赤城の麓を照らす初光
新年早朝、未明の東の空に雲が無いことを確認してからエンジン始動。近年の初日の出はダイアモンド鈴ヶ岳狙いが多かったが、今年は赤城山そのものに昇るイメージで狙ってみた。
県北側から眺めると赤城山の山容は非常に緩やかで、その中腹に住むものからすると山というよりは稜線越しに日が昇る感じ。今日の撮影場所からは例年撮影している赤城高原より12分ほど早く、地蔵岳の左見通しに7時25分過ぎにご来光。
ということで、謹賀新年、本年もティエム・イメージングブログをよろしくお願いします。
新年早朝、未明の東の空に雲が無いことを確認してからエンジン始動。近年の初日の出はダイアモンド鈴ヶ岳狙いが多かったが、今年は赤城山そのものに昇るイメージで狙ってみた。
県北側から眺めると赤城山の山容は非常に緩やかで、その中腹に住むものからすると山というよりは稜線越しに日が昇る感じ。今日の撮影場所からは例年撮影している赤城高原より12分ほど早く、地蔵岳の左見通しに7時25分過ぎにご来光。
ということで、謹賀新年、本年もティエム・イメージングブログをよろしくお願いします。
今年最後の撮影を空撮で締めくくるべく、冬の凍えた森でドローンを飛ばしていた際、モニター代わりに使っているiPhoneが突然シャットダウンして使えなくなり、一時機体をロスト。
すぐに双眼鏡で天狗号を探し、20秒ほどでロスト位置よりやや北に移動した辺りでホバリング中を無事発見。商売柄、小さな飛翔体を斜面や森をバックに探すのは得意技であり、こういう時に経験が活きるので助かる。
障害物の有無を確認の後、コントローラのホームボタンを押して即刻帰還させ、事なきを得た。山中なので墜落や不時着されると見つけるのは困難になるのと、それまでに撮影していた映像も失うことになるので、こういう時は迷わずゴーホームが基本である。
それにしても、モニターが使えなくなり状況が判らずとも、ボタン一つで離陸ポイントへ勝手に帰ってくるDJIの制御ソフトは秀逸だ。
車脇ならiPad Proをモニターとして使うのだが、スノーシューで林道を辿って奥山へ入るため、荷物を軽くすべくiPhone 6を使ったのが仇になったようだ。
恐らくは巷で噂の低電圧でピーク性能を下げるという、古いiPhone問題が関係しているのだろう。これは8かXに替えろという森の精霊の思し召しと受け取るべきだろうかw
赤城西麓と利根沼田の大地に2017年最後の日が沈む。さて来年はどんな年になるのだろうか。
年の瀬も迫ってくると、挨拶代わりに「仕事納めはいつですか?」と判で押したように聞かれるので、これまた「世の中と同じですよ」とほぼ適当にこれまた判で押したように答えている。
ここでうっかり年始年末も撮影があるとか何とか言ってしまうと、「それは大変ですね。お正月くらいゆっくり休んでください。」というニュアンスのねぎらいとも哀れみとも受け取れるリアクションを返されることになる。
フリーになって四半世紀近く経ち、ほぼ好きなことを生業にしているので、基本的に公私の区別はあいまいだ。確かに撮影=業務の一面があるのは否定しないが、撮影をするために山野に分け入ることを悦びとしている身としては、正月であることを特別していないのである。
そもそも自然に人のカレンダーは意味がない、というのが昔からの持論だしね。
と言いつつも、三ヶ日ぐらいは寝正月で過ごすこともそれはあり。録画しっぱなしの映画やドキュメンタリーも消化したいので、天候次第ではあるが、酒浸りをする可能性もそれは否定しないw
大掃除の前にちょこっと裏山へ分け入る。
上の2枚はノウサギ、下の2枚は恐らくテン。写真のように何かに登ったりするよう動きならタヌキもする..同じイヌ科でもキツネはこういう無駄な動きはあまりしない..が、足跡はテンのそれである。
ちなみにイヌ科と言えば来年の干支。ということで年賀状は本日投函となったので、例年通り元旦には届かないので各位よろしくですw
今年最後の打ち合わせで前橋へ出かけたが、その後に納会に参加予定だったため鉄道利用で移動した。
いつもならビジホか車中泊なのだが、今朝一番に歯医者の予約があったため、飲み会が前橋駅前だったこともあって最終で帰ってきたのだ。が、家人に二日酔いで歯医者に行くなど迷惑千万だと止められたwので、結局歯医者は年明けに変更に。
年の瀬まで呑んだくれるのは近年では珍しいことだが、それにしても酒に弱くなったもんだと痛感するのもこの季節。寄る年波には勝てぬを地で行っているなぁ..
いつもなら街ブラのスナップ撮影時はXF16-55の標準ズームなのだが、昨日はXF35の1本勝負にしてみた。フルサイズ換算で50mmの標準レンズだが、まさに人の視点で切り取るレンズということを実感する。
ちなみにタイトルはまったくの適当..
稜線から陽が差し込む直前、赤城の森は氷点下12℃まで下がった。見上げれば黒檜山など稜線部には霧氷がびっしりと付着している。上空を風が吹いているようで、見上げる樹冠からハラハラと氷の粒子が舞って美しい。
この美しい景色も今の時期限定だ。雪が本格的に降るようになると、霧氷自体が見られなくなる。
とても生きものなど望めそうもない標高1400mの氷結した沼地に、何とカエルの姿を認めて思わず我が目を疑い二度見してしまった。種類は不明だが、大きさはヤマアカガエルのそれである。
まあ生きものなどいないというのはやや大袈裟で、実際このちょっと前に隣接する湖ではコガモが数ペア浮いているのは確認しているが、こちらの沼は全面結氷しているのである。しかも気温は氷点下11℃だ。
カエルの生態は詳しくはないが、普通は幼生形態であるオタマジャクシで越冬はないと思うので、成体の状態では本来なら地面の下などで冬眠に入っている時期だろう。
しばらく眺めていたらゆっくりと飛び跳ねた..正確には体を伸ばして歩いた?..ので、撮影時点ではまだ息があったようだが、どう考えても生き延びるのは難しい状況だろう。
何かの手違いで地上に出てきてしまったのか、はたまたこれから冬眠に入るのか、氷上のカエルとは何とも不思議な光景であった。