ夫妻が入居済みである。

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日中の庭先でもホーホケキョが鳴き出して、標高700mの我が家の周辺にも春の気配がチラホラ。

20150403

隣家の長老宅の紅梅が一昨日から突然咲きだして、ほんのりと梅の香りが漂っている。

20150403b

気が付かなかったが、ロウバイは先月末頃から咲き出していたらしい。うちのロウバイは年によって花を付けたり付けなかったりで、今ひとつぱっとしない。

20150403c

コブシの蕾は2月頃には膨らみ始め、こちらは順調の様子。開花は20日頃かな。

20150403d

うちの庭でブルーベリーについで紅葉の早いナナカマド。芽吹きもブナより早い。

20150403e

東京では咲き終わり、前橋・高崎界隈で一昨日辺りが満開のソメイヨシノも、うちではまだこんな感じ。まだまだツグミが根本で付近で餌を探し歩いているしね。

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こたつ降臨

2013/10/19

富士山が平年より二十日近く遅い初冠雪らしいが、我が家では上越国境が初冠雪したらコタツを出すことになっており、本日めでたくそのコタツシーズン突入である。

早速コタツにMacBookとタブレットを持ち込んで仕事する私に、電気代がかさむと家人は渋い顔だが、コタツ大好き人間の私にとっては待ちに待った日なのである。これでたとえ風花でも初雪が来れば、次はストーブの出番だ。

20131019

うちの紅葉はブルーベリーから始まり、ヤマボウシ・ブナと続くが、何れも今年はあまりパッとしない感じ。やはり秋らしくない陽気が影響しているのだろうか。

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