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日曜無討論

2022/7/8

選挙期間中なもんで久しぶりに某NHKの日曜討論を観たが、討論にもなっていない相変わらずの無能進行ぶりには呆れる。

進行と言ってもただ順番に原稿通りに意見を言わせているだけで、この時期に朝やっている政見放送とまったく同じ。日曜無討論と名を変えるべきだな。

怒鳴りあって相手の意見に自分の発言を被せるテレ朝の朝生みたいな構成も考えものだが、相手の意見を受けてそれに受けて立つのが討論であって、言いっぱなしや言わせっぱなしは責任放棄も甚だしい。

時間が足らないなど言い訳にもならず、視聴率を気にする必要もないのだから、半日でも使って延々と垂れ流せば良いのである。

某NHKは金額はともかくも受信料を払うだけの価値のある良質なドキュメンタリーや自然科学の番組を多数作っている反面、政治部とそこが主導するニュース報道は本当にク○である。

民法でも、昔はテレ朝のTVタックルのような与野党の論客が向かい合って意見を戦わせる番組がゴールデンにもあったのだが、一度あれで政権がひっくり返ったのに懲りた..与党とメディアそれに経済界だな..のか、今や日本人エライ!みたいなくだらないバラエティばかり。

この週末も投開票が始まってからその手の番組をやりだすのかと思うと、あまりの出来レースぶりにため息は出るね。

iPhone 13 mini

山屋にはおなじみだが、うちの近所ではお目にかかれゴゼンタチバナ。

名前自体はどこかの山名..白山系?..由来らしいが、高い峰よりは高標高地の針葉樹林帯の林床で見られる。場所によっては準絶滅危惧種とのことだ。

デジタルになってカメラはセンサーとバッテリー、それにソフトウェアの塊となったが、機能追加にせよバグフィックスにせよ、各社ともそれなりにファームアップを重要視している。

後から機能追加するなど頑としてやってこなかったナイコンでさえ、フラッグシップのZ9に対してはドラスティックにファームアップを続けている。まあどう見ても発売日に間に合わなかったんだなとしか思えないけどねw

そもそもソフトウェアに問題がないことに越したことはないが、同業者の端くれとしてバグは必然なるものと認識しているので、まあその辺は鷹揚に構えるようにしている。

昔に比べたらカメラの購買単価が大幅に高くなっているわけで、ユーザーの立場からすれば願ったり叶ったりである。

この辺、某C社あたりは絶対にファームの更新で機能追加などしたくないと考えているのは間違いないが、もはやそんな事は言ってられない時代になったということだ。

iPhone 13 mini

フジ、OMDS、パナと手持ちの機材で最近矢継ぎ早にファームアップが行われている。

特にOM-1は例の物体認識AFの不条理さwが改善されているらしいので、これは近々確認しておきたい。

それとGH6は告知された内容自体はこちらには直接関係ないが、ファームアップしたところAnker PowerCore III Elite 25600からの給電が可能となったのは地味に嬉しい。以前も充電はできたがPDが機能しなかったので、大飯食らいのGH6には朗報である。

今回のGH6のように、往々にしてファームアップは機能追加と同時に既知のバグフィックスも兼ねており、しれっと問題の症状が改善されたりするので、なるべく速やかに更新したほう良い。

ただ、できれば人柱諸君の報告を待ってから数日後に行うのがベターなのは言うまでもないw

それにしても何でOMDSのファームアップはあんなに分かりづらくしてあるんだろうね。フジもパナも実に簡単にファームアップが完了する。フジなんてGFXもXもスマホアプリで直接更新できるので、PC要らずという便利さである。

せっかくOM-1で新たな船出を演出しているのだから、ファームアップも従来のアホみたいなやり方を踏襲せずに、新規に作り直せば良かったものを。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:,

携帯回線が使えないとGPSの精度にも影響があるので山では注意したほう良いという話をネットで読んだが、どこぞで聞きかじったような与太話に過ぎない。

まず、GPSは携帯電話など地上波の公衆回線とは何も関係がない。故に先日書いたように携帯回線が使えない奥山でもまったく問題なく使えるのである。

何より機内モードにして外部とのアクセスを一切遮断するほうが無駄な動作を抑制でき、バッテリーの持ちが劇的に良くなるので、山に行くならむしろ機内モードにしたほうが良いのである。

