月別アーカイブ : 2022/12

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県北を除けば上州の冬は総じて天気が良い。そしてこんな日は山日和なのである。

iPhone SE

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

上のカットは写真音痴の家人が撮ったのが、これがなかなかの構図でちょっと驚き。但しオリジナルは相当に水平が出てなかったのでそこは修正w

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XF30mm Macro

2022/12/10

このところ日の出前は氷点下が続いており、ようやく冬らしい気温になってきた。

朝は庭に一面霜が降りて真っ白になっているが、それが日陰だと9時頃まで残っているようになった。

FUJIFILM X-H2 / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / PROVIA

XF30mmは35mm版換算で45mm相当のいわゆる標準レンズである。

開放でもF2.8とF1.2とかF1.4が多い標準域では暗いのだが、レンズ前1.5cmまで寄れて等倍撮影可能..APS-Cなので1.5倍になる..なマクロレンズという位置づけである。

普段撮る多くはネイチャー系のスナップではあるが、言うほどはマクロレンズの世話にはならず、どちらかと言うと望遠ズームによる望遠マクロのほうが使い勝手が良い。

以前、XF60mmマクロを持っていたことがあるが、解像度番長の異名をとるほど切れ味の鋭いレンズなれどどうにも肝心の近接時にピンがなかなか合わないというクセがあって使うのに難儀した。

使ったことはないがマクロなら評判の良い換算120mm相当のXF80mmマクロがあるもの、いかんせんあれは大きく重すぎてちょっと使うには憚られるレンズで、それこそマクロ撮影専科なカメラマン用だろう。

その点でこの実にコンパクトで軽量な30mmマクロは、明るさを除けば一芸に秀でた標準レンズとしても使い回せて便利である。

ちなみに単焦点レンズなのでフードがあったほうが良いが、前述した通りレンズのすぐ目の前まで寄れるので、フードの装着は邪魔になるため、付属してきた純正の大型のものは使っておらず、ネットで見つけたパンケーキ用のフードを常時装着している。

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生きもの絡みではあるが、珍しく観察行為ではなくサンプリング調査のために県内フィールドの谷筋を遡行。

この手の作業は基本的に分野外だが、現地に地の利がある地元人指定だったのと、 Nレコの機能追加用のフィールドテストにおあつらえ向きなエリアだったので二つ返事で引き受けた。

ただ、事前にLINEで受けた情報に抜けがあって、サンプリング位置に順番があったというオチに。仕方なく林道奥に留めた車から沢の中を片道2kmほどを2往復するはめに..

地形の関係で時々右岸左岸と交互に歩かないとならないので、一部徒渉をすることになったが、時期的に水量が少ないのは助かった。でも水はさすがに冷たかったけど。

Google Pixel 6a

研究用のサンプリングらしいので色々手順・手続きが厳密で面倒。こういうのを生業にしている人たちは素直にすごいとおもうぞ。

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未だ収まらぬ新型コロナの流感、ウクライナとロシアの紛争、逆恨みによる元首相の暗殺、元統一教会問題の表沙汰、汚職にまみれた東京五輪、ワールドカップでの日本躍進などなど。

今年はなかなかに激動っぽい出来事が論えるわけだが、自分の周辺でも話題の出来事に論評する人たちを横目に、あの人はあーだったのかこの人もそーだったのかというのが、リアルでもオンラインでも色々浮き彫りになった年でもある。

自分と考え方が同じだからことさら共感するとか、真逆だから対応を変えるとかすることはないが、後者の場合それが自分への風当たりになるならそりゃまあ考え直さざるを得ないよね。

オンラインの世界はブロック機能で簡単に排除できるが、リアルに会う人、特に取引先の関係者だと面倒ではある。まあ今どきはそれもオンラインに変わったのでかなり楽ではあるが。

でも自分が年寄りの部類に入ったのが一番大きいだろうね。リアルだとこちらがフリーの外注..今どきは外部パートナーさんって言われてこそばいw..でも向こうから気を遣ってくるので。

で何が言いたいのかと言うと、人は見かけによらぬものであり、こういうことああいうことが起きなければその人の深層心理まで知ることはなかったな、というのが色々浮き彫りになった年だなという話。

iPhone 13 mini

意図せずさも今年を締めくくるような記事を書いたので、写真も先日山帰りに某所で食った十割そばをw

ここはJAF会員だとかき揚げ天ぷらがオマケされて良き。

カテゴリ:独り言

世界初の動物認識は富士フイルムが10年前に出した「FinePix F80EXR」だったというのは以前書いたが、レンズ交換式カメラでは後発組であり、時流に乗ってX-H2Sにもようやく被写体認識を搭載してきた。

今の季節では生きものはやや端境期に当たるため検証例は少ないのだが、今のところ印象としてなかなか良い。と言うかOM-1のそれ..このネタの下書きを書いた先月時点ではVer.1.3の改善ファームはまだない..よりは安定している印象である。

