PureRAW2
2022/12/2
マイクロフォーサーズのOM-1は画質面で35mmフルサイズと世間で言われるほど差などないが、さすがに高感度域では分が悪い。
そこでノイズ除去に優れたサードパーティ製のPureRAWの出番となり、これがまた非常にスグレモノであっという間にノイズレスでクリーンな画質を出力してくれ便利なのである。
若干エッジが立って見た目解像度が上がったように仕上がる傾向があるが、ISO12800とかが普通に使えるようになるので、ひと手間増えるがこれを使わない手はない。
が、OM-1・GH6以降はPureRAW2でないと使えない状況だったため、しばらく様子見していたところ、2がX-H2Sに対応..無印X-H2も対応予定あり..したので、ブラックフライデー?で安くなったところでバージョンアップしてみた。
FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ISO6400
先日のシメ画像は記事にも書いた通り真っ暗けでISO6400を使ったのだが、そもそもX-H2Sの積層型センサーは読み出し速度重視で高感度には強くないので、暗部を持ち上げるとノイズが浮いてくる。
そこで試しにPureRAW2に通してからトーンカーブで暗部を持ち上げ、シメを中心にトリミングしたのが上の写真。元の写真の状況を考えればここまで復元できれば御の字であろう。