上越国境の山々を除き、山を歩いていると山の上で観音像や仏像をよく見かける。もちろん山を信仰の対象としているのは我が県に限った話ではないので、これは全国的なことではあるが。

修験道のような過酷な修行を行うケースだと標高の高い山となるようだが、里に近い低山では周辺集落の単位で仏像や偶像を建立し、五穀豊穣的な神事や祀り事の儀式に利用したりしている。

それらの像を目にすると、その風情はまさにいにしえとう言い回しが適当になる。

1枚目は観音像の一体だけピンを合わせて他をぼかしている。2枚目はお地蔵様の端から端までピンが来るように深度合成している。

県北を除けば上州の冬は総じて天気が良い。そしてこんな日は山日和なのである。

上のカットは写真音痴の家人が撮ったのが、これがなかなかの構図でちょっと驚き。但しオリジナルは相当に水平が出てなかったのでそこは修正w