セミの季節
梅雨明けて暑さ増すセミの季節の到来。7月6日にヒグラシ、同16日にエゾセミ、同21日の朝にミンミンゼミ、同夕方にアブラゼミの順に初鳴きを観測。
後は暑さ極まる頃にツクツクボウシが鳴き出すことになる。
ヒグラシの抜け殻。地面に近い草の葉の裏に同様にいくつも見つかる。
抜け殻の主かどうかは分からないが、ヒグラシがすぐ近くに落ちていた。
しばらく動かなかったが、やがて飛んで近くのアカマツに留ったので、取り敢えずこの個体はこの夏を謳歌できそうだ。
梅雨明けて暑さ増すセミの季節の到来。7月6日にヒグラシ、同16日にエゾセミ、同21日の朝にミンミンゼミ、同夕方にアブラゼミの順に初鳴きを観測。
後は暑さ極まる頃にツクツクボウシが鳴き出すことになる。
ヒグラシの抜け殻。地面に近い草の葉の裏に同様にいくつも見つかる。
抜け殻の主かどうかは分からないが、ヒグラシがすぐ近くに落ちていた。
しばらく動かなかったが、やがて飛んで近くのアカマツに留ったので、取り敢えずこの個体はこの夏を謳歌できそうだ。
先週地上波でジブリ映画のもののけ姫を放送していたようで、SNSにそれ関連の話が流れていた。
その中で、架空の生きものであるアカシカのヤックルのモデルがカモシカというのがあって、てっきりアフリカのウォーターバックかと思っていたのでちょっと驚いた次第。
これがアフリカに生息するウォーターバック。ケニヤのナクルN.Pで撮影したもので、背後の鳥はフラミンゴ。
偶蹄目なので見た目はシカだが、角が生え変わらないウシの仲間。どうみてもヤックルだよね。
デスクワークを逃れ北部フィールドへプチ天狗様観察。住まいがフィールドに近いというのはこういう時に便利である。
観察定点で暑さ逃れて車の後部ハッチを開けて休んでいたら、足元をヒラヒラとヒカゲチョウ。と思ったら直射日光を嫌うクロヒカゲだった。
そしてパン棒のハンドルではいつものようにサトキマダラヒカゲが塩分補給中。
チョウやトンボは探さなくても翔んでいる限りは目につくので、ヒマ?に任せてよく撮らせてもらうが、虫屋ではないため、識別となるとまだまだの状況となることがほとんど。
以下は最近東日本周辺で撮影したチョウの仲間。
虫の名前も昔から存在が知られて意識されていると気の利いた名前がつく傾向があるが、それでも鳥に比べると圧倒的に近縁種が多いため、それ以上に色や形で分類されていくというのはある。
世の中は3連休だとかで天気も良いことにどこも人手で溢れている。何もこの暑いさなかに出掛けなくてもとは思うが、そんなのは休みをコントロールできるフリーランス稼業の戯言か。
とは言え、その暑いさなかに道路愛護で地区の草刈りに従事している時点で言えた立場ではないが。
取り敢えずここまで好天に恵まれると梅雨も明けたのではと勘繰りたくもなるが、前線がまだ下がる気配があるということで、今週後半まで持ち越しのことだ。
また訃報が届いた。この春に亡くなられた飯島正広氏のNPS仲間でもあった、動物写真家の吉野信氏の逝去の報である。
吉野氏と言えば、我々の世代がカメラ持って生きものを取り始めた頃にはすでに第一線で活躍していた動物写真の御大である。
そんな大先輩がまた一人逝かれた。その昔、CPSで何度かお会いした程度ではあったが、ご冥福をお祈りしたい。
先週、農道に沿って5mくらいの低空で羽ばたきながら接近する鳥影に気が付いた。30m先でこちらに気付いてやや高度を上げ道から逸れたが、すれ違う時に視線が合ってハヤブサと確認。
利根川沿いで繁殖するハヤブサがいるので、飛来方向からしてもその主だとは思うが、朝早くに耕作地を低空で飛ぶのも珍しい。
尚、昨年同じ場所で若鳥に遭遇しているが、今回のは成鳥であった。
何はなくとも双眼鏡。どこに行くにも双眼鏡。
前述のハヤブサは肉眼で十分識別できたが、カメラ忘れても双眼鏡は忘れるな、これ生きもの系フィールドワークの基本なり。
写真のライカトリノビット10倍は30年近く前に手に入れたうちにある双眼鏡では最古参の部類。スワロが天下取る前は光学製品と言えばライカが主流だった、そんな時代の逸品である。