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烏の濡羽色

2023/10/28

黒い黒いと言われるカラスだが、烏の濡羽色とはよく言ったもので、陽の当たり方でいわゆる真っ黒ではないことが分かる。

Web屋的には#000000ではなく#333333って感じw

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

画像はハシブトガラス。英名はJungle Crowで、文字通り森のカラスを意味しているが、日本では都市部にも普通に生息している。

昔は山はこのハシブトガラスで、平野部にはハシボソガラスという棲み分けがされていたようで、普通にカラスと言うと後者のハシボソガラスを指すそうだ。

尚、我々は単にカーと呼ぶことが多い。どっちと聞かれて初めてブトかボソと言う感じ。

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ちょっと前に近所で何者かの食痕を見つけた。羽毛の感じからして襲われたのはアオバトのようで、食べたばかりのミズキの実が落ちているのが分かる。

樹上のアオバトをけものが襲うことは考えづらいので、その場で羽毛がむしられている点で恐らくオオタカの仕業と推察できる。

iPhone 13 mini

尚、近所のオオタカは今年も繁殖に成功している。

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リンドウ

2023/10/26

朝晩冷え込んで旧に寒くなって秋らしくなってきた。

動物と違って植物は急激な季節の移り変わりにリアルで対応できないので、麓のちょっとした空き地の林縁にmまだ秋の花が咲いているのを見掛ける。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

リンドウだがちょっと種類が分からず。Google先生に聞いてもオヤマリンドウと返してくるが、ちょっと違うかなと。

カテゴリ:花・植物|タグ:

アキアカネは暑さに弱いので盛夏は標高の高いところへ移動してるので、個人的に避暑トンボと呼んでいる。

秋になり涼しくなって産卵シーズンを迎えると、羽化した場所へとまた降りて行き、そこで一生を終える。

そんな感じの生活史なので、山が冠雪するような季節ともなると避暑地では姿を見かけなくなるのだが、そもそも標高の高いところの湖沼等で生まれ育った個体群は、下界に降りることもないので、そこで産卵して次世代に種をつなぐことになる。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

標高2000m付近の池塘脇の木道で暖を取るアキアカネのペア。

雄は雌を掴んで離さず、飛ぶ時はいつも一緒。来年もまたこのペアの子孫たちが、彼の地を訪れる登山者を賑やかに迎えてくれることだろう。

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危ない紅

2023/10/24

うちの近所ではウルシは見掛けないが、県北のフィールドではウルシもツタウルシも普通に自生している。

両種とも見た目も分かりやすいので事前に察知しやすいが、藪漕ぎを余儀なくされる時はうっかりということもあるので要注意である。

個人的に運良く?その毒にかぶれたことはないが、皮膚の弱いとはただれたようになってなかなか大変と聞く。さらにウルシよりツタウルシのほうが強力だと聞くので、山野ではくわばらくわばらである。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

ウルシが紅葉始めるのは他の種より若干早いので、今の時期ならその見事な紅に目が惹かれることだろう。

カテゴリ:花・植物|タグ:

谷川初冠雪

2023/10/23

昨日、寒波の影響で予報通り上越国境に雪が降った。

谷川岳は雲に覆われてなかなか姿を見せなかったが、昼前までは白かった白砂山や草津のお釜の雪が解けた午後になって、ようやくオキトマが姿を見せた。

情報では稜線付近ではすでに何回か雪が降っているのだが、山の初冠雪は麓や周辺の街からその容姿が観測できて初めて初冠雪となるので、我が家でもそれに倣っている。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

県内ではすでに尾瀬や日光白根山が初冠雪していたが、赤城高原ではやはり谷川連峰の初冠雪が冬の便りとある。

さて、今週中にスタッドレスタイヤに換装する算段を始めるかね。

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この秋はクマの出没増加とそれに伴う事故のニュースが目立っている。根本的にはクマが増えたことが主たる要因であり、雄ならそれは自ずから縄張りの問題となる。

クマニュースで必ず付け加えられる餌不足というのは否定はしないが、そもそも堅果類は年によって豊作・不作がはっきりしているので、それを目当てにしている生きものは織り込み済みの話である。

個人的には報道のあり方にも問題があると思っていて、センセーショナルな話題ということで特にテレビがネタとして扱っている側面が否定できず、恐らくADが北海道や東北などクマが出没しそうな地域の役場や警察に毎日連絡して、仔細な情報をすくい上げているというのがあるだろう。

