タグ : ヤマアカガエル

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通常、田んぼは秋の収穫期に稲刈りのタイミングで水を抜く..落水と言う..ので、冬の間は乾いた状態でそのまま春を待つことになる。

止水域や湿地など湿性を好む生きもの、特に水生昆虫やカエルなどにとってはなかなか棲みづらい環境となるが、それでも春になって田起こしされ、水が溜まる頃になるとどこからともなくやって来て命をつないでゆく。

その点、雪国の田んぼは冬の間に降った雪が残雪として残り、早春の雪解けの頃には田んぼが水で潤い、早くに繁殖活動に入る周辺の生きものにとって、雪国の里山にある谷戸の棚田はつかの間のオアシスとなっている。

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OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ヤマアカガエルの卵塊
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ライブND

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

水路沿いを歩いている時、控えめながらヤマアカガエルの鳴き声が聞こていた。そして雪解け水が広く溜まっている田んぼには、あちこち卵塊も見られた。

まだサシバやヘビなどの捕食者が姿を見せない早春のこの時期に早々と繁殖活動に入るのは、山間に棲む彼らの生存戦略である。

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目を疑う

2017/12/26

とても生きものなど望めそうもない標高1400mの氷結した沼地に、何とカエルの姿を認めて思わず我が目を疑い二度見してしまった。種類は不明だが、大きさはヤマアカガエルのそれである。

まあ生きものなどいないというのはやや大袈裟で、実際このちょっと前に隣接する湖ではコガモが数ペア浮いているのは確認しているが、こちらの沼は全面結氷しているのである。しかも気温は氷点下11℃だ。

カエルの生態は詳しくはないが、普通は幼生形態であるオタマジャクシで越冬はないと思うので、成体の状態では本来なら地面の下などで冬眠に入っている時期だろう。

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR

しばらく眺めていたらゆっくりと飛び跳ねた..正確には体を伸ばして歩いた?..ので、撮影時点ではまだ息があったようだが、どう考えても生き延びるのは難しい状況だろう。

何かの手違いで地上に出てきてしまったのか、はたまたこれから冬眠に入るのか、氷上のカエルとは何とも不思議な光景であった。

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