ではなぜ冒頭のような正しくない情報が出てくるのかと言えば、おそらくA-GPS(Assisted GPS)の話とごっちゃになってしまっていると思われる。

GPSは地球の軌道上にある3つ以上の衛星からの位置情報を捉えるため、衛星の位置関係によっては最初の測位に時間がかかる。そのためそれを補助する目的で、近隣の携帯回線の基地局の位置情報から三角測量で現在地を割り出すのがA-GPSである。正確に言うともっと高度な手法を用いているがまあそこは割愛。

さらに都市部では基地局以外にWi-Fiも利用できるので、近年建屋の中でも現在地が測位できるのはそれが理由である。

A-GPSは高い建物や障害物が多い都市部でなら有効に機能するが、そもそも携帯回線が使えないまたは電波が不安定なエリアでは逆に足かせとなってしまうので、現在地を正確には割り出すならGPS衛星の信号のほうが精度が高い。

ちなみに今どきのスマホにGPSは当たり前の機能であるが、iPhoneとAndroidなら総じてiPhoneのほうが精度が高い。これは実際にどちらも山で色々試しているので実感としてある。

Androidの場合は国産・海外ともにメジャークラスも格安も試している..ちょっと前まで開発用に各所から実機が支給されていたので..が、その中で良さそうな機種でもiPhoneには及ばない。

センサーの性能もあると思うが、iOSの位置情報計算の仕組みがよく考えられているのだろう。衛星の信号を取得できていればそれほど大差ないが、重要なのはその信号をロストしている間にいかに精度を維持するかということで、Appleはそこに腐心していると思われる。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO / ライブコンポジット撮影 / 3月下旬

手前にシカ除けの電柵が写り込んでいるのは田舎ゆえのご愛嬌だがw、特に難しく考えることもなくこういった手合の写真が手軽に撮れてしまうのが、OM-1などOMDS機のコンピューテショナル・フォトグラフィの凄さである。

この手の結果を見ていると、空や宇宙には色々飛んでいるものだと思う。直線的な軌跡は主には航空機と思うが、運が良ければ火球..いわゆる流れ星ね..が映り込むことも。方角があっていれば軌道を回る衛星のこともある。

余談だが、GPSというのは米が軍事目的で利用している衛星測位システムのことで、今でこそスマホ等で一般名詞的で使っているが、本来ならGlobal Positioning Systemという衛星システムの固有名刺である。

似たような例で、世間ではデジタルカメラをデジカメと呼んでいるが、デジカメが三洋電機の商標だったのは意外に知られていない。なので主要メディアはデジカメというワードを使わないようにしているようだが、三洋電機が数年前に商標を放棄しているので、現在はデジカメと称するのは問題ない。

その他、ちょっと前まで高齢世代が小口貨物の宅配サービスのことを宅急便と呼んでいたのも同じ。宅急便は商品名でもあるので宅配便が正しい呼び方になるが、最初に同サービスを始めたのがヤマト運輸なのでこれは致し方なしかな。

カテゴリ:気象・天体, 独り言|タグ:, ,

auは昨日の朝の時点でほぼ回復したという発表をしていたが、少なくてもうちのau回線はその時点では使えなかったな。まあ「ほぼ」って言ってたんで、そのほぼから田舎もんが漏れていたんだろうって認識でよろし?

その通信障害に関連して、登山者が山で遭難して救助要請できなかったみたいなニュースをみたが、マスゴミがここぞとばかりにミスをした企業を叩くいつもの姿勢には呆れる。

そもそも地図も読めないようなやつが山に行くなよって視点が必要なのであって、あたかもauの回線障害が問題だって論点が最初から間違っている。場所によっては電話が通じている事自体がレアケースなのだから、遭難はあくまで当該の個人的な問題だろう。

マスゴミ諸君、選挙期間中なんだからもっと報道すべきニュースがあるだろう。日和ってんじゃねーよ!

Google Pixel 5 / 上越国境の稜線部

奥山では基本的に携帯の電波は届かない。見通しの良い稜線部だと里の電波が拾える可能性はあるが、人里離れた谷筋では無理ゲーだ。

ただ、スマホにGPSの地図アプリを入れて、あらかじめ当該エリアの地図データをダウンロードしておけば、回線が通じていようがいまいが自分の位置をトラッキングすることができる。

本来は読図する知識と技量があったほうが良いが、ITを利用すればおのれの無能さをカバーすることは可能だ。もちろんITに弱いとか何とか逃げ口上するような情弱な年寄りなど論外だけどね。

山に登ること自体が自身の生存に対する修練のようなものなので、そこに日常生活の利便性を求めるほうが間違っている。道に迷おうが転んで怪我をしようが、遭難はあくまで個人的な問題として捉えるべきだ。

