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晴れた日でもないとチョウの姿を見掛けることも少なくなったが、裏山へ入る林道沿いでヒョウモンチョウがヒラヒラ飛んでいるのを発見。

ヒョウモンチョウの仲間は似たような種類が多いので、素人にはその場で同定は難しい。通信圏内だったので一応Google先生にも聞いてみるが、予想通りいかにも適当な答えが返ってきた。

Googleレンズを筆頭に、昨今はAIを使って種類を判定できるアプリが増えてきているが、その回答をもってそれが正しいという風潮が生まれつつあるとのこと。

ただ、期待するケースすべてで絶対的な正確性を保証するものでもないので、そこは鵜呑みにせず、あらためて専門の図鑑なりで調べることは必要である。

特にAIの場合、間違った情報を「間違っている」と学習させないと、いつまでもその誤情報が提示され続けてしまうので、正誤のフィードバックを送る習慣もほしいところだ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

で、件のヒョウモンチョウはクモガタヒョウモンのようである。

初夏には姿を見せるが、暑さを嫌って盛夏には一旦夏眠する習性があるらしく、秋になって涼しくなると再び姿を見せるとのこと。

見た目は同じように見えるヒョウモンチョウでも、調べるとそれぞれに個性があって興味深い。まあ難点は前述の通り現場で同定が難しいことなんだけどね。