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デジタルになってカメラはセンサーとバッテリー、それにソフトウェアの塊となったが、機能追加にせよバグフィックスにせよ、各社ともそれなりにファームアップを重要視している。

後から機能追加するなど頑としてやってこなかったナイコンでさえ、フラッグシップのZ9に対してはドラスティックにファームアップを続けている。まあどう見ても発売日に間に合わなかったんだなとしか思えないけどねw

そもそもソフトウェアに問題がないことに越したことはないが、同業者の端くれとしてバグは必然なるものと認識しているので、まあその辺は鷹揚に構えるようにしている。

昔に比べたらカメラの購買単価が大幅に高くなっているわけで、ユーザーの立場からすれば願ったり叶ったりである。

この辺、某C社あたりは絶対にファームの更新で機能追加などしたくないと考えているのは間違いないが、もはやそんな事は言ってられない時代になったということだ。

iPhone 13 mini

フジ、OMDS、パナと手持ちの機材で最近矢継ぎ早にファームアップが行われている。

特にOM-1は例の物体認識AFの不条理さwが改善されているらしいので、これは近々確認しておきたい。

それとGH6は告知された内容自体はこちらには直接関係ないが、ファームアップしたところAnker PowerCore III Elite 25600からの給電が可能となったのは地味に嬉しい。以前も充電はできたがPDが機能しなかったので、大飯食らいのGH6には朗報である。

今回のGH6のように、往々にしてファームアップは機能追加と同時に既知のバグフィックスも兼ねており、しれっと問題の症状が改善されたりするので、なるべく速やかに更新したほう良い。

ただ、できれば人柱諸君の報告を待ってから数日後に行うのがベターなのは言うまでもないw

それにしても何でOMDSのファームアップはあんなに分かりづらくしてあるんだろうね。フジもパナも実に簡単にファームアップが完了する。フジなんてGFXもXもスマホアプリで直接更新できるので、PC要らずという便利さである。

せっかくOM-1で新たな船出を演出しているのだから、ファームアップも従来のアホみたいなやり方を踏襲せずに、新規に作り直せば良かったものを。

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