その昔、三菱のパジェロが走行中に炎上するという事故があり、それを受けて毎日のように日本中の何処かで今日もパジェロが燃えていたというニュースが連日流れたことがあった。

当時JAFに知り合いがいたので聞いたことがあるが、特別パジェロが燃えていたということでもなく、どこのメーカーの車であれ事故や問題があれば炎上していたということであった。

つまりは恣意的に取り上げられたある意味作られた情報ということである。某国営放送がOSO18を執拗に取り上げ、いかにも怪物の如き凶獣扱いをしているのを観ていても、無理くりセンセーショナルなニュースに仕立て上げようとしている感は拭えない。

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森の中でシカの角を拾った。四尖なのでもう立派な成獣だろう(嘘)。

という戯言はさておき、近所のあれだけシカがいても、その辺の藪の中を歩いても意外にシカの角を見つける機会はない。

人が言う多いという感覚が、いかに要らんバイアスが掛かっている感覚かということだ。

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観察トレース

2023/10/21

フィールドノートに観察記録を付ける際、特に鳥類の中でも猛禽類の場合は出現場所と消失場所、それにその間にどう移動したかが重要である。

Nレコは地図上に位置をプロットすることで、「何をいつどこで観た」という情報を記録することできるが、どう行動したかまでは関知していなかった。

それでも必要であれば..天狗様に関しては絶対必須..地図を表示してスクリーンショットを撮り、そこに画像編集でトレースを書いた画像を写真メモに登録するという使い方をしていたし、Nレコの前身となる非公開アプリ時代からそのような使い方だった。

先日そのNレコのアップデートを公開したが、今回はいよいよそのトレースを地図に描いてフィールドノートに保存する機能を追加した。

観察トレースの描画は通常は指のスワイプ動作になるが、タッチ操作可能なスタイラスペンも使用可能。また、iOS版ではiPadのApple Pencilにも対応している。

iOS版は一つ前でiPadに完全対応..従来も動作自体はiPadでも可能だったけど..しており、今回の観察トレース機能の実装で、野外でのApple Pencilによる運用がさらに有効になったはずだ。

尚、個人的にはAndroidも使っているがどちらかと言えばiOSがメインなので、iPhoneとiPad miniを場面によって併用し、iCloud共有でデータの相互共有する使い方である。

カテゴリ:アプリ|タグ:

商売柄、仕事仲間にカメラマンが何人かいるので、コロナ禍以降の撮影仕事はすべて外注任せである。

商業撮影はクライアントの都合が第一優先で、常にスケジュール調整が必要な現場なので小生が撮影に出向こともあるが、以前ほど前面に出ることはない。

昔からの趣味ではあるので撮影はするが、以前のようなわざわざカメラ抱えて撮影に出かけるという意欲もないのが正直なところ。

撮影意欲に関しては以前から浮き沈みがあるので今に始まったことではないが、こういうタイミングで考えることはいつも一緒で、撮影機材をドラスティックに変更しようかとつい画策してしまう。

とりあえず、とある撮影仕事のために手に入れた..その仕事で元は取っている..がほぼ使っておらず、防湿庫の肥やしになっているGFX一式を仕事仲間に払い下げるのは既定路線。

GFX100Sは画質は最高に良いが、趣味の面で言えばその高画質はまったく必要ないし、そもそも大きく重く外に持ち出そうという意欲がまったくわかないので、まあ宝の持ち腐れということだ。

それで代わりに何を手に入れたかはその時にまた記事にすることになるが、カメラ機材に興味がわかない現状では、まだしばらくはネット記事とカタログのリサーチになりそう。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ようやく天気が安定する季節が到来。夏からついこの月初くらいまで、天候急変には泣かされてきたからね。

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秋の上信国境

2023/10/19

NレコのAndroid版の新機能のベータも完了したので、先行していたiOS版共々フィールドでテスト。

今回は通信環境云々は直接関係ないので操作感など確認。が、やはり机上で考えたUIは現場では今ひとつなので、公開前に早々にブラッシュアップしなければ。

iPhone 13 mini

朝から笹藪漕ぎで全身びしょ濡れ。雨具で対策すべきであったが後の祭り。

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標高1800m付近の森は紅葉真っ盛り。

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午前中は気圧の谷が通り抜けたようで風が強かったが、隣のピークへの縦走の頃には穏やかな陽気に。

弱い風の中を2200m付近の稜線ではマヒワの大群が右往左往していた。

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