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先日発売されたDJI Mini 2は運用時の機体重量が199gで、いわゆるトイドローンというカテゴリに入る。

同じく199gである先代のMavic Mini含めトイドローンはどこでも自由に勝手に飛ばせると勘違いしている輩が多いが、トイドローンが法的に適用外なのは航空法であって、依然として小型無人機等飛行禁止法の対象にはなるので、そこを理解せずに飛ばすと罰則が課せられる可能性がある。

最初に200gで線が引かれてから5年程度経過して、その間に飛行ドローンはめざましくし進化してきているため、次回の改正では100gまで上限が引き下げられることになっている。

そういう意味で今回のDJI Mini 2の発売は訴求ラインギリギリを攻める事情があったろうが、HUAWEI同様に世界的に中華製デジタルガジェットへの締め付けが厳しくなっていく状況は、今後もさらに広がっていくと思われる。飛行ドローンは兵器にも転用可能で実際にテロ行為にも使われている状況からすれば、そういうこともやむ無しだろうな。

国内の飛行ドローンはもうホビーユースで飛ばすのは敷居が高くる一方で、ソニーが急にドローンビジネスに進出すると表明したのもそういう事情あってのことと推察する。

まあどのみちうちは仕事で飛ばす都合上、包括申請で許可承認を取っているし、主な飛行エリアの所管官庁にも許可申請を受けているので、重さによる航空法の適用云々は関係ない話であるけどね。

iPhone 11 Pro

小型ミラーレスカメラのE-M1 MarkIIIと比べてみるとその小ささは一目瞭然だ。このサイズで4K30Pの空撮映像が記録できるのだから恐れ入る。

元祖折りたたみ式ではMavic Proも十分コンパクトであった。この手の小さいガジェットにデバイスを詰め込むのは日本のお家芸だったはずだが、もはやDJIに太刀打ちするのは厳しいと思わせる製品に仕上がっている。

iPhone 11 Pro

さらにローターを畳むとこのサイズに収まる。下からコントローラ、予備バッテリー収納ケース(3本収納可)、本体。とにかくザックやカメラバッグへの収まりが良く、せいぜい交換レンズ1本程度で、35mm版なら標準ズームよりも小さく軽いぞw

本格的にドローンでの空撮を専門でするわけではなく、あくまでフレーミングやアングルの多様性確保が目的なので、交換レンズ1本分というサイズ感は非常にありがたい。

DJI Mini 2

雪化粧をし始めた初冬の上越国境と奥利根方面を空撮。先日と同じようにこの尾根への取り付きにも1時間半程度を要するため、ミラーレスカメラ含め荷物は軽ければ軽いほど良い。