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サルの群れを探して、林道伝いに山間の耕作地帯をゆっくり車を走らせていると、突然ガサガサとオスジカの群れが走り去るのが見えた。

程なくその群れは今度はこちらに向かって走ってきたが、林道から逸れて林脇に駆け上がると、こちらの脇をすり抜けて..100m以上は離れているが..逃げ去っていった。

国有林と耕作地の間に防鹿柵が張り巡らせてあるが、それより内側に居たということで、まあここに限った話ではないが、ほとんど柵が機能していないのである。

季節柄、猟友会が出張ってきて終日狙われているので、人や車にはかなり敏感に反応する。目的のサルを見かけないのも、そんな事情はあるだろうね。

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冬季休業中に映画2本鑑賞。ネタバレ含むのでこれから観る人は要注意。

一つは本命「ローグ・ワン」。世の中の評判通り、エピソード7よりも面白かったのはスター・ウォーズファンとして同意見。

スター・ウォーズの本編はスペース・オペラとして描かれているが、本作は今後増えていくであろうスピンオフの一発目として、よりニッチなシチュエーションが舞台..ローグ・ワンは末端のゲリラ活動が舞台..となっている。

エピソード4の10分前までを描いているため、本編から登場するお馴染みの顔はターキン提督とダース・ベイダー、それにC-3POとR2-D2がチラッと登場..細かいこと言うとジンが人混みで絡まれるシーンは4でルークが酒場で絡まれるシーンのオマージュだ..する。そのダース・ベイダーの強さが過去のどの作品よりも象徴的に描かれていたのはファンサービスなのだろう。

そして何より、先日急逝してしまったキャリー・フィッシャー扮するレイア姫が登場するシーンは感涙もの。過去映像をCGで被せているのだが、映画館のスクリーンで観るとそう違和感はないのは凄い。

ついでに言えば、キャリー・フィッシャーに関してはこの夏公開予定のエピソード8が遺作になるようだ。レイア・オーガナに合掌。

二つ目は、倅に押されて「君の名は。」を何を今さらの鑑賞。多分観ないよと公言していただけに、新年早々に言行不一致となったが、想像していたよりも意外に面白かったと思ってしまったのは思うつぼかw

でもやはりツッコミどころはチラホラ。まず、あの勢いで彗星落ちたら、あの程度の穴では済まず、多分、飛騨地方はそっくり蒸発すると思うぞ。セカンドインパクトだって。

そもそもお互いスマホ持ってメッセージングしてるんだから、名前と住所交換すればイイじゃんとか、メモアプリにメモっとけよとか思ってしまったのは仕事柄か。ま、それやったら君の名はなんてタイトル成立しないけど。

あと時間軸がテーマの一つのわりに、そのあたりかなり無理があるプロットだったかな。タイム・パラドックスは致し方ないとしても、飛騨の山奥から日帰りで上京して帰るとか、午後遅く山に登って明るいうちに下りてくるとか、何と言っても彗星が移動しているのが目で追えるって、それどんだけ地球に近いんだってw

最後に生きもの考証的に一点。紅葉の森でコジュケイ鳴かせるの、アレ無しでお願いしますw

でも、全編を通してアニメとは思えぬ風景描写と季節感は、なかなか評判通りの美しいものだったね。

北から冬型が近づいて、赤城高原がちょうど境目になっている。三が日は異常なほど暖かかったが、そろそろ冬に戻る頃合いだ。

映画の後は久しぶりに高崎の正道軒へ。我が胃の腑の友であった東龍が閉店してしまったため、正統派中華麺とパラパラ炒飯を食すなら今はここだね。

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初詣

2017/1/3

新春の初詣は実家近くの少林山達磨寺へ。

何やら内輪もめが勃発してだるま市の開催が危ぶまれていたが、結局分裂開催になったとかで、高崎名物だるま市は元旦と2日に高崎市街地で行われたようだ。

本来のだるま市..正式には七草大祭だるま市という..は例年通り6日・7日で、縁起だるまの販売も行われるが、高崎観光協会と県達磨製造協同組合の後援がないらしいので、昨年同様の寂しい催しとなるのだろう。

