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この秋はクマの出没増加とそれに伴う事故のニュースが目立っている。根本的にはクマが増えたことが主たる要因であり、雄ならそれは自ずから縄張りの問題となる。

クマニュースで必ず付け加えられる餌不足というのは否定はしないが、そもそも堅果類は年によって豊作・不作がはっきりしているので、それを目当てにしている生きものは織り込み済みの話である。

個人的には報道のあり方にも問題があると思っていて、センセーショナルな話題ということで特にテレビがネタとして扱っている側面が否定できず、恐らくADが北海道や東北などクマが出没しそうな地域の役場や警察に毎日連絡して、仔細な情報をすくい上げているというのがあるだろう。

その昔、三菱のパジェロが走行中に炎上するという事故があり、それを受けて毎日のように日本中の何処かで今日もパジェロが燃えていたというニュースが連日流れたことがあった。

当時JAFに知り合いがいたので聞いたことがあるが、特別パジェロが燃えていたということでもなく、どこのメーカーの車であれ事故や問題があれば炎上していたということであった。

つまりは恣意的に取り上げられたある意味作られた情報ということである。某国営放送がOSO18を執拗に取り上げ、いかにも怪物の如き凶獣扱いをしているのを観ていても、無理くりセンセーショナルなニュースに仕立て上げようとしている感は拭えない。

iPhone 13 mini

森の中でシカの角を拾った。四尖なのでもう立派な成獣だろう(嘘)。

という戯言はさておき、近所のあれだけシカがいても、その辺の藪の中を歩いても意外にシカの角を見つける機会はない。

人が言う多いという感覚が、いかに要らんバイアスが掛かっている感覚かということだ。

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観察トレース

2023/10/21

フィールドノートに観察記録を付ける際、特に鳥類の中でも猛禽類の場合は出現場所と消失場所、それにその間にどう移動したかが重要である。

Nレコは地図上に位置をプロットすることで、「何をいつどこで観た」という情報を記録することできるが、どう行動したかまでは関知していなかった。

それでも必要であれば..天狗様に関しては絶対必須..地図を表示してスクリーンショットを撮り、そこに画像編集でトレースを書いた画像を写真メモに登録するという使い方をしていたし、Nレコの前身となる非公開アプリ時代からそのような使い方だった。

先日そのNレコのアップデートを公開したが、今回はいよいよそのトレースを地図に描いてフィールドノートに保存する機能を追加した。

観察トレースの描画は通常は指のスワイプ動作になるが、タッチ操作可能なスタイラスペンも使用可能。また、iOS版ではiPadのApple Pencilにも対応している。

iOS版は一つ前でiPadに完全対応..従来も動作自体はiPadでも可能だったけど..しており、今回の観察トレース機能の実装で、野外でのApple Pencilによる運用がさらに有効になったはずだ。

尚、個人的にはAndroidも使っているがどちらかと言えばiOSがメインなので、iPhoneとiPad miniを場面によって併用し、iCloud共有でデータの相互共有する使い方である。

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商売柄、仕事仲間にカメラマンが何人かいるので、コロナ禍以降の撮影仕事はすべて外注任せである。

商業撮影はクライアントの都合が第一優先で、常にスケジュール調整が必要な現場なので小生が撮影に出向こともあるが、以前ほど前面に出ることはない。

昔からの趣味ではあるので撮影はするが、以前のようなわざわざカメラ抱えて撮影に出かけるという意欲もないのが正直なところ。

撮影意欲に関しては以前から浮き沈みがあるので今に始まったことではないが、こういうタイミングで考えることはいつも一緒で、撮影機材をドラスティックに変更しようかとつい画策してしまう。

とりあえず、とある撮影仕事のために手に入れた..その仕事で元は取っている..がほぼ使っておらず、防湿庫の肥やしになっているGFX一式を仕事仲間に払い下げるのは既定路線。

GFX100Sは画質は最高に良いが、趣味の面で言えばその高画質はまったく必要ないし、そもそも大きく重く外に持ち出そうという意欲がまったくわかないので、まあ宝の持ち腐れということだ。

それで代わりに何を手に入れたかはその時にまた記事にすることになるが、カメラ機材に興味がわかない現状では、まだしばらくはネット記事とカタログのリサーチになりそう。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ようやく天気が安定する季節が到来。夏からついこの月初くらいまで、天候急変には泣かされてきたからね。

