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裾野の広さは富士山についで日本で二番目と言われる赤城山。関東平野から望むとその片鱗を伺える山容も、県北からは眺めると実に緩やかでなるいものとなる。

度重なる噴火で山頂部が崩落したせいで、突出して高いピークを持つ山がないのが理由だ。そう、赤城山とは山々の複合体の総称を指し、それ自体の名を冠した山は存在しないのである。

FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

赤城と並んで上毛三山の一角をなす榛名の水沢山から東を望む。カルデラを形成する赤城のスカイラインが、夜明け前の空と大地を二分する。

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