明らかに検出アルゴリズムが異なっており、極端な話OM-1は画面内でそれっぽく見える物体を片っぱしから検出して知らせて来るが、X-H2Sではそこまで誤認識?も少なく無駄なくマークしてくる感じ。

情報量の多い構図でフレーミングした時、OM-1では検出枠が忙しくなく画面内を動き回る..相当に演算速度が早いとも言える..が、X-H2Sではピンポイントでいきなりそこを指し示すという挙動である。

で、ここが肝心なのだが、以前から言っている例の「認識はするがそこにピンが来ない時がある」という独特のクセがOM-1にはあるが、X-H2SではAFモードがゾーンであばれ検出した物体にピンを合わせに行くので、挙動としてはX-H2Sのほうが結果的に安心していられるというのがある。

ちなみにAF-Cのカスタム設定をメーカー出荷時のままではなく、ゾーンエリア特性を「手前」にするのを忘れずに。これを設定するだけでX-T4でもイイ感じでAF駆動されるはず。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

X-H2S最初の被写体認識は仕事場の窓から撮ったうちの居候スズメ。連中は人の気配を感じるとすぐに逃げ隠れするのだが、その刹那でもX-H2Sに被写体認識されてAFが素早く合焦した。

無印H2も同じAFシステムと言われているが、認識速度もAF駆動もSのほうが明らかに早いのは体感的にもすぐ分かる。フジのカメラで生きものを撮る人にはX-H2Sのほうがオススメだ。

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散るもみじ

2022/12/6

山間のフィールドはもう冬景色となって次の春へ備えているので、一面ほぼ色のないモノトーンの世界である。

里山の低山周辺なら散るもみじを探せばまだ見つけられるかもだが、鮮やかな色彩なのは数日限りである。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

先月訪れた西上州の森。林床にもみじの星が散らばっていた。

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古寺の紅葉

2022/12/5

こちら山間地同様に平野部の紅葉も見頃が少し遅かったのと、今年は少しばかり長持ちしていた感がある。

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / CLASSIC CHROME

写真は先月後半に仕事の帰りに立ち寄った少林山達磨寺。

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11月に寒波らしい寒波が来なかったせいでとうとう木枯らし一号が吹かずじまい。同じ理由で11月中に来る当地の初雪もなかったし、風花すら吹かなかったのも珍しい。

北極振動の影響で今年は夏前から季節がすこしずれていた印象が強いので、冬将軍の訪れも遅れ気味ということになるのだろう。人の世界の暦など自然には関係ないしね。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

先月後半辺りから0℃まで下がる日が何回かあったが、今朝は-1℃と今シーズン初の氷点下となった。

まだ体が寒さに慣れてないが、本格的な冬を前に少しずつ慣らしておかないと。

写真は週初めの谷川岳の冠雪状況。

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現在行われているサッカーワールドカップで、優勝経験国のドイツとスペインに日本が勝ったと話題だが、こちら言うほどはサッカーに興味がないにわかであるw

が、オンラインMTGでも話題のつかみがそこから入るので、情報を集めておかないと若い人の会話についていけないので大変。

ドイツ戦は観てなかったが勝ったので、それではとコスタリカ戦は時間帯の関係で観たのだがパッとせず負けたので、こりゃドイツ戦はフロックでスペインなどましてや勝てないだろうとと高を括って観ないでいたら、朝になって勝っていたという状況。

結果だけ見ればボールの支配率が17.7%というのだから、そんなもんでよく勝てたなぁというのが正直な感想。

では決勝リーグを観るかと聞かれれば、うーんと言葉を濁すくらいのにわかであるw

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / Velvia

森で見つけたもみじの星。

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PureRAW2

2022/12/2

マイクロフォーサーズのOM-1は画質面で35mmフルサイズと世間で言われるほど差などないが、さすがに高感度域では分が悪い。

そこでノイズ除去に優れたサードパーティ製のPureRAWの出番となり、これがまた非常にスグレモノであっという間にノイズレスでクリーンな画質を出力してくれ便利なのである。

若干エッジが立って見た目解像度が上がったように仕上がる傾向があるが、ISO12800とかが普通に使えるようになるので、ひと手間増えるがこれを使わない手はない。

が、OM-1・GH6以降はPureRAW2でないと使えない状況だったため、しばらく様子見していたところ、2がX-H2Sに対応..無印X-H2も対応予定あり..したので、ブラックフライデー?で安くなったところでバージョンアップしてみた。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ISO6400

先日のシメ画像は記事にも書いた通り真っ暗けでISO6400を使ったのだが、そもそもX-H2Sの積層型センサーは読み出し速度重視で高感度には強くないので、暗部を持ち上げるとノイズが浮いてくる。

そこで試しにPureRAW2に通してからトーンカーブで暗部を持ち上げ、シメを中心にトリミングしたのが上の写真。元の写真の状況を考えればここまで復元できれば御の字であろう。

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