歴史あるだるま市自体は存続されたが、鼻高山に夜通し煌々と露天の明かりが並ぶのを見て育ったので、あの喧騒が無くなってしまうのは寂しい限りだ。

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月金接近

2017/1/2

昨年の秋に続いて、南西の空で金星が月に急接近。すぐ近くに火星も見えていたけど、フレーミング的に厳しいので金星だけのランデブーを。

東の空にはプレアデス星団(すばる)が昇ってきていた。露光時間をかければ青白く映るのだが、手持ち撮影なのでこの程度が限界かな。

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初日の出

2017/1/1

東の空に雲なく2年ぶりのダイアモンド鈴ヶ岳。

赤城西麓にも新たな夜明けが訪れる。でも外界よりちょっと遅めの7時38分。

あけましておめでとうございます。本年もティエム・イメージングブログをよろしくお願いします。

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天狗納め

2016/12/31

朝早くから冬の撮影を兼ねて県北エリアの天狗詣へ。この年の瀬にきて天候に恵まれ、3ペアのエリアを5時間程度で回って3個体はまあまあの成績かな。そして当然これは天狗納め。

帰り掛けに小天狗の新しいネストを見つけるなど収穫もあって、一年の締めくくりとしては良い年であった。

今年最後は、真田丸で賑わった上州沼田より、約150km離れた富士の勇姿を一枚。その手前は赤城山西麓に広がる我が赤城高原。我が家が見えている?かも。

一旦投稿したけど撮り下ろしもう一枚。今年最後の落日とねぐらに返るカラスたち。

では皆さま良いお年を!

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庭ゲラ

2016/12/30

何年か前からテッポウムシにやられて弱っていた庭のブナに、数日前からアカゲラがやって来てはコツコツと穴を広げている。

キツツキが生木に穴を穿つのは繁殖期だけで、採餌は枯れ木や弱った木だとよく聞くが、今回の様子はまさにそんな感じだ。

舌を伸ばして何かを食べている感じはあったが、向こう向きだったのでそこはよく判らず。

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今日の主たるミッションは伝票整理と過去の証憑類の処分。

適当にスタックしてあった契約書と注文書をクライアントごとに分類。Winの会計ソフトに3ヶ月溜まっていた伝票を投入し、古い領収書の束をシュレッダー送りに。

10年くらい前の昔の領収書を眺めていると、あれはこの年に買ったのか、あそこにはこの年に行ったのか、などなどなかなか興味深い記録を垣間見ることができる。まあそんなことをしていると遅々として作業が進まないので困るのだが、意外に自分の物持ちの良さには感心する。

それにしても、Amazonなどもそうだが、昔の納品書や領収書の類は無駄に大きく、しかも良い紙を使っていたのだと考えさせられる。後で眺めて悦に入るものでもないのだから、再生紙の薄ぺっらい紙で構わないと思う。

実際、こうして最後はシュレッダーで燃えるゴミだしね..

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藪の中の山雀

2016/12/28

ミラーレス一眼に手を出したのはパナのGH2が最初。2010年の秋だったので、かれこれ6年ほどこのジャンルのカメラを使っていることになる。

ご多分に漏れず、仕事ではC社の一眼レフカメラを併用していて、当初はGH2は動画撮影用であった。それが今や仕事でもミラーレス一眼がメインとなっているので、このコンサバ親父も変われば変わるものである。

未だに一眼レフにこだわっている人の話に、EVFに馴染めない..どうしても遅延というタイムラグが避けられない..というのがあるが、デジタルカメラ黎明期にDVビデオカメラを使っていたことが幸いして、こちらはそこにはまったく抵抗がない。

それでも、さすがにGH2などミラーレス一眼黎明期のAFはほぼ使い物にならなかったので、動体撮影で、しかも暗所ではかなり無理があったのも事実である。が..

ISO3200、1/60、400mm(換算600mm)、手持ち撮影。

薄暗い林縁の、しかもこんな藪の中でちょこまか動き回る小鳥を捉えることなど、X-T1やGH4など今年前半まで主流のミラーレス一眼では考えられなかった。

恐るべし、X-T2。

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