年別アーカイブ : 2023

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今夏は近所でクマの目撃情報が多い。

この月初、うちから300mほど離れたデントコーン畑からクマが出てくるところを、畑に隣接する民家の住人が目撃している。

そしてお盆には、上の集落の同じくデントコーン畑付近をうろついている個体を農家が目撃。それぞれ距離は離れているが、沢伝いに人知れず移動は容易なので、恐らくは同じ個体と思われる。

何れも目撃者が役場に連絡しているので防災無線が流れていたが、他の地区での目撃情報も時々流れてくるので、近年になく今夏はクマに関しては騒がしい状況だ。

東北や新潟ではブナの不作がすでに報じられており、県内でもブナに関しては不作の傾向であるが、赤城高原にはブナ林はないので、クマが口にする堅果類ならミズナラやコナラのドングリのほうが影響がある。

そのドングリもミズナラは不作傾向だが、赤城高原に多いコナラは例年並みなので、特に木の実が不作なのでクマの出没が多いというわけでも無さそうだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

オニグルミの実もクマはよく食べているが、こちらもまあ例年並みと言ったところ。

いやぁ、この蒸し暑さは想定外だ。

お盆も過ぎて例年なら朝夕に爽やかな秋風が吹いているはずが、何という湿度の高さだろう。台風7号の一過でさらに暑さマシマシで勘弁である。

朝から喜んでいるのはセミばかりだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / モンキチョウ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / モンキチョウ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / スジグロシロチョウ

季節柄もう花も少なくなって、見かけるチョウの種類も限定的だ。

人間、裏表なく生きるのを良しとするというのは理想だが、嘘も方便という便利な考え方があったり、戦略という概念もあるので、そこはあくまで心情として言うのが正しいのだろう。

そんな内面の話とは関係なしに、見た目で裏表ある生きものもがいるのも確かで、特にタテハチョウの仲間は翅を閉じている時と開いている時でまったく異なる、ある意味裏表が明確にある種が多い。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

そんなタテハチョウの中でもクジャクチョウの裏表別物は特筆である。

写真は山中の取水口の堆積物に寄って来ていたものだが、昆虫素人の小生は最初は別の種のチョウが来ているとばかり思っていた。それほど同じ種とは思えなかった次第。

見た目の派手さから孔雀の名が付いているのかと思ったが、天敵除けと思われる目玉模様がクジャクの飾り羽に似ているところからこの名前があるそうだ。英名もPeacockとそのままズバリである。

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20230817

2023/8/17

盛夏ともなればさえずる鳥は珍しい。ちょっと前までアレだけ叫ぶように飛び回っていたホトトギスも静かなものである。

その点、ホオジロは盛夏でもよく鳴く姿を見かける。時期的に求愛目的ではないのは間違いなく、子育て中でもないので縄張りの主張というわけでもなさそうだ。

そこに生態的な意味を見出すよりは、ただ鳴きたいから鳴くというほうがそれらしいか。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

まだ毬が小さい山栗の梢で一筆啓上。

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昨日は終戦記念日だったが、それは国内向けの終戦日という意味であって、対外的には降伏文書に調印した1945年9月2日または3日ということになる。

自分たちで勝手に負け戦をおっ始めておいて、実際に負けたら記念日と言っているのだから、どれだけ面の皮が厚いのかと思わなくもないが、降伏調印ではなく玉音放送当時にこだわるのは単に国体護持のためというところか。

などと、映画「日本のいちばん長い日」を観ながらつらつらと思うわけである。

iPhone 13 mini

ところで、オラが村は回覧板にこんなのが回ってくる土地柄だったりする。

赤城高原には先の大戦以前は旧日本陸軍の演習場があったため、戦後の開拓で不発弾が多数見つかっている。中には毒ガス弾もあり、ここ数年でもすでに数発が、ついこの6月にも「くしゃみ剤」をばらまく迫撃砲弾1発が見つかったばかり。

沼田には化学兵器の研究をしていた第6陸軍技術研究所の赤城分室もあったというから、それはもうさもありなん。うっかり鍬を振るうにも覚悟がいるというもの。くわばらくわばら..

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遅々として進みの遅い台風7号の運ぶ南海の湿った空気のお陰で、先週から大気の湿度が異様に高い。

昨日など熱中症警戒アラートが常連の群馬・栃木・埼玉以外の周辺で出されるという何とも稀な状況に困惑したぞ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

例年だとお盆過ぎには秋風が吹き始めるのだが、太平洋高気圧が弱まらないことには赤城高原も残暑に悩まされるのは必定だ。

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鳥影少なし

2023/8/14

鳥屋に言わせるとこの時期は鳥枯れということになるらしい。確かにお盆の頃ともなるともう鳥の姿は巣立った若鳥ばかりだ。

それでもそろそろ平野部では秋の渡りが始まっていて、山でも来月に入ればタカ渡りの時期となるので、今は中休みといったところだろうか。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

8月に入ってすぐぐらいまではまだヒバリが鳴いていたものだが、最近は姿を見かけても囀ることはもうない。

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真夏の草刈り

2023/8/13

先週末、台風襲来の前にと駆け込みで今月の草刈りに従事。

朝から午前中いっぱい掛けて夏草と格闘したが、この時期の雑草群の抵抗というか手応えはなかなかのもので、先月までよりプラス1時間オーバーと言ったところだ。

折しも当日は南から涼しい風が吹き抜けていたので、思ったよりは気温も上がらず助かった。

iPhone 13 mini

この時期の庭は花の季節を終えているのでチョウの仲間は少ないものの、ショウリョウバッタなどバッタの仲間が多数。

平らなところは隠れる場所をほぼ刈り取ってしまったが、敷地境界の法面には草場を残してあるので、しばらくはそっちに避難してもらえれば。

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ヤブキリ

2023/8/12

声はすれども姿は見えずのヤブキリ。見た目的には草っぱらに居そうなのだが、林縁部にいると意外に声は頭上から聞こえたりするので、普段は樹上生活者のようである。

なかなかに立派な顎の持ち主で、セミなども捕食する肉食系とのことだ。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

そんなヤブキリが路上の真ん中で瞑想中。

長い触覚がEVFや背面モニターではよく視えていないため、時々見切れることがある。頭の向いている方の空間を十分に空けて撮影すべし。

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昨日8月10日は8と10の語呂合わせで「ハトの日」だったそう。もちろん公式なものではなく、鳩サブレーを販売する鎌倉の豊島屋が提唱しているネタ話である。

そんな鳩と言えばキジバトかドバトをイメージするが、キジバトと並んでヤマバトと別名されるアオバトも忘れてはならない。

アオバトは海沿いの地域だと岩場に打ち付ける波をものともせず海水を飲みに集まるのが有名だが、もちろん内陸の山間地にも生息しており、我が県だと温泉成分の湧く沢に集まってくる場所が知られている。

名前が鳴き声由来というのはその通りだとは思うが、アオジのように昔は緑をアオと表現していたのでその辺りもあるのではないかと。実際、漢字表記では「緑鳩」と書くしね。

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-2

うちの近所でも通年その独特なアォーアォーという鳴き声を耳にするし、時々庭先をかすめて小群で飛ぶ姿を眺めることもある。

近くの沢にはよく留まるパーチポストがあって、タイミングが合えば目線の高さでその和のテイストの美しい色合いを眺めることができる。

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