カテゴリ:, 独り言

先週末の au利用者は阿鼻叫喚だな。それほど今回の大規模通信障害の影響は大きい。

電話はともかくも、田舎住まいの拙者でもキャッシュレス化している..それでも現金は常に携行しているぞ..くらいなので、都会で日常をそれに慣らされている人はさぞかし大変だろう。

水道や電気同様にもはや携帯回線はインフラという位置づけなので、こんなIT後進国のニッポンであってもそこに付帯するサービスもすべからく全滅である。例えば気象庁のアメダスもau回線を使っていたようで、この猛暑の折りの重要な気象データが収集できないでいたようだ。

なので携帯回線の障害復旧もスピードの速さを求めらることになるが、今回のauの障害はちょっと遅過ぎだな。

ちなみに拙者はマルチSIM運用者なので、ドコモとauの両刀使いである。電話番号の関係でメインはドコモだが、バックアップを兼ねてauも契約して、常にフェールセーフに努めている。

稀に山間の過疎集落でドコモ回線が取れない地域があって、そういうエリアでも意外にauが入ったりすることもある..その逆もまた真なり..ので、そう言う意味でのバックアップでもある。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

梅雨明け後しばらく好天続きだったが、昨日は久しぶりに夕立があって猛暑も一段落である。

台風が近づいているが、西日本では懸念通り早くも水不足のところがあるようなので、恵みの雨となることを期待したいね。

カテゴリ:独り言

うだるような地上の暑さをよそに、尾瀬の池塘ではアカハライモリが涼しそうに泳いでいた。

トカゲ同様に九州以北ではイモリは本種だけなので、一般的にイモリといえば本種のことを指す。和名の漢字表記では「井守」で、この場合の「井」は水田を指す。

アカハラの名の通り腹側に派手な赤い模様があるが、上から見ている限りそれをうかがい知るのは難しい。

止水域を好むので条件が合えば平野部の池や沼地などにも生息している。子供の頃は田んぼにもいたが、農薬の多用など近年はなかなかお目にかかれないず、今や準絶滅危惧に指定されている。

今頃の尾瀬では写真のように池塘で泳いでいるところをよく見かけるが、これは春のカエル合戦と同じで繁殖行動をしているところ。幼生は脚が生えるまで水中で過ごすが、成体になって成熟するまでの数年は森の中など地上で過ごす。

欠損した部位が再生する脊椎動物としてトカゲが有名だが、トカゲの場合は尻尾だけでそれも骨までは再生されない。その点イモリの再生能力は半端じゃなく、尻尾のみならず脚も骨を含め完全に再生できる。

ちなみに似たような姿形で名前の語感もよく似ている生きものにヤモリがいて、よく双方互換で間違われるが、ヤモリは爬虫類でイモリは両性類である。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

意外に知られていないが、イモリは少量ながらフグと同じテトロドトキシンを体内に持っているので、体液に触れた手で口や目に触れるとただでは済まないので要注意だ。子供の頃もイモリだけは触らなかったな。

そんな毒があるからなのか昔から精力剤として重用されていたらしく、千と千尋の神隠しでも小道具としてイモリの黒焼きが使われていた。

ちなみに我が県の観光大使に井森美幸がいるが、イモリとはなんの関係もないし、これはただ言ってみただけw

カテゴリ:小動物|タグ:

下界の暑さを逃れ標高2500mの世界へ。ガスが漂う荒涼とした景色はさながら火星のよう。行ったことないけどw

iPhone 13 mini

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

折しもこの日は伊勢崎が6月としては異例の40℃超えで話題になっていたが、山頂付近は風が強かったせいで寒いのなんの。

フリースジャケットにレインウエアにと持っていた衣類総出で何とかしのいだが、日本列島は南北に長いこと以上に標高差による寒暖差のマジックがスゴイなとまじまじ感じた次第。

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午前中に家の南側の谷筋からサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきた。

近年、谷の上流域の杉林で繁殖しているのは判っていたが、以前から当たりをつけている林分からはそこそこ離れているし、何より家の中にいながらツキヒーホシホイホイホイを聞けるとは思わなんだ。

そしてさらに驚いたのはエゾゼミが鳴き始めたこと。例年だと7月後半の梅雨明けしてからなので、梅雨が開けた途端という意味では例年通りではあるが、それでも6月に鳴き出すのは非常に珍しい。

それにその前にまずはヒグラシが先なんだけど、カナカナはまだ音無し。でもこっちもそろそろカナ..

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

路傍ではホタルブクロが見頃。今年はアヤメをあまり見かけなかったが、草刈りし過ぎるのも問題だな。