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秋の上信国境

2023/10/19

NレコのAndroid版の新機能のベータも完了したので、先行していたiOS版共々フィールドでテスト。

今回は通信環境云々は直接関係ないので操作感など確認。が、やはり机上で考えたUIは現場では今ひとつなので、公開前に早々にブラッシュアップしなければ。

iPhone 13 mini

朝から笹藪漕ぎで全身びしょ濡れ。雨具で対策すべきであったが後の祭り。

iPhone 13 mini

標高1800m付近の森は紅葉真っ盛り。

iPhone 13 mini

午前中は気圧の谷が通り抜けたようで風が強かったが、隣のピークへの縦走の頃には穏やかな陽気に。

弱い風の中を2200m付近の稜線ではマヒワの大群が右往左往していた。

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晴れた日でもないとチョウの姿を見掛けることも少なくなったが、裏山へ入る林道沿いでヒョウモンチョウがヒラヒラ飛んでいるのを発見。

ヒョウモンチョウの仲間は似たような種類が多いので、素人にはその場で同定は難しい。通信圏内だったので一応Google先生にも聞いてみるが、予想通りいかにも適当な答えが返ってきた。

Googleレンズを筆頭に、昨今はAIを使って種類を判定できるアプリが増えてきているが、その回答をもってそれが正しいという風潮が生まれつつあるとのこと。

ただ、期待するケースすべてで絶対的な正確性を保証するものでもないので、そこは鵜呑みにせず、あらためて専門の図鑑なりで調べることは必要である。

特にAIの場合、間違った情報を「間違っている」と学習させないと、いつまでもその誤情報が提示され続けてしまうので、正誤のフィードバックを送る習慣もほしいところだ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

で、件のヒョウモンチョウはクモガタヒョウモンのようである。

初夏には姿を見せるが、暑さを嫌って盛夏には一旦夏眠する習性があるらしく、秋になって涼しくなると再び姿を見せるとのこと。

見た目は同じように見えるヒョウモンチョウでも、調べるとそれぞれに個性があって興味深い。まあ難点は前述の通り現場で同定が難しいことなんだけどね。

冬への備え

2023/10/17

いきなりというか唐突に秋が始まって、一気に朝晩は10℃以下の日が続いている。

県境部に冠雪..上越国境はまだだが栃木県境で確認..の報も届き、我が家の居間には無事こたつも設置済み。この月初の北東北への遠征時の寒さにも懲りたので、車載装備も冬用にすべて換装し、あとは冬タイヤへの交換タイミングを計っているところ。

一年365日は動かしようがないので、秋が短かいだけで冬は普通にやって来ると考えておくほうが無難である。

iPhone 13 mini / チゴユリ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ノイバラ
iPhone 13 mini / ミズキ

最近近所で見掛けた秋の実など。

今年は畑の作物が当たり年で、夏はスイカメロンで楽しまてもらったが、この秋はクリが豊作。

アク抜きを兼ねて丸一日水に漬けたら甘みが増して良き。難点は脂質の摂りすぎだが、冬を前に肥えるのは自然の摂理だからまあ良いかw

iPhone 13 mini

まだこの5倍は採れそうでしばらく楽しめそう。

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山間地で見掛けたリスのロードキル。タヌキやハクビシンはよく見掛けるがリスは久しぶり。

対向車があったので一旦通り過ぎたが、戻って確認すると外傷がないので轢死というより衝突死かな。

iPhone 13 mini

某博物館用の標本に良さそうと思ったが、あいにく適当な袋がなく、さらによく見るとダニーさんたちがワラワラと…

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秋の巻機山

2023/10/14

10月に入り天狗様シーズンインということで、久しぶりにグンマー辺境の地へ足を運んできた。

ちょっと前に冠雪の便りが届いているが、根雪になるととても素人には行けないエリアとなるので、その前にまずは県境から見て回ることになる。

巻機山周辺は新潟県との県境部であるが、群馬側からは基本的にアプローチできないので、新潟側から入山することになる。

例年紅葉期の週末は一般登山客で賑わい、麓の登山口の駐車も困難になるので、巻機山は平日がオススメである。

尚、中腹のブナ林の紅葉は例年より若干遅れている印象はあったが、それでもこのくらいの標高があると平地のように半月遅れっていう感じではなかった。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

標高差約1300mの登攀は久しぶりだったので疲れた。下りで普段は使わないダブルストックなど使ったものだから、翌日以降..これがジジィの証だ..に上半身を中心に筋肉がこわばって難儀した。

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少し秋色

2023/10/13

野外で終日突っ立っていると、少しでも秋っぽい雰囲気を探すことに無駄に腐心してしまう。

時が過ぎれば自然と秋めいては来るのだが、まあヒマに任せてといったところで、カメラマン時代のある意味クセのようなものだ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

特等席で秋色を眺めるかのような赤トンボ。

この時期アキアカネは当地ではすっかり見掛けくなったが、同じような標高の場所でも居るところにはまだ残っている。赤城高原にはトンボが繁殖するような水場が少ないので、そういう地勢的な理由が関係しているのだろう。

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